鶴ヶ鳥屋山


台風や秋雨前線で天気はよくありません。今日は何とかよさそうですので、連休中で混むのですが行く事にしました。前回は丹沢で蛭に悩まされましたので、蛭の心配のない中央線です。15:00ころからは曇ってくるという予報です。山はもっと早いから 15:00には下山という計画です。
日時: 2020年09月22日(晴)
晋 万
早めに出る。家を出た時はまだ暗い。西の空に火星、東の空に金星が良く光っている。駅に着く頃には東の空が明るんで来た。5:12に乗る。調布からの高尾山口行きは登山者も結構乗っているが分倍河原で下りて立川から奥多摩の人が多いみたいだ。5:43多摩川を渡る時にはもう太陽が上がっていた。高尾から 6:14の松本行に乗る。結構登山者が多い。7:06笹子で下車。トイレして 7:10出る。

駅を出て右へ、そしてすぐ左に行く。ホオズキとヒガンバナがあった。笹一の裏に巡視路入口の白杭がある。これを上がると林道の所で角研山への尾根に合流するようだ。7:50神社。こちらからは裏側なので、反対の東側に回って参拝。南へ船橋沢沿いの林道に入る。400mで左へ橋を渡り、左へ上がってUカーブの所で地図の破線路(多分、昔の鉄塔巡視路)があるが今は廃道。少し行くと 46号鉄塔への巡視路の白杭がある 7:25。いつもはここから登るが今日は林道を詰める。7:30舗装路の終点。そこから砂利道を少し行き堰堤の手前で沢を渡ると道標があり山道になる。

左岸を少し行き次の堰堤の上で沢を渡って右岸へ。7:45右からナメのある沢が来る。右に沢を渡ると道標があり、そのままナメのある沢の右岸沿いに西へ行く。100mほどで左から来る沢を渡って過ぎ、すぐ左岸へ渡る。少し上の倒木の所でまた右岸へ。渡って 1-2分で壊れた道標がある。沢沿いにも踏み跡があるが、ここは左へ登る。急斜面を、細かいジグザクで、上がっていく。よく踏まれているが、細いし、滑ったらかなり下まで滑り落ちそうなので、気を付けて登る。8:05尾根に出た、900mのところ。始めはまだ急だが 950m付近で少し楽になる。8:20 右に鉄塔がある 1030m。前に人がいて鈴音が聞こえる。8:30林道に出た 1100m。

倒木の下をくぐる
水を飲んで 8:35出発。正面のセメント壁に鉄梯子があり、それを登る。林道の上はしばらく平坦。気持ちよい。少し登りになって来たところから右へのトラバースになった 8:50。直登も出来そうだけどここは道の通りに行く。前方に鈴の人が見える。トラバースは結構長い、200mくらいもあるのかなと思う。最後は少し登って 9:00尾根に出た 1295m。鈴の人は本社ヶ丸の方へ行った。我々は鶴ヶ鳥屋山へ向かう。東へ少し上がって 1308mの標高点。ここが直登すれば上がってくるところだ。トリカブトが咲いていた。まだつぼみが多い。

小さな上り下りを進み 9:25 1320mくらいのところは少し二重山稜風になっている。上がると特徴のある木があり、下ってすこし平坦なところ。北への尾根はこの辺りから下る。緩い上下があり、最後は 30m登って、鶴ヶ鳥屋山 1374.4m に到着 9:45。風が吹くと寒いくらい。反対側から一人上がって来たが休まず進んでいった。木の間から富士山が見えるが、山頂は雲を被っている。9:50出発。

大月市と都留市の境界尾根を下ると近いのだが、林道に降りるところが高い法面でややこしいので、一般道を下り、一旦林道に下りて、林道を行くことにする。10:10急坂を下り終えて一息つく 1185m。1142mの平坦地を過ぎて、鎖の付いた急な階段を下って林道に降り立つ 10:25。ここから林道を南へ行く。林道は、ほぼ 1000mの等高線に沿っている。1kmちょっと行くと四阿のあるところに到着 10:45。

ここからは境界尾根を下る予定だが、まずは昼食にする。四阿のベンチで食事。寒くなるかなと思ったが、風が無く、快適だった。食事中に反対側から一人上がって来た。つなぎを着ていたが、下り口のところにシートをひいて昼食していた。どこから来てどこへ行くのだろう?そういえば前回この林道を来た時には走っている人に会ったね。

