7:40 - 7:45 大鹿川を渡った所で、身支度。 8:30 ズミ沢の出会い。 8:35 ズミ沢を渡る所で一休み。天気良い。水を汲む。冷たい。こちら側から山に入ったのは 5人だけ。鳥が鳴く。ウグイスが多い。 9:00 切石。一度道を間違える。 9:15 曲沢峠分岐。新緑には、まだ少し早い。 9:40 沢の分岐点。 9:50 右へ行く。一休み。
藪道を行く。ここから道はズミ沢の方へ曲がって行く。道幅は普通の山道となるが、変らず歩き良い。ズミ沢を渡る地点で一休みする。水を汲む。荷がぐっと重くなった。渡ったあと直ぐ右に曲がるべきを又も見逃してまっすぐ進む。今度はしばらく道が続くので、少々藪のうるさい道と思ったが進んで行くと 5分くらいで道無くなった。少なくとも造林小屋までは良い道のわけであるから戻ると、正しい道が見つかった。切石というのは、余程大きいかと思っていたらそれほどではない。
ここで、先に道を間違えたときに抜かれた夫婦ずれを抜く。切石から曲沢峠分岐を過ぎてしばらく、右側の沢は滝。滑があって美しい。道は山腹をぬって進むが所々ザレ。危険は無いが道のりは思ったより長い。この辺からぼちぼち腹が減ってきた。二俣の所で一休み。水を飲んで、おかきをバリバリと食って、飴をしゃぶって少し元気が出た。この二俣は迷わず右へ。少し行くと造林小屋があった。ぼろぼろの破れ小屋。小屋を過ぎてさらに少し行くと又沢が二つに分かれた。ここで判断に迷う。道は、左の方がはっきりしている。だが、右へ入りたい気もする。磁石を出す。右は南東、左は東。東に決める。左ヘ行く。道はすぐに不明確になり、踏みあとを拾って行く。振り向くと、富士が美しい。引き帰す事になるかもしれぬので、降りかえりながら歩く。さらに沢が分岐するので、今度は右へ。南よりになったから、沢をつめれば滝子山から西へ走る稜線に出ると見当をつけるが、ついに踏み後も無くなった。
しょうがない。左の尾根にしゃにむに登る。尾根上には、踏み跡かどうか定かでないが、何とか歩けそうなので万を呼ぶ。万も上がってきた。さあ、とにかく正面に見えるピークまであがってみる事にする。万がいるので少し弱気にもなったが、万も登れそうと言うので元気出す。腹が減る。足はつりそうになる。しゃにむに登る。頂上めざしながら、もし頂上が、滝子山から西へ伸びる山稜でなかったら、少々厄介だと考える。それでも頂上まで行けば滝子山が見えるわけだという点では楽観していた。気分的には、ブッシュ平のときより余程気楽。又、滝子山から西への山稜だとしても、道が山頂を通っているとは限らぬ。とまあ、そんな事考えながら登った。万良くついてくる。てっぺん。道があった。ほっとする。左手の山が滝子山かと見当をつける。あと 10分くらいなので、そこで飯にしよう。勇んで、実はかなりふらふらと登る。道はまだ踏まれていない霜柱があるので、この道は今日我々が TOP としる。やれやれとテッペンに着いたら、それはまだ滝子山ではなく、次のピークがそれがそれである事がわかった。さらに 10分のアルバイト。山頂には 11:00 着。7〜8 人の人々がいた。
山頂から、少し西よりで、昼食。今日笹子から登った他の二組 (夫婦ずれと、単独の 3人) は、我々とは違うルートを通ったらしく、大谷が丸の方へ向う途中の池のある鞍部から登ってきた。くだりはどうってこと無い山。登りには、曲沢峠分岐以外には何一つ道標が無かったが、下りはべたべたと一杯ある。割に単調。まだまだ登って来る人が多かった。足が少し痛い。初狩駅からは座った。笹子から登る方が面白い山。