駅裏の方へ向かい、突き当たって左へ行く。笹一の裏辺りに 47号鉄塔への巡視路の白柱がある。道が右へ曲がるところに神社があるので安全祈願し、林道を奥へ入る 7:45。橋の手前に、また 47号鉄塔への巡視路の白柱があった。橋を渡ってヘヤピンカーブの角からは地図の破線路があり、ここからも入れるが、尾根に出るまでのトラバースは道が悪い。更に少し行くと 46号鉄塔への白柱標識があり、ここから入る 7:55。植林地の急斜面をジグザグに上がる。道はきれいだがきつい登りだ。150m上がって鉄塔に到着 8:15。四等三角点あり 808m。春には蕨が沢山あるところだ。
ここから南へ、しばし平坦な尾根を行く。ヤマボウシの実が落ちている。8:20 820m付近から登りになる。急登で鹿のけもの道が縦横に走る。万は左寄りのけもの道を上がるがふかふかで歩きにくそう。晋は尾根筋を登る。ふみ跡らしいものも無くきついが大岩の左を通過すると少し良くなる。少し先で万も左から上がってきて、920m付近で平坦な尾根になった 8:35。緩く登り、少し急なところを登って 8:55鉄塔 1050m。鉄塔からは緩い登りで最後は左に下って 9:05林道に出た 1100m。ここまではそこそこテープがある。
正面は 1.5m位の石垣で水抜き穴に木が差し込んであり、テープがある。左側は石垣がないのでまっすぐ登れないこともないが、少し左に行って緩いところから入る。ちょっと窪んでいて左の尾根に上ってもよさそうだが、右に行って緩いほうの尾根に上がる。すぐ尾根がぼやけるので、左寄りに行き尾根に乗る 1150mくらい。少し急になって 1200mまで上がると左から尾根が来る 9:25。木に境界見出標が打ってあり、矢印がある。テープがあり、下るときはここで左に下る。北東方向に下っても、日影沢に出れるし、下ったこともあるが、国道に出てから、笹子にも初狩にも遠いのがつらい。ここから緩い尾根を右へ上がる。トリカブトが出てきた。咲き始めなのできれいだ。きれいな広葉樹林で、大きくて元気なブナもある。
思った場所の登山道に出た
9:40登山道に登りついた。大きなブナのあるところだ、1335mくらい。下り口にはテープがあるが目立たない。お茶を飲んで一息。9:45鶴ヶ鳥屋山に向かう。少し上がって 1340mには大きな枯れ木があり幹がねじれているので椎か樫かもしれない。下って、平坦からやや上り、下って 1330m、少し上って、少し平坦、最後は 30mくらい上がって 9:55鶴ヶ鳥屋山山頂に到着 1374m。富士山が木の間から見える。トリカブトが咲く。マルバダケブキはもう終わっていた。一息ついてから 10:00戻る。下りかけたら一人上がってきた。更に少し下ると二人上がってきた。どこから来たのかな?笹子からなら我々の上がったルートが一番早い筈だがね。
10:10上がってきたところを通過。改めてブナを見るが、大きくて元気だ。10:20ちょっと開けて、前方に本社ヶ丸、左に三ツ峠と富士山がきれいに見えた。オオカメノキの赤い実が目立つ。登り下りしながら進み、10:40笹子駅への道標のところ 1300m。これを下ると船橋沢の林道に出る。すぐ旧宝鉱山の索道跡がある。そこからぐいと登って、アップダウンしながら高度をあげ 11:00角研山 1377mに到着した。少し早いが昼食にする。風があって涼しい。食事が終わりかかった頃、本社ヶ丸の方から女性が一人来た。座って休んでいるので、我々は 11:45に出発。笹子に向かって下る。
道は良い。ぐんぐん下ってテレビアンテナを過ぎると下に鉄塔が見える。12:40鉄塔 780m。笹子雁ヶ腹摺山の反射板がよく見えた。ここからジグザグの歩きやすい道を下るが、歩きやすい分、足が運ぶので、筋肉的にはきつい。下に水道施設が見え、12:50沢筋に降り立った。沢には水がないが、上流側に堰堤がありその少し下に水が流れているので、コーヒー用に水を汲んだ。汲み終えて 12:55。1分で車道に出た。あとは駅まで車道を歩く。気が緩んで濡れた車道で滑りそうになる。13:05笹子駅到着。水汲みも含めて 1時間20分で下山した。顔を洗い、体を拭いて、着替えする。ゆっくり出来て良かった。
13:21に乗る。ボックス席が空いていたので座り、グレープフルーツを食べた。甘くてジューシーで美味しい。早い時間だけど帰りの登山者もそこそこ乗って来る。高尾で京王線に乗り換え。調布で乗り換え。15:35帰宅。