高尾山


権現山山域の大寺山から麻生山を予定していましたが、このところ万がやや不調、晋もやや不調です。天気もあまり良くなくて、曇りです。よって、今日は体調の確認を兼ねて、高尾山にしました。城山の東尾根を上がり、大垂水峠に下ってから、高尾林道に上がり、稲荷山尾根を下る計画です。
日時: 2025年5月29日 (曇、薄日)
晋 万
4:40起床。準備して出発。5:52に乗る。調布、北野乗り換えで高尾に 6:46着。バス停のベンチで朝食し、7:12のバスに乗る。バスは満席で少し立っている人がいるくらい。7:25日影で下車。林道に向かうと道端にオダマキが咲いていた。林道入り口で準備して、少し入って沢を渡り城山東尾根入口 7:35。

登って 7:45東尾根に出た。カントウカンアオイがあるが花は終っている。ヤマボウシが咲いていた。咲き始めで綺麗だ。今日見たヤマボウシはここだけだった。8:05御料局三角点 446m。林道から上がってくる踏み跡がある。ハナイカダがあった。8:25林道分岐 560m付近。フタリシズカが咲いている。8:30鉄塔通過。8:40 621m、図根点あり。下って群落のところ。咲いている。よかった。写真沢山撮る。8:50農工大 620m付近。少し上がった所のシュはもう花が終わっていた。9:00林道に出た。出た所のシロダモは新芽が綺麗だ。すぐ巻道に入る。お寺への分岐少し下のアオはまだまだだが花芽が出かかっていた。戻って上がる。エがある。

9:15城山山頂。人はまだ 5-6人だ。薄日が差しているが富士山は雲で見えない。でもスカイツリーはぼんやりと見えた。ミズキが満開。山頂の鉄塔横の小さい花畑はもう終わり。大きな花畑の花は終っていて、アヤメだけが咲き残っていた。9:20出る。キンランはもう終わりだが一株だけ萎れかかった花がまだ残っていた。下って 9:40林道分岐 550m付近。大垂水から登って来る人達に会う。ここからエがあちこちにあるので見ながら進む。ヤマはもう終っている。9:55群落のところ。咲いている。良かった。10:05左へ下る。沢筋のニリンソウは終っていた。10:20大垂水峠 320m。今日は高尾山方向へ上がる。タツナミソウが咲いている。赤い帽子を被った石仏を過ぎると高尾林道に出る 10:35 430m付近。

高尾林道から稲荷山コースに上がる
ここから八丁平と、ふれあい館への分岐がある。稲荷山コースへ向かって林道を行く。車のわだちあり。10:45山頂方向への分岐。前は鬼面の彫刻が置いてあったが、もう無い。ここにもふれあい館への踏み跡がある。後で調べると、ここから下ってふれあい館から林道に戻った方が林道を進むより近いようだが、道の状態次第だね。ここから初めて歩く。林道は暫く水平の後、下りになる。登って来る 2人に会う。その先で 1人に会い挨拶すると「人に会うとホッとしますね」と言っていた。11:00ふれあい館への林道分岐。下にふれあい館が見える。ここから林道は登りになる。その先でセメント道になるが 100m程でまた土の林道になった。11:20マムシがいた。路面と同じ色なので、万は気付かずに通り過ぎた。まあ、踏まなければ大丈夫。マムシは攻撃されることが少ないのだろう、ベタっと寝ていて動かない。マムシ獲りの人なら道具があればすぐ獲れる。少し先に高尾林道新設工事起点の標識があった。左へ上がる踏み跡があり、稲荷山コースへの旧道で 2.5万図に破線がある。その先のヘヤピンカーブのところが稲荷山コースへの現在の入口で道標がある。ここで昼食にする 11:25。

林道に座って食事していると人が上がって来た。何処から来たのかと聞くと下って行ってみたが道が無いので戻ってきたとのこと。高尾山はいろいろな人がいる。林道わきの木をつる植物が完全に覆ってしまっていた。クズかなと思ったがクズではない。葉は全縁のハート型。ツタじゃないし、マタタビでもないし、何かな?、全面覆っているのですごい。12:15昼食を終えて出発。すこし上がると左から旧道が合流する。12:20稲荷山コースに出た。琵琶滝コースとの交点のところだった。稲荷山の下り方向は厳重に止めてあって下れない。倒木があるらしく、その整理が済むまで当分通行止めの由だ。琵琶滝コース方向は、稲荷山コース通行止めの為、当分登り一方通行だ。やむなく山頂へ向かう。

可愛いイナモリソウを見た
12:30 5号路交点に出て頂上へは行かず 5号路を行く。12:35琵琶滝コース 6号路交点。琵琶滝は登り一方通行だ。ここから 1号路 (舗装路) へ行く人が多いが我々は 3号路を行く。浄心門のところまで距離は長いが歩く人も多い。小さい白い花がある。3種類ほど。写真を撮っている人がいるので花の名前を聞いて、晋も写真を撮る。今はイナモリソウ (稲森草) が咲いている季節だ。花弁が細いものと幅広で丸いものと 2種類ある。薬王院への分岐を過ぎると下りになる。ひと下りして水平になるとサイがあった。群落。葉はエと似ているので、万が「変わったエがある」と晋に言い、晋が見るとサイ。以前、不老山へのバリエーションで初めて見たが、それ以来だ。結構沢山あり、シャガの間に出ていたりもする。少し先に茶色い地味な花もあり咲いている。

13:35 2号路分岐。階段を上がると浄心門へ行く。2号路へ。13:45琵琶滝への分岐に着く。上ると展望台だ。我々は琵琶滝へ下る。急坂だ。6号路の琵琶滝コースが下れないので、ここを下る人が普段より多い。13:55石仏の並んでいる所に着き、ここから病院の方へ下る。病院の手前にサイがあった。左上に「中里介山妙音谷草庵跡」の碑がある。14:05病院駐車場に降り立つ。ここからは舗装路。3-4分で琵琶滝からの道を合わせる。稲荷山コースの登り口も厳重に止めてあった。14:15高尾山口駅。14:26の特急に乗った。コーヒーと先日新宿で買った華正樓の月餅。調布で乗り換え。15:40帰宅。


城山付近ではエが咲いてました。稲荷山コースを下れなかったのは誤算でしたが、稲荷山に行けないので回った 3号路では、知らなかった花が見れたり、サイもありましたので、結果オーライでした。3号路は初めて歩きましたが、花が結構多く来る人も多いでしょうね。高尾林道も初めてでしたが、歩いている人もいました。高尾のように、いつでも行っているような山でも、歩いたことのないコースがあります。思っていたよりも長時間の山行になりましたが、体調も問題なく、ちゃんと歩けました。天気も、薄日はさしましたが、曇りだったので、暑くなくて、晴よりも却って良かったかなと思います。今日は〇でした。