鶴ヶ鳥屋山


梅雨の晴れ間です。久し振りの山行なので、軽く行く事にしました。何処に行こうかと思いましたが、中央線の沿線に決めました。鶴ヶ鳥屋山北尾根か、本社ヶ丸北尾根のどちらかに行こうといろいろ調べて、鶴ヶ鳥屋山北尾根から、北東尾根に下りる事にしました。6月も末になると、山が緑で、もこもこしています。
日時 2003年6月21日(快晴)
晋 万

高尾発 6:15に乗るので若葉台発 5:27に乗る事にする。4:30起床。天気は良いし明るい。橋本、八王子で乗り換える。中央線の山に行く登山者はそんなに多くない。車内で朝食。7:10笹子駅着。準備をして出発。駅を出てすぐに右へ、鶴ヶ鳥屋山への道標がある。笹一の裏を通って沢沿いの道へ。

ここから出発します
水道施設のところで沢を渡って、7:25 NO.46 の鉄塔入口の印に着きここから入る。が、晋キジウチして 7:35出発。出だしは急な登りを 15分。7:50 尾根に出た。左側に鉄塔。四等三角点がある 808M。右に向かう。季節がら薮があるが、道形ははっきりしている。薮がかぶったところは、左の広葉樹の中を歩く。8:10少し平坦地で一休み。ここから広葉樹で道が良い。途中アジサイみたいで、シモツケ草みたいな白い花が咲いている。又、かえるがいた。

8:30 二つ目の鉄塔。振り向くと滝子山が鉄塔の向こうに見え、鉄塔の左にお坊山、その奥に雁ヶ腹摺り山が見える(右の写真)。鉄塔は最近建ったみたいで、周りに檜、ブナ、ナラが植えてある。そこからすぐに林道に出た 8:35。ほんの少し左に行って擁壁が切れたところからあがって尾根に戻る。下草が笹になったが、道形ははっきりしている。少しあがると笹は無くなった。

ツクバネ草は花は終わっている。ヤブレガサは多い。しばらくで矢車草の大群落。道形が草に隠れて分かりにくい。9:10 縦走路に出た。大きなブナの木があるところ。ここまでは、古いテープがほんの少しだけあった。北尾根の入口はテープも何も無い。下山にとるには注意が必要。2-3分清八方面へ登りピークに出ると、三つ峠と左に富士山が良く見える。お茶を飲んで一休み。

9:25 出て鶴ヶ鳥屋山へ向かう。9:35 - 9:50 鶴ヶ鳥屋山 1374M。お握りを一つ食べる。地図を見ながら北東尾根入口とおぼしきところから入る。5分ほど下ってみたが違うようなので戻る。10:10 又、縦走路に戻り一般道を進む。途中上ってくる夫婦連れに会った。10:30 1142M の稜線。静かで気持ちの良い尾根だ。10:35 林道に出る。一寸右に行って尾根に入る。初狩駅を指す道標がある。

10:40 赤松林のところに恩賜林六二九の石標。ここには道標がある。左は唐沢橋を指している。ここから前方に 990M が見える。左へ行きすこーし登ると細長い稜線。その端が 990M。お腹もすいてきたので良い場所を探しながら下る。11:10 赤松の木の下で昼食。高度 800M 位。寒くも無く、暑くも無く気持良い。この辺は赤松が多く、木も太く元気が良い。11:35 出て、11:50 林道に出た。ここにも大月市の道標がある。林道を歩くと陰が無いので暑い。12:00 - 05 水場。Coffee用に水を汲む。水は美味しい。

面白い鬼瓦
まだ早いので、いつも初狩の駅から看板の見えている参篭八幡神社に寄ってみようと思った。駅の手前で線路をくぐり駅の南側の道に出た。少し行くと看板「この上の森」。階段を上がると右に小さい神社。古峰神社という 12:35。参篭八幡は左に行き少しあがると下に見えた 12:40。なかなか立派な神社だ。拝殿の妻の所に、昔の藁屋根の頃の棟飾りだろうか? 鬼の面をつけた木製の鬼瓦にあたる板が置いてあった。向かって右が青鬼左が赤鬼。

ここの狛犬は、面白い形をしている。神社の正面から出て、向こうに背の高い木があるところが寺。ついでに寄る。12:50 自徳寺。武蔵形の小さな板碑が在るのだが、探すが無い。墓地には大イチョウがある。のびのびと育っていて美しい。

少し駅を行過ぎた感じになるので、また線路の下を潜って戻り駅には 13:00 着。顔を洗い、着替えて、ゆったりした気分で 13:18 の八王子行きに乗って帰った。乗換えが良く自宅には15:15着。暑さがピークだった。たまには早く帰るのは良い。


そろそろ暑い季節ですが、まだまだ風は涼しくて気持ちの良い山行でした。北尾根は薮もあまりなく道もしっかりした良い尾根でした。初めて鶴ヶ鳥屋山に登ったときは、東南の尾根を大幡峠に下ったようなのですが、記憶がはっきりせず、記録を読んでも良くわかりません。この為東北尾根へは一般登山道を行くと言うのが良くわからなくて少し迷いました。15:00過ぎには自宅に帰っていました。34,500歩。