高畑山から倉岳山


中央線の上野原から大月にかけての南側に、800M級の山々が連なっています。 高畑山と倉岳山はその中でもポピュラーな山です。ちょいと行くのに良い。 冬の山です。
日時 1994年 2月19日
晋 万
随分以前に、晋は1人で行ったが万は、初めて。昨夜は、初め、富士吉田方面、杓子岳へ登ろうかと思ったが、5:00 起床というと万が「エー」と言ったのでやめた。7:00起床。ぱたぱたと準備して 7:30 過ぎ出る。万が、マホービンを用意したので重くなると思って晋機嫌悪くなる。今日は時計を忘れた。高尾9:03着。鳥沢は 9:30 頃に着いた。10人位の団体がいたので、この人達は扇山かな、高畑山かなと思ったが、いずれにせよすぐに我々は出たので先発。

高畑山山頂
貯水池を過ぎて山道。雪あり。凍った所もあり。少し歩き難い。沢沿いから、山道に入った所で、女の人3人づれを抜く。先発の人々もまだまだ居るらしく、雪の上の足跡新しい。871Mのピークをまいた所に、小屋跡。昔は破れ小屋が在ったように思う。ちょっとだけ記憶あり。ここから稜線での登りは急で、薄い雪で滑って大変。山頂までの尾根も滑って大変だった。山頂は十数人の先着あり。少しかすんでいるが、富士山が奇麗。その手前のこんもりは、御正体山か?右手に、三つ峠が見える。山頂は、土が出て、埃っぽい感があるが、広々として良い。暖か。風も無し。暑いくらい。正面には、菜畑山から、赤鞍、長尾、巌道峠の稜線が見える。

目の下はゴルフ場。昼食は、うどん。食べおわった頃には、団体さん10人位着。賑やか。手際良くシートをひいて、大きな鍋を出して豚汁、ビール、酒。ちょっと僕の趣味に合わない。我々は草々に退散へ。穴路峠への下り、初めは、雪も無い稜線だが、すぐ雪の下り。雪薄く、凍っている所は無いが早朝は氷だった所もあり滑る。穴路峠から120mほどの倉岳山への登りはやや急だったが、雪も無く、快調に登った。4人組みを抜く。倉岳山頂は余り展望良くない。高畑山で食事してよかったと思う。10人位居たが、我々はすぐ出る。

我々の前に、違う方向に下りていった人が居たが大丈夫だろうか。道はここで、ほぼ90度右に曲がるのだ。この下りも、南東向きの道はすごく気持ち良い。 「冬の日だまりハイク」だ。立野峠への最後のちょっとした下りが雪で滑る。ただ、晋は雪の無い所で、石で滑っておお転び。立野峠からに下りは、北向きで、べっとりと雪。男の人1人先に行ってもらった。初めなかなか上手く歩けないが、少し経つと慣れてくる。 足が滑るのも勘定に入ってくる。気持ち良く歩けた。沢を渡りかえしながら下山。 梁川駅15:15だった。15:34の電車に乗った。ラッキー。