山道に入って下り大鹿川を渡る。少し上がると鉄塔。さらに少し上がると二つ目の鉄塔があり、道標があって、左にオッ立南尾根への踏み跡を分ける、8:50。気持ちの良い道を快調に登る。9:05沢を渡る。平ツ沢に入る時はこの付近から入るが登山道はずっと沢に沿っている。9:10右下に綺麗な小滝。9:25沢から離れて登りになる。9:30道が分岐。左は大鹿山、滝子山とあり右は滝子山(難路)とある。ここは右(沢沿いの道)へ行く。入ってすぐ右下、木の間から滑滝が見える。急な細い滑滝で、どうやらこれが30mのモチケ滝だ。少し上で右に下る踏み跡があり、滝見物の道らしいがかなり急だ。今日は省略。
河幅いっぱいの滑滝
ホオノキの大木があり、その先に6mほどの綺麗な滝があった。9:45右に5mの滑滝がみえる。降りてみると沢幅いっぱいにきれいに流れている。戻って今度は滑滝の上に下りてみるとここから沢幅いっぱいの大なめ。左端(右岸)を少し歩いてみた。登山靴だと滑るが草鞋でなめの中を歩けば気持ちが良いだろう。登山道に戻って進む。ウバユリがあった。花茎が伸びてつぼみが着いていた。9:55先程の分岐から来る道とあう。その先で沢は二つに分かれ、道は右又に沿って行く。10:05造林小屋跡。ここでも沢が分岐し、道は左又に沿って行く。ここを右又に入り、右に藪を漕いで上がると滝子山から浜立尾根への稜線に出られる。
造林小屋跡からの道はヤマオダマキが昔は沢山あったが今は葉も出ていない。道端の葉は万はヤマシャクヤクと言う。ちょっと葉が細いような気もするが写真を撮っておいた。10:20沢筋を離れて尾根に向かう。10:30大谷が丸分岐、防火帯の下。防火帯を登って行くとナツツバキの花が落ちている。花は高いところなので見えにくいが探すと花が見えた。防火帯にはマルバダケブキがある。花はまだまだだ。10:45大谷が丸分岐、防火帯上、造林小屋跡。一人先着の人がいた。10:50鎮西ヶ池。もっと遠いかと思っていたがすぐだった。10:55初狩からの登山道と合流。先程の先行者がここで休んでいた。すぐなので我々はそのままあがる。
3分で滝子山山頂到着。先着一名山名柱の横で休憩していた。富士山は雲に隠れて見えないが三つ峠は良く見える。反対側は大谷が丸、黒岳から雁ヶ腹摺山。山頂の木陰で昼食。風が涼しくて気持ちが良い。休んでいた人が上がって来たがじきに出て行った。先行者も出て行き、我々だけになった。のんびり昼食。アキアカネが飛んでいる。ツマグロヒョウモンが一羽飛んできた。リョウブの花が咲いていた。下山は寂尚尾根を下りることにして 11:50出発。
右に10m行って左へ下る。下降点は伐採されていた。13:35鉄塔。植林帯を下ると13:40アカゲラが鋭く鳴く。杉の枝にとまっているのが見えた。今日はカメラが望遠じゃないしファインダーもないので方向も決まらず、やみくもにアカゲラの方向に向けてシャッターを切ったが勿論写っていなかった。でもはっきりと見えたので満足。13:45寂尚苑(トゥモローランド)。もう人はいないようだ。すぐ車道に出て大鹿川を渡り、桜公園を過ぎて、高速道路の上に出る。ここからは日影が無く暑い。吉久保のバス停14:00。時間をみるとバスが14:01で、すぐ来そう。ちょっと考えたが、歩いても電車にはゆっくり間に合い、駅で身体を拭くくらいの時間はあるので歩くことにした。
国道は駅まで緩やかな登りだ。日影が無く暑いのでこたえる。道路わきの温度計は31度になっていたが歩いている実感はもっと暑い。笹子川を渡って笹一の前に出ると前方に駅のガードが見える。14:20笹子駅に到着。改札を入ったところに流しがあるので晋はそこで顔を洗い身体を拭く。万はトイレで身体を拭く。着替えし、さっぱりして14:35の高尾行きに乗った。時間的に早いので電車は空いていた。この電車もお見合い席。高尾で京王に乗り換え、調布回りで帰る。16:45帰宅。