11:25出発。法面を松の木のある方へ下ると踏み跡ができている。入るとすぐ松林の急な下りになり踏み跡は消えてしまった。境界標の杭を目印にしながら 200m急降下する。高度 800mくらいでやっと少し緩む 11:40。760mくらいで平坦な尾根に乗った。750m位からは地図の破線路と会うので踏み跡も出てくるが、破線路自体はもう廃道だろう。680mで右寄りに行く。11:55 650m付近、禁猟の赤い看板があるところで右へ、藪のうるさい炭焼き道を行く。ここを直進すると少し上がって県道に突き当たるが、法面になり下れない。炭焼き道を県道の脇まで行って右へ下り県道に出た 12:00。

県道を右へ少し行ってゴルフ場の脇から登る 12:05。上の方に登山道と書いた看板が見える。看板まで上がり、県道沿いに少し上がって、右へ境界尾根を進む。685mの三角点は見落として通り過ぎたと思い込んだ。次のピークは巻道は行かずに登って下ると、南に向かっている。近ヶ坂峠への分岐を行き過ぎてしまったと思い込んだ 12:35。戻って先ほどのピークに登ると、三角点があった。ここが 685mだ 12:40。685mは県道からすぐで、とっくに通り過ぎたと思い込んでいたので、先ほど通った時にはこの三角点は境界標だと思って見落としたのだった。位置が分かったのでもう一度進む。

13:00近ヶ坂峠方面への分岐。南の中津森方向は止めてある。以前は 1-2本の木を置いてあるだけだったが、今は止めてある木が増えて分かりやすくなっていた。鋭角に左へ曲って進むと石仏。思ったよりも近く、すぐだった。下って近ヶ坂峠 13:10。今日はここまでで、鍵掛峠と大岩山の間を通って初狩の参籠八幡の付近に出る予定だ。鍵掛峠の方向へは本来は真っすぐ上がるのだが、丸田の方向へ近ヶ坂峠道を行っても行けると思っていたのでそちらへ向かう。峠道は幅広の良い道だが、あまり歩かれてないみたいで藪がかかっている。

どんどん行くと前方左手に運動場が見えてサッカーをしている。えらい近いな?と思っている内に建物群の裏に出た。これは何だ?と表に回ると特養 13:25。ここから広い車道を真っすぐ進むと左にゴミ処理施設がある。さらに進むと車の行き交う道に出た。ここはどこだ?右手に人家があったので行くと運よく人がいた。聞くと初狩と大幡を結ぶ県道に出たのだった。間違えた。近ヶ坂峠からは真っすぐ尾根を登って鍵掛峠に行かなければならなかったのだった。初狩駅に向かって県道を北へ行き、リニア実験線の所で右に入って駅に向かう。14:05 初狩駅到着。

高尾行まで 30分あるので体を拭いて着替えした。予定の道よりは少しは早く着いたと思うので、まあ、結果オーライかな。滝子山の山頂には雲がかかってきていた。14:34 に乗ると連休最後の日でもあるし、登山者も多いし遊楽客も多い。ほぼ満席だったがバラバラで何とか座る。大月で人が降りたので席を移って並んで座れた。うとうとしながら高尾へ。登山者が結構乗っている。高尾 15:24着。京王に乗り換える。京王はすいていたのでコーヒ呑んでお菓子食べたりして帰る。相模線の乗り換えも良く 16:35帰宅。


笹一から船橋沢沿いの林道を詰めていくルートは初めてでしたが、昔の宝鉱山の巡視路で、なかなか良い道でした。鶴ヶ鳥屋山から下って県道に出て、ゴルフ場脇から 685mまでは思ったより遠くて、晋は完全に思い違いしました。近ヶ坂峠からも特養に下ってしまい、これも間違い。里山は低いので、分かっているつもりで馬鹿にしてあまり地図を見ないんだけど、実際には入り組んで複雑なので、ちゃんと地図を見て、磁石を見て歩かないといけませんね。次は鍵掛峠から初狩のルートを歩きたいです。登山者は少なくて気持ちの良いコースでした。