臼杵山


臼杵山は何度か行きましたが今回は 7年ぶりです。今日は荷田子から登ります。臼杵山から市道山、醍醐丸と行き、陣馬山に登って、下りは陣馬高原下に出るか、明王峠から相模湖に出るか、時間次第で考えるつもりです。800mの山だから今頃は紅葉が綺麗だろうと思います。
日時: 2024年12月3日(晴)
晋 万
久し振りに五日市から入る。4:20起床。天気も良く星が綺麗。5:32発に乗り、調布・分倍河原・立川で乗り換えて五日市へ。京王本線・南武線もすわれた。立川 6:30発に乗る。もう入線していた。車内で朝食。時間になるとどんどん人が乗ってきた。結構乗り降りがある。沿線は紅葉が真っ盛り。五日市で降りて、バス停に向かう。久し振りだ。長い行列だったが 7:08発の上養沢行のバスに大部分が乗って行った。登山者が 2名、何処に行くのかな?。数馬行きは 7:21発だ。待っている内に行列になり、我々の他に登山者が結構乗っている。我々は荷田子で下車 7:35。準備をして 7:40出発。

ここから出発します
すぐ先の信号のところに郵便ポストがあり、そこから入る。東京都の道標がある。真っすぐ上がると、道標があり、細道を上がって鹿柵を抜けると山道になる 7:45。すこし谷筋を上がって、左に行って尾根に出る 7:55。登山道は上手に切ってあるが結構急坂だ。8:00荷田子峠着。左は城山、右は臼杵山。右に登って行く。左から日が当たって茶色の葉が綺麗。

490mのコブは登山道は右を巻いて行くが左上を見ると黄葉が綺麗なので巻かずに登る。左下は採石場で音が聞こえる。下って登山道に合流、平坦から緩い登り。560mくらいから登りになる。8:30 610m付近で上の方にカモシカがいた。我々の方を見て警戒しているが逃げる様子はない。ゆっくり近づいて行くと藪の中に入って我々を見ていたが、そのうち右の方に飛び跳ねて行ってしまった。こんな里に近い山の、こんな低いところでカモシカを見るとは思わなかった。カモシカのいた付近には大きな桜の木と道標があり、「戸倉山茱萸御前 (とくらやまぐみごぜん)」という石碑があった。

カモシカに遭遇
ここから右に行き 656m (茱萸ノ木山)の北側を巻く。北側は開けて大岳山、御前山、三頭山の稜線が良く見えた。8:40巻き終えると右側の黄葉がきれいだ。その先の 680mは北側を巻く。690mは南東側を巻くのだが真っすぐに上がってしまった。700m付近からは緩い尾根を歩く。松の幼木が生えている尾根だ。南東には刈寄山が全山黄葉だ。780mに向かって少し登り、下って臼杵山への登りになる 9:15。なかなかきつい登りで、元郷からくる道と 840mで合流した 9:25。右の元郷方向に 50mも行けば臼杵神社があって面白い狛犬があるのだが、地図を確認しなかったので今日は見逃した。左へ向かい 9:30臼杵山 842.1m。立派な山名柱がある。三等三角点にタッチし、お茶を飲んで一息。9:35市道山へ向かって出発。

下って上がって 770m 9:50。結晶片岩系の岩で、ザラザラしているし洗濯板状に尖っていたりするのでつまずくと危ない。下りは気を付ける。745mまで下って、又、上がって 760m 9:55。緩く下って緩く上がると石津窪山 749m 10:00。少し進むと道標がありマジックで高蔓入口と書いてある。高蔓?。東に 760mの山があるからそれかな?。さらに下って平坦になると前方がやけに明るい。もしかして伐採地かなと思ったらまさにその通りで、伐採地の上に出た 700m 10:10。南に続く沢沿いが見渡す限り皆伐ですごい。伐採地沿いの尾根上を下る。630m位まで下って 10m程登るが結構急だ。上る切ると道標がある 640m 10:25。ここから少し下る途中赤の紅葉が綺麗だ。

625mくらいまで下って市道山への登りになる。660mくらいから急登を登って 710mくらいから右へ。750mで右からの尾根と合って左へ。少し上がって笹平からの道と合い、左へ 1-2分で市道山 792.5m 10:55。ここも立派な山名柱がある。昔は三角点もあったが今はない。この付近はカエンタケが生える倒木が多いらしく、道標に触らないようにと注意書きと写真がある。11:00出発。

