アモウ沢北側尾根から滝子山


久し振りの中央線の山行です。この時期、東丹沢はヒルが出て、特に雨の多い時にはうようよ出ます。それで中央線方面へ。滝子山に裏側から登る感じで、アモウ沢の北側尾根から滝子山に登り、以前見つけた桧平から大鹿林道へのルートを下山する事にしました。
日時 2011年 6月 5日 (晴れのち曇)
晋 万
大月からのバスの関係で、若葉台 5:25発に乗って橋本へ。このところ調布回りが多いので橋本は久し振り。天気予報は、昼から悪くなる予報なので登山者は思っているより少ない。大月には 6:49着。大月駅前は、昔あったお店が全部移って広々。ロータリーになるそうだ。7:10発のハマイバ行き。乗客は我々のみ。間明野で下車 7:30。少し戻って金山神社前で支度。

エゾエノキの大木
まず神社にお参りする。ここにはエゾエノキの大木がある。7:35 神社の右から踏み跡を上がってゆくと舗装の道に出るが、舗装はすぐ無くなり、堰堤を下に見て峠への山道に入る。沢沿いに上がりきると切目峠。前はここから右に大久保山へ向かったのだが、今日は真っ直ぐに恵能野川へ下る。道標には滝子山とある。下りきって堰堤の前で川を渡る。橋は無いので飛び渡り。渡って上に上がると直径10センチくらいのホースの通っている道にでる 7:55。道に出た少し下流側には廃車が見えた。

2-3分で堰堤の上で沢を渡り今度は左岸を行く。道は良いけど橋がないのがつらい。3-4分でまた渡る。こんどは壊れかかった橋あり。また 2-3分で川。ここも飛んで渡った、8:05。また左岸になった。新緑の気持ちの良い道。ヤマツツジが咲いている。8:10 左下に滑滝。すぐに赤ペンキで矢印と3と書いた大岩が左にあり。8:15 道が崩れているところ。一旦河原に降りて又戻る。赤テープあり。8:20 小沢を渡る。8:25 壊れた桟道。前を行く万がキジを見た。

8:35 鉄塔 18号、19号を指す黄色の標柱。沢を渡る。ヤマツツジ。晋はリスを見た。すぐ大木の根元に祠。壊れて屋根だけしかないけど無事を祈る。その先で 18号、19号の分岐。右の 18号は大久保山方面。真っ直ぐ 19号のほうへ進むと 19号への分岐になる、8:40。真っ直ぐ進む。8:45 道が崩れているので一旦左の沢へ下りた。少し上がると沢が分岐する。中間に「BM4 H=999.97M 森林テクニクス」という白い看板あり。そこから中間尾根がはじまるが、右に行き一旦もとの道に戻る、8:50。もとの道はさっき分岐した右側の沢沿い。でも沢沿いは道が無くなり、すぐ又左に戻って、結局は先ほどの白い看板から、沢の中間を真っ直ぐ上がってきたと同じになった。沢に下りてからここまでの間だけ道形がはっきりしないが、ピンクのリボンがある。

キレットを通過
ここから中間尾根上を続く道を行く。薮を透かして左側にみえる尾根が、多分、以前に登ったお上人のタルのピークへの尾根だろう。9:00 炭焼き窯の跡があってピンクのテープがあり左へ下る踏み跡がある。ここを入ると沢を渡ってお上人のタルのピークへ行けるはず。今日は真っ直ぐ。道は杉林の中。9:05 正面に大堰堤群が見え、上がると林道終点。林道を上がって行き舗装が切れた付近から法面の踏み跡を上がって尾根に取り付く、9:10。

ここからは尾根をひたすら詰めればよい。上がると木にペンキでアルファベットが書いてあり、上がったところが C。初めは細い尾根の急登。9:20 すこし落ち着く。左にお上人のタルのピークとピークから落ち込んだお上人のタルが見えた。ヤマツツジが満開。まだ蕾もある。サンショが多い。番号はCから始まり kから先は、9:35 岩が出てきた。Kで番号は終わり。少し上がって少し下る。ミツバツツジの花がもう終わり近くで花びらが落ちている。9:45 ちょっと一息。この辺までくるとサンショはもう無い。ヤマツツジも全部蕾の木もある。新緑がきれい。

