鶴ヶ鳥屋山


梅雨の中休み?梅雨入り宣言が早過ぎ?空梅雨?、よく分からないけど天気が良いので久し振りに笹子まで行く事にしました。笹子から角研山に上がって鶴ヶ鳥屋山へ行き、笹子に下るか初狩に下るかは山頂で決めましょう。
日時: 2025年6月19日
晋 万
梅雨と言うが晴が続き、急激に暑くなって、今日も暑くなる予報なので今日からお握りは全部梅干し、お茶は魔法瓶はやめて 2Lペット。着るものも夏仕様にする。4:20起床。お茶を沸かさないのでその分ゆっくり準備した。5:32に乗って出発。駅構内にはツバメの巣があり、子供はもう大きくなって巣からはみ出していた。北野乗り換え、高尾 6:23着。高尾 6:30の大月行は 2番線発になっている。電車で朝食。大月で後からの松本行に乗り笹子着 7:33。下車は 3人だけだった。トイレしてすぐ出る 7:40。

最近出来たかな?笹子を示す道標
南側に出て突き当りを右へ。7:50登り口。沢筋へ 50m入って、すぐ右へ上がる。ジグザグの急登。鹿の警戒音が聞こえる。50mほど上がって 700mで緩む 7:55。鉄塔 8:05。少し上がってテレビアンテナ 800m付近 8:10。急になったり緩んだりしながら登り、900mから 950mは急登。平坦になると庭洞山 1000.6m 8:35-40、お茶を飲む。暑いので汗が多い。ヒグラシがうるさく鳴く。ほぼ平坦な尾根を進み 8:45林道に出た。

3-40m左に行って登り口。しばしジグザグの登りは広葉樹で緑が綺麗だ。9:00 1100mまで上がると緩くなり、すぐ平坦になって 9:05鉄塔 1136m。ここから緩い登りで平坦になると新しい鉄塔がある 1170mくらい 9:10。鉄塔の周囲は伐採してあり、木が植えてあるが、鹿からの保護の為、白いプラスチックで包んであり、少し離れると白い柱が林立しているように見える。緩く登り、急登になり、少し緩むが、すぐ又、急登になる。岩が出てくると 5分ほどで角研山に到着 1377m 9:45。お茶を飲んで一休みし、予定通り鶴ヶ鳥屋山に向かうことにする。

鶴ヶ鳥屋山頂はナラ枯れが多い
9:50出発。しばし岩のある尾根でイワカガミがある。1340mの所に古い道標がある。読めないが笹子?かな。南への尾根を分けて少し下り 1310m付近に索道跡がある 10:05。2-3分で笹子駅分岐、下ると船橋沢の林道にでて「笹一」の裏に着く。上がって少し先の鞍部に北からの巻道を指すテープ印があった。船橋沢から上がって最後にトラバースせずに尾根を突き上げるとここに出るのかもしれない。咲残りのミツバツツジがあった。1300m付近を上下して進む。1270m位から 2-30m上がって 1300mから左寄りに下る 10:30。その手前から富士山が見えるのだが今日は雲の中だ。三つ峠は良く見える。下って 40mほど登り 1340m 10:45。南からの尾根筋に道がありそうだ。20mほど下って平坦になり緩く登りになると大きなブナがあり、笹子から上がってくる道と合流するところだ。ゆるく上下して最後は 30mほど上がる。鶴ヶ鳥屋山到着 1374m 11:05。

山頂は広場で、以前は周囲の木が大きくて少し暗い感じで、富士山は木の間から見えたのだが、今はナラの大木が沢山ナラ枯れで、葉が枯れて明るくなってしまっている。今日は富士山は雲で見えない。まだ元気なナラの木陰で昼食にする。晋は少し食欲足りないがゆっくり食べる。クロアゲハやナミアゲハが舞っている。12:00出発。

ここから唐沢橋に向かう
ぐんぐん下り 1170m付近で左寄りに下る 12:20。1150mくらいから緩くなる。ヤマボウシが満開だ。1142mを過ぎて林道手前で左へ下り、鎖のある階段を下って 12:35林道に出た 1070m。林道まで思っていたよりも遠かった。少し右へ行って、新しい鉄塔へのプラ階段を上がる。2022年には鉄塔はまだ建ってなくて、林道脇に資材置き場があり、そこからモノレールが上がっていた。プラ階段の途中で晋は足が攣る。足場が悪いので塩を舐めたり、塩飴を食べたりするのにちょっと苦労。13:45 鉄塔下まで上がった。ここも鉄塔建設の伐採地に木が植えてある。お坊山方面が良く見える。少し下ると道標があり、右は近ヶ坂橋を指す 12:50。昔は北方向に唐沢橋を指す道標もあったのだが、もう無い。近ヶ坂橋に下ると猛暑の県道歩きになるので、北へ下る。

急坂を 30m下ると 1000mで平坦になる。13:00-05 990mで尾根が分岐する。ハナイ山という山名板があり石標六五〇がある。お茶。右へ下る。6-70m下ると北向きの平坦な尾根になる。藪もなく歩きやすい良い道だ。13:25 780m位の所には大きな倒木が 3本。その先に初狩駅と書いた道標があった、760mの尾根分岐だ 13:30。右方向へ行く。はっきりした道形がある。平坦な尾根を進んで 740mの尾根分岐は右へ下って行く。昔の炭焼道が続くが、この付近から道が悪くなった。古い作業道を横切りながら下り 13:45舗装の林道に出た。昔はここに道標があったのだが、もう無い。

右へ行く。少し登り坂を上がり、下りになる。林道の山側はずっと法面なので山から変な下り方をしたら林道に降りるのに苦労するだろう。沢の手前で右から林道が合流する。林道は左に曲がり沢沿いに北東へ進む。300mほど行くと左に分岐がある。我々は道なりに右に行く。右に行かずに分岐を下れば 20号線に出た所が唐沢橋 (バス停あり) だ。山裾の林道を歩く。馬頭観音が 11基集めてある所があった。双体の馬頭観音?みたいなのもある。そこから 1分で右上に祠を見る 14:00。その先で左に下り、中央線のガードをくぐると田んぼがある。休耕田のあぜ道を適当に進んで舗装路に出て、20号線に出ると中初狩本陣跡のところだった 14:10。20号線を歩き、県712の所から右に入って 14:20初狩駅に到着。

駅の水道で手・顔を洗い、タオルを濡らして身体を拭き、ホームに行って着替えして電車を待つ。14:33の大月行に乗り、大月から 14:47に乗る。混んでなく車内でおやつを食べる。まだ学生・登山者は少ない。高尾で京王に乗り、調布乗り換えで 16:40帰宅。


誰にも会わない山行でした。鶴ヶ鳥屋山の山稜は、細尾根もありますが気持ちの良い尾根です。この時期、花は殆どありませんが、緑が濃く、風は涼しかったです。初狩への下りも歩きやすくて良い尾根でした。最後に林道に下る付近は少し荒れていました。下界は暑くて晋が考えたこのコースは良かったです。