登山道入り口
待っている間に、バス停の所に実がなっている木を発見。良く見ると梨の木だった。手入れをしないと大木になるのだ。 直径 40CMくらいある。奈良子行きのバスは、夏休み中は運休だった。幸い 8:46発の上和田行きがあるのでこれに乗っていく。乗客は我々のみ。9:00奈良子入り口下車。
9:40昔の峠。車が三台捨ててある。馬頭観音が 2基。テープは所々あるが、道標は入り口だけ。踏み跡はしっかりある。少しあがった所鹿の匂いがきつい。10:05雑木林の中、用沢分岐。汗が滝の様に出る。今日は湿気が多く気温も高いので水分補給が必要。時々休んではお茶を飲む。この辺まで来てやっと少し落ちつき、山の緑を味わう。踏み跡は上手にきってある。
植林地が出てきた所で休憩 9:35-45。風が来て涼しい。ここから 50M急登。少し緩んだ所で 1000M。又、急登して稜線の一角に出た所に山の神の石碑 11:05。左に行き宮地山山頂には 11:10着。意外に早かった。雑木林の山頂で三等三角点がある。一寸早いが昼食にする。食事中雨が時々ぱらぱらする。11:55出発。大岱山への道は平坦な松林の中を歩く。気持ちが良い道だ。歩いている途中も時々雨が降る。素晴らしい林の中の広々した所。道は余り踏まれてないのも良い。12:20頃から緩やかな登りになり 12:30鉄塔。ここから中村尾根の鉄塔が良く見える。今日は天気がイマイチで展望は駄目。鉄塔からは巡視路を上がり 12:40大岱山の分岐。宮地山からここまでがこのルートのハイライトだろう。
12:50 大岱山 1179.8M。大岱山の西端には寄らずにそのまま金山峠へ。13:00 金山峠分岐。13:10 鉄塔のすこし下を通過すると 2-3分で道標が一杯立つ金山峠。峠から少し下って林道 13:20。林道を左へ。林道を歩いていると工事用の車が下りてくる。13:25 登り口に着く。少し先で堰堤工事中らしい。ここから滑りやすい道を登って 13:30 稜線に出た。雨がぱらついてきた。道は林の中と言う感じではないので、雨があたる。万すこしめげかけるが、晋はここまで来たらと前進。リュックにカバーを掛けて一安心。雨具を身に着けるほどではない。
行きには気が付かなかったが、ミツバツツジが多い。季節に来たいと思う。ナツツバキが咲いている。林道 14:55。アサギマダラが沢山飛んでいた。15:00 くだり口。さっきのリュックの人達がいた。ここに置いて雁ヶ腹摺を往復したそうだ。桑西から上がったそうだが林道に出るまで藪がきつくて 4時間かかり野分の峰への藪を見て吹切尾根はやめてこちらに回ったと言っていた。野分の峰まで藪だがその先は良い道だと言ったら驚いていた。でも、あそこからここまで林道を 1時間半歩いて更に雁ヶ腹摺まで登ったというのはガッツある。我々は 16:53のバスが目標なので先を急ぐ。
15:05 出発。15:25林道。15:35 金山峠。ゆっくりはしてないが走るとかそんなでなく、ここまでまずまず。ここから一時廃道になっていた谷筋道を直接金山に下ることにした。新しい道標もあるから大丈夫だろう。道は、初め、ぐっと下る。沢筋に出ると、沢を何度も渡るが、橋はきちんとしており、所々草が被っていても、道は良い。左下に大堰堤が見えた所で上に登って行く。この部分は付け替えた道だろうが、まだ少し安定した道になってない感じ。16:00 林道の終点に出た。時間的には大丈夫と言う感じになった。水場があったので 2L 程汲む。16:10 山口館の上の家。アジサイが沢山植えてあって今が盛りで美しい。ヤマユリもいっぱいある。丁度草刈中で草の匂いが良い。100M ほどで赤い屋根の金山鉱泉。時間はもう大丈夫。16:30 金山民宿。ゆっくりではないが普通に歩いて16:48 バス停に着いた。ほっとしていると、バスが西奥山へ向かって行った。
16:54 のバス。大月からは 17:29のホリデー快速に乗って帰った。19:00帰宅。33,000歩。