滝子山


連休に滝子山にイワカガミを見に行った山行文を読みました。咲いているそうです。ここのところ滝子山以外の山にイワカガミをを見に行っています。3年振りにに滝子山にイワカガミを見に行くことにしました。が、土曜日は晴れ、日曜日は午後から曇り、月曜日は雨との予報です。気分的には日曜にしたかったのですが、よく晴れる予報の土曜日に行く事にしました。寂尚尾根 (南稜) から上がり浜立尾根を降りる予定です。久しぶりの中央線ですし、週末なので登山者は多いと思いますが、イワカガミを見るのが楽しみです。(寂尚の尚はりっしん偏がつく)
日時: 2024年5月11日 (快晴)
晋 万
今日は滝子山。寂尚尾根を上がって浜立尾根を下る予定。4:20起床。よく寝て目覚ましで起きた。準備も早くできたので 5:10に出る。5:22に乗って調布で乗り換え。本線は混んでいたが調布で沢山降りたので並んで座れた。北野で乗り換え。びっくりする位登山者が多い。高尾 6:30発の大月行は土休は立川からくる。これも登山者で混雑だが 10両なので後ろの方は空いていて座れた。車内で朝食。大月では富士急に行く人が多い。我々は松本行に乗り換えだが山行きの人で大混雑で到着。笹子で降りるので後ろの方に行くと少しは空いていてばらばらだが座る。こりゃぁ前の方の人は甲斐大和から大菩薩だね。栄和交通は大忙しだ。電車から川沿いにアカシヤの白い花が満開なのが見える。

7:35笹子着。普段は多くても 4-5人だが、今日は十数人降りた。さすがに土曜日だ。すぐ出発。国20を歩く。アカシヤの花が咲いている。吉久保入口から入る。8:05鹿柵。マイクロバスタクシーが 2台来た。団体さんだ。鹿柵から入って橋の手前で降りていた。トゥモローランド入口で一人準備中だ。我々は少し先の橋の手前から入る 8:10。植林地を上がって 8:25鉄塔。8:35林道に出た。

横切って上がり尾根筋に出て少し上でお茶 8:40 932m付近。8:50 980m付近から平坦から緩い登りになる。1000mを越えたあたりからヤマツツジが咲いている。1030m付近で緩やかなコブを越えてしばし急登。1100m付近にはヤマツツジが多い。まだ元気で綺麗だ。1130m辺りの緩いところで 2人抜く。パンを食べていた。9:10ブナのところでお茶 1150m付近。ヤマツツジはつぼみが多くなってきた。ここから急登になる。

イワカガミ見参
9:30鳥獣保護区の赤い看板。ここから岩場になる。前方に 2人見える。1250m付近から上ではミツバツツジが綺麗に咲いている。2人を抜いて行く。9:45 1300m、このコース唯一の鎖があるところだが鎖は木に巻き付けてあり、垂らしてなかった。事故があったのかも知れないね。上に 2人。岩を巻く手前でその 2人を抜いて、右側を慎重に上る。この急登からイワカガミが出てくる。最後は左寄りに小さい一枚岩を上がって尾根に上がる 9:50。正面に富士山が素晴らしくきれいに見えた。今日は空気が澄んでいる。右に南アルプスも一望だ。神経使って登ってホ!とするところなので富士山が嬉しい。

ここから右に尾根伝いに行く。イワカガミが群生。ちょうど満開だ。良かった。少し下ってまた上がるとイワカガミが群生。その先の平らな岩のところは右側に巻き道が出来ている 10:05。以前は岩の上を通ったが巻き道のほうがイワカガミが沢山見える。ヒメミヤマスミレの小さい花がある。10:20浜立尾根に出た 1590m。

