高柄山 (たかつかやま)
中央線の上野原から四方津にかけての南側に連なる山です。上野原から上がると、高柄山-倉岳山-高畑山を経て、さらに、大桑山-九鬼山とつながって行きます。
日時 1985年1月20日
晋 万
今日は、始めは三頭山の予定だったが、目覚まし時計の Set を忘れたか、鳴らず、起きたのが 6:30 だった。急遽予定を変更する。倉岳山、高畑山に向かうことにして出発した。と、いうのは、倉岳山は、晋は前に行ったことがあるがコースタイムで 4時間 30分に対して、高柄山は始めてだが 5時間 20分だったので、高柄山をやめたのだった。ところが電車の接続悪く、八王子で 8:59 の快速は、鳥沢には止まらない。その上、次は 9:12 ときたので、快速が止まる上野原から登れる高柄山にした。
晋としては、始めてなのでこのほうがいいのだが時間が心配だった。上野原の駅を 9:30 に歩き出す。我々の他に二人居た。途中道を聞いたり、民家で水を汲ませてもらったりして矢の根峠への道に入った。道は途中まで林道。終点には道標がある。そこから尾根をたどって行く。良い道で、矢の根峠まですぐだった。矢の根峠からは、道が細くなるが、しっかりした良い道。上り下りしていくが、気持ち良い。天気予報は完全に良いほうに外れた。
大地展望台
高柄山。山頂は高校生の団体が居て混んでいたが、腹も減ったので、ラーメンにする。美味かったが少し量が物足らず、パンを食べた。高校生の団体以外でも、ぽつぽつと登って来る。割に人が来るなと思う。大地展望台へ向かう高柄山からの下りは滑りやすく嫌な道だ。下りきって、少し登る所も滑る。皆、木を伝って上り下りするので道が広がっている。大地展望台への最後の登りは、80m 程の登り。少し疲れたが、展望台は気持ちの良い所だ。いっしょに電車を降りた人は、ここで昼食にしたらしく、食器を丁度しまう頃だった。その人は、寺下峠の方へ向かっていった。
我々はみかんを食べて下山する。落ち葉が多くて、踏んで歩くのは気持ちいいが、その下に小石が隠れているので蹴っ飛ばすと痛い。ゆっくり歩いて下山。ほとんど下りきったところで、石にけつまずいて、つま先痛し。靴下を1枚脱いだ。晋の登山靴は、少し小さくなったみたいで、靴下二枚は無理のようだ。コースタイムより大幅に早く、歩行約四時間。14:34 四方津駅着。電車もすぐきて良かった。