不老山
サンショウバラが咲いているそうなので不老山に行く事にしました。土曜日だし人が多いだろうと思いますが、この時期は週末は駿河小山から明神峠までのバスがありますので、それを使って明神峠まで上がります。900mまで上がってしまうのであとは楽な道になります。
日時: 2025年6月7日 (晴)
晋 万
6:11に乗って出発。新百合で 10分ちょっと待って小田原行に乗る。土曜日で、少し遅いので、人が多い。新百合からは年寄り席に並んで座れたが我々の他は若者ばかり座っている。本厚木辺りでは立っている客が混雑と言えるほど多い。伊勢原を過ぎてすこし空いて、立っている人は好きで立っている感じになった。新松田の乗り換えは 4分なので急ぐ。走って JRに向かうと乗る電車が入ってきている。ホームに着くともう電車は止まっていた。息を切らして乗り込んだ。満員だ。駿河小山 7:42。バス停には 2人いたが 1人はベンチに荷物を置いて、いないので、バス停の標柱の前に並ぶ。2番目になった。前に並んでいた人とおしゃべり。鉄砲木ノ頭に行くと言っていた。8:00 小田急ロマンスカーが着いてこのバスに乗る人もいる。
鉄塔の傍のサンショウバラは満開
御殿場行のバスが出て 8時前に明神峠行のバスが来た。付近にはゴルフ場が多いので、ゴルフ場の迎車が何台も来ている。バスの運転手が降りてきたが、バスの前のナンバープレートを開いて中のスイッチで前のドアの開閉ができるみたいだ。運転手は「みないでね」と笑って言う。バスは 8:10、時間通り出る。運転手が乗客は 42人と報告していた。雲が多かったが、晴れてきた。駅から少し西へ行って橋を渡る。富士山が見える。雪が少ない。金時公園の方へ少し行ってから左折して県147に入り、あとはずっと県147を走る。明神峠入口で右折して山中湖小山線に入ると坂道になりバスはゆっくりだ。運転手がエンジンが熱くなり過ぎたと言って少し止まった。後に繋がっていた車に抜いて行かせる。8:40明神峠バス停。県道は 1kmほど先の登山道が横切るところで神奈川県に入り三国峠から山梨県に入って平野へ下る。
50mほど先で朝食にする。朝食中に鉄砲木ノ頭に向かう人が 15-6人いた。大型のタクシーが来て 5-6人降りて不老山方向に行くのが見えた。朝食を終え、準備してバス停にもどり 9:05出発。9:10諏訪神社奥宮の石祠。9:15鉄塔。サンショウバラは、鉄塔の奥も鉄塔の下も、咲いていた。満開。花びらが下に落ちている。湯船山に向かう。ヤマツツジが多くて、満開だ。そろそろ花が落ち始めている。上がって 9:45 1010m圏。山頂の南側にヤマツツジがある。少し下って上がると湯船山 1041m 9:55。ブナの大木が多い。新緑が気持ちの良い尾根を歩いて白ーの頭 978m 10:15。
サンショウバラの丘からの富士山
10:20赤丸の書いてある大きなブナから急降下、ロープあり。プラ階段が出来ているので昔より楽だ。下りきると根の張ったブナがある 880mくらい。10:35右に曲がる。右側は大きな伐採地だが植林はしていないようだ。10:40下りきって平坦になる。進んで、緩く登りになるところでお茶を飲み、帽子を出す 10:45。10:50苔むしたベンチとテーブル。峰坂峠だ。右に林道へ下る踏み跡があったのだが今はどうかな?チェックしてないので分からない。746mを越えて開けた場所に出た付近からサンショウバラが出てきたが花がない。11:05花を見つけたが終りかけだ。付近が悪沢峠 (あしざわとうげ)。以前は古い道標があって古い伐採林道から浅瀬の奥の芦沢橋 (字が違うが"あしざわ"だ) へ下れた。少し登る。左側はサンショウバラが多いが花は終っていた。11:15-20樹下の二人、今はサンショウバラの丘と言う。咲き残りが少しある。ウツギが満開だ。人もいなくて、一人二人ポツンポツンと来るだけだ。富士山が良く見える。金時山から箱根も見える。