荷物をデポして滝子山へ向かう。付近はオオカメノキがあって白い花が咲いている。10:35-40滝子山山頂。7-8人いるけれどもまだ早いので混雑はしていない。今日は空気が澄んでいて富士山がすごく綺麗だ。反対側の黒岳、雁ヶ腹摺山も綺麗に見える。山頂省略とか思っていたが来てよかった。戻る途中寂尚尾根を登ってきた人たちとすれ違う。戻って 10:55寂尚尾根分岐。リュックを持って出発。新緑のきれいな尾根を浜立山へ向かう。

富士山が綺麗
ここからは人が少ない。上がってくる人 2人に会う。1人は同じ電車の人だ。ミツバツツジがあちこちに咲いている。11:10浜立山 1482m。道から 2-3m上がるので見逃すことも多い。すぐ先で左へ下って仏岩の頭 11:15。手前にイワカガミの群落がある。岩の上で昼食にする。270度の大展望だ。右は奥秩父の国師岳から五丈岩の金峰山。その左に八ヶ岳。小さく茅が岳も見える。南アルプスは甲斐駒から笊まで全部見える。富士山は正面に大きい。富士山の左は御正体から今倉山が見えて、左方は丹沢蛭が岳まで見えた。今日は空気がきれいなので最高だった。12:00昼食を終え、景色を堪能してから、イワカガミの写真を撮ったりして 12:10尾根に戻った。

2-3分で尾根の分岐。ミツバツツジが咲いているところで左に下る。ミツバツツジが多い。急坂になるところで 6人組と会う。万は「山頂混んでますか」と聞かれて「早かったので混んでなかったが、今は分からない」と答えたが、寂尚尾根を上がった人だけでも 7-8人はいるから、この時間に行けば混んでるだろうね。12:20大岩。真っすぐは岩尾根で左は落ちている。右側を下るが急坂だ。ミツバツツジが咲いている。慎重に 5分ほど下って落ち着く。

12:35 1300mくらいで晋は左足が攣る。ここから晋は右足も左足も攣りそうになる。攣る前に分かるので塩を嘗めながら気を付けて下る。1150m位まで下がるとヤマツツジが出てきた 12:50。綺麗に咲いている。新緑が綺麗。ザラザラした道を下り、植林地になり、仕事道を下ると 登山道に出た 13:10。下って、橋をわたって上がり 13:20林道。ここの地蔵は文政3年、左側に「此方たの道」とある。田野は大鹿峠を越えた向こう側だ。今の感覚では遠いが昔の人にとって峠越えは当たり前だったからねぇ。14:27の電車には間に合うと分かったので水場でコーヒー用に水を汲む 13:25-30。すぐ林道交点。13:35姥神。13:40おそ沢の橋を渡ると朝の登り口につく。5分で鹿柵。国20に出ると暑い。緩いが登り坂だ。笹一を過ぎると駅は近い。14:10笹子駅到着。

少し時間があるので体を拭き、シャツを着替えてすっきりした。登山者は少しずつ増えてきた。電車は1時間に1本しかないのだ。14:27は大月行。乗客は多い。大月で東京行に乗り換える。こちらも乗客は多いが前の方に行ったら空いていた。コーヒーと饅頭で一息つく。追い越していく特急が遅れたので 6分遅れて 14:53発。高尾で京王に乗り換え。北野、調布と乗り換える。17:00帰宅。


イワカガミは満開でした。ちょっと早すぎたり、ちょっと遅すぎたりすることが多いのですが、ピッタリでした。久しぶりの寂尚尾根も良かったです。空気が澄んでいて富士山や南アルプスも最高に綺麗に見えました。ツツジも、下の方ではヤマツツジ、上の方ではミツバツツジか良く咲いていました。浜立尾根に出たところではオオカメノキの白い花も咲いていました。さすがに土曜日で電車は登山者が多くて混みました。寂尚尾根もいつもは殆ど人に会わないのですが、今日は我々が会っただけでも 10人近くいました。以前より歩いている人が多いのでしょうね。大満足の山行でした。