陣馬街道を少し進むと左側に川を渡る橋が見えた。下り口に鉄塔巡視路の黄色い標柱がある。そこから下る 7:45。案内書では木橋とあるが鉄の橋に変わっていた。渡ると支沢沿いに道が奥へ入っていく。寒いのでシャツは着てきたが、ここで脱ぐ。出るとすぐ、右に赤テープがあり踏み跡が上がっていくのでそこから登る。そのまま沢沿いに行っても鉄塔巡視路のようだ。登り始めはちょっとだけ藪っぽいがすぐ炭焼き道になる。よい道だが落ち葉が積もって滑る。しばらくは急坂だ。万は今日は花粉対策で顔にバンダナを巻いているので息苦しい。いつもの元気が出ない。8:10鉄塔 430m。雪が出てくる。8:20 480m付近で少し平坦になる。8:25 528m。少し下る。8:30上がって 550m。下って、急登し、8:40 570mで左から尾根が来る。ゆるく上がって 600m圏のあかるい平坦部に着き、少し先が北高尾に来ると昼食するところだ。春になってきたので小鳥が多い。シジュウカラの群れがいた 8:45-50。お茶を飲んで、雪を踏んで行くと、すぐに縦走路に出る。地形図の 611m点。雪のトレールが出来ている。
関場峠へ向かって下る。道には雪があり滑りやすい。人が歩いてない雪を踏んで下る。鈴の音がするので誰か来るのかと思ったら走る人が来て滑りやすい道を下って行った。こんな道を走るんだと、ちょっとびっくり。9:00関場峠。林道はすぐ下だが下りは細道で滑りそうだったのでアイゼンを着けることにした。9:10出る。下って小下沢林道の終端に降り立ち林道を歩く。ここを歩くのは初めて。踏み跡があり、歩いている人がいるのだ。雪はあったりなかったりでアイゼンを着けているのでなるべく雪の上を歩くが、途中でアイゼンを外した。高圧線の下で左へ上がっていく巡視路の階段があった 9:25。更に進むと林道が崩壊している。南から小沢が合流するところで、林道の支線が分岐するところだ。小下沢林道と支線の林道の間には以前は橋があったらしい。沢床に降りると対岸に巡視路の黄色い標柱が雪に半分埋まっているのが見えた。ここから入る 9:30。
巡視路道を登って行く
はじめは小沢を高巻く感じで登るので、そのまま尾根筋に上がっていくのかと思ったら沢に降りて右岸を行く。踏み跡はところどころ崩れているので右岸といっても沢床を行くことも多い。雪があるが大丈夫。時々赤テープがある。少し進んで左岸寄りに行くようになった辺りからは沢床を進むようになった。案内書には 520mに「緑をたいせつに」の看板があるとあるが 520m付近でも見えない。荒れているので無くなってしまったのかな、このまま進んでも良いのかなと思いながら進むと 9:50巡視路の黄色の標柱があり、右へのトラバース道があった。看板は傍の木の根元に置いてあった。小さい看板なので気を付けないとわからない。沢筋にはまだピンクのテープが続くが、ここで沢筋を離れる。トラバース道なので滑るのも嫌なのでアイゼンを着けて 10:00出る。
トラバースは結構長い。10:10尾根筋に出てジグザグに登り、10:15鉄塔。大岳山がよく見えた。雪の上にイノシシと思われる足跡があった。雪がなくなったのでアイゼンは取ろうと思ったが、次の鉄塔まで着けることにした。7-8分で次の鉄塔。鉄塔付近は開けているので雪が多い。踏み跡がないので、先に上がる万は大変だ。後ろの晋は楽をするが、こういう時には先に行かなくっちゃね。鉄塔を過ぎるとすぐ登山道に出た 10:30。明王峠方面へ向かう。次の 673mの巻き道のところでアイゼンを外した。10:50堂所山巻き道。720mの防火帯への登りは泥濘。11:05底沢峠。11:15明王峠。富士山がきれいに見える。予定通りここで昼食にする。日がよく当たって暖かだ。富士山も奇麗だ。12:05出発。
高速の下を過ぎ、鉄道のガードをくぐると小原の郷、郷土資料館的な施設らしい 14:40。ここから国20を歩く。中学校の信号で右に入り 14:00相模湖駅に到着。14:08に乗る。高尾から京王線は 14:26発に乗った。帰りの電車は登山者も少なくて、乗客も少なくて車内ではゆっくり。調布乗り換え 15:35帰宅。