下って 11:25世附峠 700m。一人休んでいた。ここから浅瀬橋の方へ下れたのだが世附川の吊り橋が落ちて駄目になっている。最近 (2025年2月) 旧ルートを 50mほど下って 650m付近から芦沢橋に下るルートが出来たらしい。
世附峠から不老山までの登りは 200m以上あり、今日初めての登りらしい登りだ。ゆっくり上る。12:00不老山の西に登りついた。富士山は木が大きくなってしまい殆ど見えない。200mで不老山山頂。数人いた。山頂のサンショウバラは 3本。一番東寄りが元気に咲いていて、その手前は散り始めている。山名標柱の傍は両者の中間位だ。でもちゃんと咲いていてよかった。樹下の二人と高度差 200mで随分違うものだ。ベンチは満員だったし日が当たっているのでそばの朽ちた倒木に座って昼食にする。風が涼しくて良い。12:50出発。
不老山山頂の道標
不老の活路 (県境尾根) を下って、途中の大久保山から塩沢に下ることにする。すぐ金時公園への道を分けて尾根筋を直進する。古い伐採林道が見える。13:15 715m位で伐採林道を横切る。緩く下り緩く上がって 715m圏を通過。下って鉄塔 685m 13:30。富士山が見えたが雲が湧いている。その先、林道に近づいたところで通行止め 13:45。鉄塔工事の為とある。通行止めの図をよく見ると尾根筋は通行止めだが塩沢方向は何も書いてない。行けるかなと思って入ってみる。
岩田道標の標柱が残っていた。左に曲がり上がって行くと右下をモノレールが上がって行くのが見えた。植林地によくあるモノレールに比べたら大型だ。もし人がいたら塩沢に下れるか聞いてみる積りで進むが尾根筋は普通の山道。上がって、右下に工事中の鉄塔が見えた少し先が大久保山 614m 13:55。平坦なところで山名標も何もない。そこから少し下ると尾根筋に右からモノレールが来ている。送電線はこの尾根に沿って塩沢方向に向かっているので、尾根筋にモノレールが走っているということは、送電線工事をしているだろう。日曜なら行けるかもしれないが今日は駄目だ。戻ることにする。
工事用のモノレール
岩田道標迄もどり、そこから林道に降りた 14:05。この林道は神縄断層の露頭がある道だ。舗装じゃないので歩きやすい。14:10鉄塔工事の基地があり車が数台来ている。モノレールの起点で、座席が 11席ある大きなモノレールがあった。通り過ぎて林道を下る。工事車が下って行った。14:25-30左奥に滝が見えたので行って水を汲む。滝から直接汲もうと思ったがしぶきが落ちてきて濡れるので少し離れて汲んだ。生コン車と先程下って行った車が上がって来た。2-3分で神縄断層。2021年に来ているので 2回目だ。説明看板を読みながら見ると何となく分かる。14:35林道のゲート。下って行った車はゲートを開けに来たのだな。
14:50左に家があり舗装路になった。林道起点を過ぎると国246の下を通過 14:55。県境尾根 (不老の活路) への登山口があり岩田道標が残っている。少し先で右に入り、お寺の前から下って川沿いの県394 (旧国246) に出た。駅は川向うだが橋を回って行くので 1kmくらいある。15:15駿河小山駅に到着。電車は 15:26。松田に 15:56着。小田急に乗り換え、新松田 16:05発。待っている人が多かったので一番前に乗ったら悠々と座れた。コーヒー、どら焼き、煎餅。新百合乗り換えで 17:15帰宅。
明神峠から上がった鉄塔の所と不老山山頂でサンショウバラが見れました。樹下の二人はもう終っていました。今週でぎりぎりと思います。ヤマツツジも綺麗に咲いていました。これも今週位で終わりでしょう。鉄塔工事で塩沢へは下れませんでしたが、神縄断層の林道は不老山から下るルートとしては一番近いと思います。早めに帰れて結果オーライでした。浅瀬側からの道が出来たそうなので登ってみようと思います。鹿の糞が多いらしく、それなら蛭だらけだと思うので、登るのは冬が良いですね。