本社が丸、鶴ヶ鳥屋山


17日に雨が降りましたが山では雪だったと思うので10センチから15センチの雪が予想されます。今日は天気が良い予報です。新雪を踏んでの冬の日だまりハイクを期待して、本社が丸から鶴ヶ鳥屋山の稜線歩きにしました。本社が丸へは北尾根を登ります。アイゼンもスパッツも杖も持ちました。この稜線は好きです。
日時: 2018年01月19日
晋 万
5:32若葉台発に乗る。調布、高尾乗換。高尾を6:30に乗って大月へ。金曜日なので山行きの人もいなくて空いている。相模湖付近から暫くは霧。大月で10分少々待って八王子から来る松本行きに乗る。晴の予報だが雲の多い晴かな。笹子7:33着。山行きの人は我々含めて4人だ。他の2人は準備体操。我々は支度して7:40出る。雲が多い。

薄い踏み跡がある
駅裏の道に出て西へ行く。7:50角研山への登山口。今日はさらに進む。ゆるく左に曲がって南へ進み、前方に橋が見えるところで右に下る 8:00。林道だがもう使われていなくて草が生えている。今は冬だから良いが、夏なら藪で歩けないかもしれない。北へ戻るように進んで少し行くと左下に丸木橋が見える。8:05沢におりて、丸木橋は滑りそうなので、沢を渡った。そのまま踏み跡を辿り、適当なところで尾根に上がった 8:10。シャツを脱いで手パッツして 8:15出る。

雲の多い晴というよりも曇りだ。8:20ひと登りして緩む。鹿の糞がある。8:25 鉄塔 No.51、JRの送電線だ、770mくらい。振り返ると甲州街道のトンネル付近が見える。ここから少し水平があり、さらにゆるい登りが続く。猪の糞があった。8:45伐採のワイヤ跡あり 880m付近。ずっと広葉樹だが木が大きくないのは伐採跡だからだ。8:50 900m。8:55 林道に出た。木にキツツキの真新しい掘り穴があった。左に 3-40m行くと 1541mへの登り口がある。それを確認してから、今日は林道を右(西)へ行く 9:00。天気は完全に曇だ。

やっと着いた北尾根頂上
9:15奥野橋。渡って2分で鉄塔220号への巡視路がある。これを登る。9:30鉄塔を左に見て通過。踏み跡はしっかりしているが夏は藪がきつそうだ。9:45 1100m付近。急坂を直登し右に曲りゆるく登ると 1245m付近。お茶飲んで飴たべる 10:05。10:15 1300m付近。登路にはずっと木に赤丸のペンキ印がある。木の上下側両方に書いてあるので下りの時も良く見える目印だ。10:30 1400M付近から急登になる。10:35 大岩、左を登る。10:40 1500m付近。次の三角の大岩も左を登る。急斜面を登り 10:50大岩の上に登りつく 1580mくらい。11:00 北尾根頂上 1620m圏。三角点地点の東峰でなだらかな山頂だ。登山道に赤ペンキの印がある。鳥獣保護区の赤い看板があるところだ。

右(西)に行って三角点へ向かう。三つ峠御巣鷹山のアンテナ群付近にすこし雲が出てきている。少し下って登ると三角点山頂 11:05-15。本社が丸山頂は誰もいない。富士山は全く見えない。雁ヶ腹摺山方面は良く見えた。戻って、先ほど登りついたところの少し先 1630m付近で昼食にする 11:20。曇りで日は全く差さないが風が無いのであまり寒くないのが救いだ。12:05出る。

すぐカラカサ岩分岐。道標は落ちていた。1541mを過ぎ、12:30-35 鉄塔、宝鉱山分岐、でシャツを脱ぐ。12:50角研山 1377m。上り下りのある尾根を行く。岩のある尾根で、イワカガミがあった。花は5月ころかな。下って 1300m付近の鞍部に宝鉱山の鉱石を笹子駅に運んだ索道の滑車跡がある。そこから 2-3分で笹子駅分岐 13:10。道標柱にヤグラと書いてあった。少し登ると 1308m。さっきの分岐を入るとここからの尾根に乗り最後は沢沿いの林道から笹一に出るのだ。

鶴ヶ鳥屋山山頂
二重山稜のところを過ぎて1300m付近に十字マークのある石標あり。三角点かと一応写真に撮ったが、多分、恩賜林の石標だろう。その先、少し下ったところにテープ印あり、1340mから北への尾根の入り口だろうと思う、13:45。登ると1340m。ここから北に下るとさっきのテープ印と合うと思う。13:55鶴ヶ鳥屋山に到着。尾根に小さな上り下りが多いので頂上かな思ってもまだ先があるから気分的に長かった。三つ峠はもう雲の中。14:00出発。

東へ少し行ってから境界尾根を離れて北へ下る。1250mくらいまで急な下り。その先もロープなどがある滑りやすい下りで気を付けて下る。1170m位まで降りて落ち着く。14:20結構大きなシラカバがあった。14:25 1142m付近。林道への下りも滑りやすく気を遣う。鎖のついた階段をおりて林道に出た 14:40。少し右に行って道標の所を入る。14:45分岐。右は県道に出てからが長くなるので尾根通しの左へ行く。道標には唐沢橋とあり。下って980mになると平坦になった。

14:55 990m。赤い色に塗られた石標があり右に下る。始めちょっと急だが、900m付近からは緩やかな下り。15:05 880m付近からちょっと下りになる。15:15 750m付近。15:20道標があった。藪道で、位置はよく分からないが道形ははっきりしている。650m付近で右に下るテープがあったが直進する。15:30道標あり、右へ下る 580m付近。1-2分で林道に出た。鶴ヶ鳥屋山を指す道標がある。駅はどっちだ。左は下っている、右は上がっている。地図の出番だ。右へ。すこし登りで、曲ると下りになり 15:40藤島橋で唐沢川を渡る。右から林道が来ていて、大きな建物があるが何だろうか?

林道を行くと右にカーブしてしばらくで線路沿いになった。右上に小祠が見え、その先を左に下ると線路をくぐる。畑の中を通ったりして 15:55 国道20号にでた。少し右に行くと明治天皇行在所のところだった。都留方面への県道分岐から初狩駅の引き込み線の方に入るとラッセル車が置いてあった。今年はまだ使っていないから塗装がきれいだ。16:05初狩駅着。

16:27の高尾行に乗って高尾、調布と乗り換え。18:30帰宅。


雪は全く無く、天気は曇りで日差しは全く無かったので、「新雪を踏んでの日だまりハイク」とはいきませんでしたが、誰にも会わない静かな山行でした。ほとんどが広葉樹の林だったので、曇りながらも明るくて、気持ちよく歩けました。帰りは年末の本社が丸の時と同じ高尾行に乗れました。