やっと醍醐丸に到着
刈寄山方向に少し進む。11:05陣馬山分岐。和田峠・陣馬山と道標があり、市道山分岐という山岳耐久レースの道標もある。陣馬山に向かう。はじめはトラバースで細い道だ。すぐ尾根に出て右へ、くねくねした道を下っていく。道標はある。11:15醍醐峠 680m。地図に東へ下る破線路のあるところだと思う。「ここは地図の醍醐峠ではありません」と注意書きがあるが、地図の醍醐峠とは醍醐丸と和田峠の中間だから、およそ無関係で間違うはずもないだろうと思う。この付近から伐採林道があちこちに出てくる。2017年に通った時には建設中でユンボが動いていた。

11:25 717mを右に見て乗っ越すところの道標に醍醐丸が出てきて 2.3kmとある。717mは紅葉がきれいだ。11:35 734m。独標という古びた標高板がある。2017年には新しかったがね。11:50 744m付近を通過。その先からしばらく広葉樹になり、紅黄葉がきれいだ。790m辺りから急な登りになる。800mの小コブを二つ過ぎて 12:20醍醐丸に到着 867m。八王子市の最高点だ。登山道沿いにベンチが並んでいる。お腹がすいてきたが、植林地の中で、日当たりが悪いので陣馬山方面に進む。

ずっと植林地だ。12:30醍醐峠。高岩山の手前で今日初めて登って来る人に出会う。高岩山を巻き終えて道標のある所で、日が当たる良い場所を見つけ食事にする 12:40。ちょっと斜めだが丸太のベンチがある。食事中は暖かで晋は上着を着なくても良かった位だった。でも食事を終える頃には太陽が動いて陰ってきた。13:15出発。道標には和田峠 0.6kmとある。石祠をすぎて林道に降り 100mで和田峠 13:25。和田峠は久し振りだ。陣馬高原下から和田峠に来る道路は工事中で通行止めになっているが、駐車場には車が数台停まっていた。和田から来れるのだ。

ここから陣馬山までは、階段がすごいが、15-20分で行くので、階段を登って行くことにする。昔の階段よりすごくなっている。晋は、途中、足が攣りそうになるが、ゆっくり登って OK。13:50陣馬山。まだまだ山頂には人がいるが思っているよりは少ない。日没が早いからね。天気が良いので景色が良い。富士山・歩いた稜線・奥多摩方面・大菩薩方面を写真に撮る。日光の山もぼんやりだが見えた。富士山は逆光。

明王峠の紅葉が綺麗
13:55明王峠へ向かう。道が良いのでどんどん歩ける。陣馬山の方に向かう人がまだ 2組いた。14:20奈良子峠。14:25明王峠。小屋横のモミジの紅葉が素晴らしい。小屋の屋根が大分出来上がっている。富士山も逆光だが良く見える。相模湖へ降りるか、底沢峠から陣馬高原下に降りるか相談し、相模湖に降りることにして 14:30出発。

14:40林道。14:45虎杖沢の頭方面分岐。矢の音は巻いて大平小屋 14:55。15:00与瀬神社へ 1.8kmの道標。小原分岐 (止めてある) を過ぎ、15:10孫山分岐。孫山は巻いて 15:15えんどう坂分岐。少し先までは気持ちの良い道だが、490mから急な下りになる。道はあまり良くないし、疲れているから、気を付けないといけない。でも黄葉は綺麗だ。展望台 15:25。ここからの道はジグザグで、気を付けないといけない。神社の手前で、15分後に電車があると言うので急ぐ。与瀬神社 15:35。中央道は下りは混んでいるが、登り方面はスムーズに走っている。少し急いで相模湖駅に 15:45到着した。

15:52の東京行きに乗り、車内で着替えをし、高尾到着。高尾で京王特急 16:10に乗る。調布乗り換え 16:50発。17:20帰宅。


今日一番の収穫は、カモシカに出会ったことです。え!という場所でです。北アルプス・上州ではありますが、こんなに近場でそれも低い場所で、はじめは何だかわからなかったですが、びっくり。紅葉もきれいでしたが、この山域は赤は少なかったですね。コナラの茶色が多いです。陣馬山までは、静かな山行でした。陣馬山に着くとまだまだ人がいましたが、ちょっと遅い時間なので、歩いている人が少なかったです。静かな山行を楽しみました。