高川山


今日は寒いが天気は冬型で良さそうです。甲斐大和から古部山に登り勝沼に下山の予定で出かけました。ところが高尾で乗る予定の 6:30発大月行が来ません。大月で乗りかえる予定にしていた 6:43発松本行まで高尾で待ちました。しかし、その松本行も発車が 7:07になりました。高尾・相模湖間の上りで信号故障があり、そのため下りも運休や遅延があったようです。すこし遅くなってしまったし、どうしようかと考え、高川山に変更しました。前回下り損ねた鍵掛峠(向峠)から初狩への道を今日は登ってみたいと思います。高川山の地図は、今日は、持ってませんが大丈夫でしょう。
日時: 2020年12月17日(快晴)
晋 万
5:32に乗って出る。星が良く見える。良い天気になりそうだ。今日は寒い。東京でも零下になったらしい。調布 5:47に乗って高尾 6:30に乗り、大月で後ろから来る松本行に乗る予定だったが、高尾に着くと 6:30がない。待っている人達が多い。何のアナウンスも無く次は 6:43の松本行。寒いホームで待つ。時間通りに来たので乗り込むと、7:07の発車だという。時間を遅らせて 7:07の甲府行の代わりに走ることになったのだろう。車内アナウンスでやっと事情が分かった。高尾と相模湖の間で信号故障があったらしい。出発を待つ間に車内で朝食をし、どうするか考える。古部山も行けるが、帰りが遅くなる。地図が無くても行ける山。と考えて、高川山に初狩から鍵掛峠経由で登ることにした。鍵掛峠は前回近ヶ坂峠から鍵掛峠経由で初狩へ下ろう思って間違って丸田へ下ってしまったのだった。逆方向だけどリベンジだ。下山は大月まで行く。

鍵掛峠に到着
初狩 7:50着。準備しトイレして 8:00出発。駅を出て右に行き、ガードをくぐって、一般ルートは左へ行くが、右へ。すぐ左に行って参籠八幡の前を通る。突き当たると正面の踏み跡が大岩山への登り口だ 8:10。今日は左へ行く。突き当たって林道に出て右へ。8:15 林道舗装の終点。ここから未舗装の林道になる。北側なので日が当たらず寒い。8:20-25 蚕種石(こだねいし)。左手、沢の右岸側、に岩がある。蚕種というより子種かな?。でも蚕の頭に見えないこともないね。ここで上着を脱ぐ。さらに沢沿いに進む。3分ほどで右側に道標石があり、右 山・左 やむら道とある。8:30左にテープがあるので左へ入り、すぐ右へ上がる。木に小さい道標が付けてあった。ここでシャツを脱ぎ、手パッツする 8:35。8:40炭焼き道が踏み跡になり、テープを辿って右の尾根へ上がる。上がりつくと鍵掛峠に到着 8:45-50。意外に早かった。

左にひと登りして近ヶ坂峠への分岐 9:00、右へ下る良い踏み跡がある。尾根は風があり寒い。さらに登ってやっと日が当たる尾根になった 782m付近。右に木の間から富士山が見える。9:30 890m圏、かんば沢の頭。左下に高川山の採石場が見える。葉が落ちているので見えるのだ。下って登ると羽根子山 896m 9:40。遮るものが無いので、富士山が綺麗に見える。ここから左寄りに急坂を下る。下り口に右に下る踏み跡があり、これを下るとゴルフ場の西側を通って金井から都留市駅へ下れる。羽根子山からの下りは滑りやすいのでロ−プがある。下って峠 9:55。右はゴルフ場に突き当たる。

高川山から富士山
そこから登り。すぐ上で直登から別れて左へのトラバース道に入った。大きなジグザクで戻ってくる。この道は良くないので直登の方が良い。さらに少し上がって 10:00道標のある分岐は左へトラバースする。以前、直登したことがあるが頂上直下では苦労した。トラバース道は真っ当な道だ。10:05初狩からの登山道に出た。右へ上がり 10:10高川山山頂に到着。良く晴れていて富士山が綺麗だ。いつもはここに着くと疲れてよれよれだが今日は元気いっぱいだ。女のひとが一人先着。写真を撮ったりお茶を飲んだりゆっくりする。笹子峠の向こうに鳳凰三山が見えた。老人二人が上がって来て、さらに二人組が上がってきたところで出発 10:25。

下って 10:30田野倉、禾生分岐。少し上がって道標の田野倉方面へ進む。ロープのある急な下り。800m付近でちょっと緩み、また下る。道標があり、過ぎて少し下ると田野倉への分岐 11:05。道標には登山道とだけあるがマジックで田野倉と書いてある。我々は直進。その先のロープのある急な下りを過ぎ、600m圏の平坦な尾根 11:15。そろそろお昼と思い、日の当たる風の来ないところを探して昼食にした 11:20-12:05。時々風が強くなると寒いが、あまり風が無く、日が当たるので良かった。

昼食を終え、進むと祠があり、その下が天神峠 12:15。峠から上がると、こちら側にも祠がある。登って行くと富士山が頭だけ見えた 12:20。今日は空気が澄んでいるのでまだまだ綺麗に見える。12:25峰山 585m。12:30 道路公団の三角点 550m圏。その先を右へ下る。しばらく下って上がると 512.8mの三角点。標石にオキ山と書いてある。下る途中富士山が見えた。多分この尾根から見える富士山はこれが最後だろう。下って 12:50左への分岐あり、綺麗な道だ。右へも分岐がある筈だがそちらは分からない。その先、笹のある道になった 460m圏の平坦尾根。地図にはこの付近を乗っ越す破線路があるが、道形は無い。木の葉が無いので右下の家が良く見える。緩く下って登ると、むすび山 463m 13:05-10。下りの斜面は 4月後半にはイカリソウが群落になる。春先はカタクリも多いようだ。

下って 13:15登山口。駅まで 30分くらいかかるから 13:33の電車には間に合いそうにないなと、橋を渡ったところで神社を見たりして、のんびり歩く。国道から左に入って富士急の上を渡ったあたりで、間に合うかもしれないと思い走る。まだ元気なので走れる。大月駅に着いたらまだ電車は来ていない。大急ぎで切符を買い、ホームに行くと丁度入ってきた。間に合った。よかった。電車は空いていた。早いので登山者は乗っていないし、学生も少ない。高尾で京王に乗り換えると、今日も、電車は新型車両だった。調布の乗り換えも良く、15:25帰宅。早い時間に帰宅できた。


古部山でも行けないことは無かったのですが、帰りが遅くなるのが厭で変更しました。懸案の鍵掛峠(向峠)への道も行けましたし、余裕をもって高川山に登れました。いつも高川山には疲れ切って着くのです。鍵掛峠付近からは富士山が木の間から見え、そこからずっと見え隠れしていました。高川山では、午前中の透明な空気の中で、とても綺麗に見えました。良かったです。鍵掛峠までは北側で日が当たらず、風もあって、めっちゃ寒かったですが良い山道でした。そういえば今年の初山行も高川山でした。