9:55 1400Mくらいまで来るとミツバツツジがまだ元気に咲いている。イワカガミがあった。花は殆ど終わっているがまだ残っているのもある。10:05 伐採のワイヤが残されている。10:15 やっと平坦になった、1460Mくらいかな。10:25 1490Mくらいのところ。この辺のミツバツツジはまだ花びらが落ちてない。左を見ると滝子山の大ザレが良く見える。少し下ってあとは平坦。満開のミツバツツジの木が多い。少し行くと枯れた笹が出てきて、すぐに登山道に出た、10:35。道標が立っているところ。あがってきた方はトラロープが張ってあった。

山頂のミツバツツジ
滝子山へ向かう。少し下るとアモウ沢乗越 10:40。滝子山から来る人と出会って、10:50 造林小屋跡。10:55 鎮西が池。11:00 表登山道。11:05 山頂。誰もいなかった。天気は高曇りで富士山は見えない。山頂はミツバツツジが満開でヤマツツジの蕾と赤紫と赤混じっている。その満開のミツバツツジを目の前にして昼食。すぐに登山者が上がってきた。山道を修理している人達も来た。風が無いので寒くもないしゆったり。11:45 出発。

11:50 三角点。12:00 男坂女坂分岐。今日も女坂へ。前回は葉が無かったが今日はミズナラの新緑が美。12:10 桧平。ヤマツツジの大きな木があって、満開で迎えてくれた。今日は大鹿林道へ下る。入口の道標に滝子林道へ 70分とあり。そんなにかかるはずは無いと高をくくって出発。出だしはよく整備されていたがさすがに歩く人は少ないようで、少し下ると枯葉を蹴散らす感じになった。晋は右腿がつって 5分休む。12:20 細尾根に乗った。1230M付近はやや緩やかな細尾根。1200Mあたりから普通の下りになる。

12:40 1155M尾根上のコブ。また、今度は左腿がつる。ここから急な下り。一段下って少し平坦 1130M付近。また少し下って平坦になる 1100M付近。ここが地図の 1095M標高点かな、12:50。その先でトラロープのある岩場。下りはロープに頼らない方が下りやすい。そこからは真っ直ぐ尾根の下りになった。13:00 900M付近で右への整備された道になった。大きく右へ行ってから、くの字に左へ曲がると右下に林道が見えた。あと 30Mくらいで林道にでるところで又今度は両腿がつる。今度は我慢できる痛さだったので、このやろうと足を叱ってゆっくり下りた。

12:35林道。ここは林道が平坦なので右か左か迷うところだが、道標があり、国道 20号線に向かって左へ。すぐ沢を渡り沢の左岸の林道を下る。13;15 沢を渡り、渡った下で沢に下りて水を汲んだ、13:15-25。13:30 白岩大権現分岐。大権現まで遠いかな思いつつ大権現に行って見ることにしたら、すぐの右上に小屋みたいのが見え、そこだった。天狗の顔をした木の人形が沢山供えてあった。お参りして戻って 13:35。下って 13:45 巨大砂防ダム工事中。通り過ぎて 13:50 渡戸。炭焼き小屋を過ぎるとすぐ峰の山登り口の天神社 13:55。高速をくぐると一里塚跡。中央線をくぐって 20号線に出た 14:00。

初狩と笹子の中間でどちらにも約 3KM。初狩へ向かい 14:35駅着。駅で顔洗って着替えして 15:08に乗る。大月で乗換え、7分待ちの 15:25発。八王子 16:18。走って乗換えて 16:20の横浜線。橋本で買い物して帰った。


登りは林道まで沢を何度も渡ります。道は良いのですが橋がないのでつらい。林道手前はすこし地形が複雑です。林道から上は気持ちの良い尾根でした。新緑も綺麗だしヤマツツジ、ミツバツツジが良かったです。尾根自体も変化があり楽しかったです。滝子山まで登って、山頂からの下りもミツバツツジが多く、アモウ沢の尾根を登りながら、もう 1-2週間早めにこの尾根にミツバツツジを見に来たら良いねといっていたのですが、ミツバツツジだけなら、アモウ沢の尾根までわざわざ行く必要はないですね。このところ晋はどうも足がつります。今日はお昼の後、山頂で体操したり、途中でも足を伸ばしたり屈伸したりしましたが駄目です。やっぱり足を叱りとばして歩かせる以外になさそう。次回はスパルタ式でやりましょう(とは言っても歩けないほど痛い時もあるしねぇ)。