滝子山

滝子山は何度も登りましたが、今回は甲斐大和から曲沢峠を越え、造林小屋から鎮西池を通って行くことにしました。曲沢峠のルートは 5月に楢の木尾根に行ったときに通ろうと思ったのですが、沢に入ってすぐ崩れていたのと、持っている二万五千の地図の破線が違っていたので、植林地から、西尾根経由で大谷が丸に登ってしまったのです。今日は曲沢峠に再挑戦。沢筋は荒れているというがどうですか。峠から滝子山はの造林小屋のルートは一般ルートなのに今度が初めてです。
日時 2000年7月1日
晋 万

2ヶ月振りの山行。万のくるぶしの痛みの原因もわかり、天気も久しぶりに良いので、万始めてのテーピング山行。いつものように若葉台二番に乗る。6:15 高尾発に乗り、甲斐大和には 7:15着。笹子トンネルを抜けると天気は曇り。

7:50 曲沢峠入り口着。薄日が差してくる。今日は暑くなりそうだ。舗装がなくなるとすぐに鉄塔分岐 8:05。8:20 林道終点。今日は車もなく、日がさしてきて暑い。ヒトリシズカは、もう葉だけだが、ヤマオダマキが咲いている。前回引き返したところ 8:25。ちょっとした崩れを過ぎてまっすぐ進む。沢沿い。道はしっかりしている。所々立派な石垣の堰堤がある。8:50-55 水を汲む。道標がないが道はしっかりある。木もれ日でぬれた葉が美しい。少しで沢が二分する。右に行く。又すぐ沢をわたるところに曲沢峠の道標あり。地面に置いてある。

9:00 最後の水場の看板。ここからも沢沿いだが水はない。蝉がうるさい。じきにジグザグの登りになって 9:20 曲沢峠着。登山地図では、点線で道悪いと書いてあるが良い道だった。二万五千の破線路とは違う。ここから滝子山に向かう。滝子山には結構登るがここからの道は始めて。

沢山咲いていたオダマキ
9:40 笹子からの道に合う。少しで大谷が丸へ (西長窪経由) を分ける。この道は藪が濃そう。9:45造林小屋。ここからヤマオダマキが沢山咲いている。お腹が空いたが、頑張って山頂に行くことにする。10:30 以前造林小屋が在った大谷が丸への分岐。10:35 池のところ、今日は誰も居ない。休まず山頂へ。10:45 山頂着。誰も居ない。今日は残念ながら富士山は見えない。雁ヶ腹摺山方面はバッチシ見える。

山頂の木陰て昼食にする。食べている間に、南稜尾根から、沢山人が登ってくる。今はこのコース人気があるのかな。11:35 八王子山岳連盟とかの団体 (老年) が上がってきて、酒くさいので、早々出る。酒臭いくせに、今日は1時間も余計にかかったとか自慢たらしくて、年寄りの悪い癖だ。山でまだ歩く距離があるのに酒飲むと怪我するぞ。

初狩方面に向かう。12:00-12:05 桧平。ヤマボウシの木が在って、花が満開。その向こうに三つ峠が見えて、本当はその向こうに富士山が見えるわけだが。今日は駄目。12:40-50水場。麦茶を小さいぺットボトルに移して水を汲む。

13:10 車道に出る。日向で暑い。13:30-40 子神社。大きな杉がある。大月市内では、矢立の杉 ( 笹子峠の旧道にあり ) に次ぎに大きいそうだ。14:00 初狩駅着。電車は 14:09 良い時間だ。良かった。これは途中特急待ちが無く、高尾には 14:50着。乗換えが良く、15:39には若葉台着。自宅には 15:47着。良い時間に自宅に帰れた。

久しぶりに山に行ったが、体全体に汗をかき気持ちが良い。滝子山は、結構大きな山だとつくづく思う。時間が早いので、人にもあまり会わず良かった。