丹沢表尾根
久し振りに、表尾根を歩くことにしました。が、ヤビツ峠行きのバスは平日は 8:25発でヤビツ峠着は 9:00過ぎです。日が長い時期の方が安心ですが、今の日没は 16:30頃です。昔のコースタイム資料なら大丈夫なのですが、最近の山渓の HPでは結構かかる感じです。我々も以前より時間がかかります。食事と休憩の時間を考えたら、日没までに下れるかちょっと心配ですが、難しそうになれば、途中、政次郎尾根でエスケープできるので、時間を見ながら、行ってみることにしました。頑張ってみるつもりです。
日時: 2023年12月14日 (晴)
晋 万
ヤビツ行きのバスは平日は遅いので、自宅で朝食をとって行く事にする。5:30起床し、準備をして朝食を食べる。準備が早く出来たので予定の 1本前の 6:46に乗って行くことにした。小田急の本線は混んでいたが、二人とも相模大野で座れた。ヤビツ峠には 9:00過ぎに着くので、日没の 16:30頃迄には大倉に着きたいものだ。秦野到着 7:49分。降りる人が多い。バス停に着くと、リュックが一つ置いてある。我々はその次なので確実に座れる。待っている間に次々と人が並んで、列はどんどん長くなる。どうなるのかなと思う。
久し振りに来たヤビツ峠
バスが来て乗り始めるとバス会社の人が来て途中で止めている。最近は立たせないのかな?。我々のバスには高校生がそこそこ乗って来た。バスは 2台出た。高校生が降りると立っている人は 2名になり、1人は蓑毛で下車した。蓑毛は終点でないときはバス停の場所がすこし違う。ヤビツまで行く途中富士山がばっちり見えた。ヤビツ峠 9:00着。準備をして 9:05分出発。大部分の登山者は大山に向かうようだ。出発の時に 2台目のバスが来た。
林道を下って行くとバードウォッチの人がいる。どんな鳥がいるのかな?。聞くと「いろいろ」と言っていた。9:20富士見橋。トイレがある。ここから左に登って行く。9:25道標から右に上がって行く。9:30林道に出た。少し左に行ってさらに登る。林道を 1人が歩いている。9:40ベンチを通過。9:45女の人が我々を抜いていった。最初は普通の登山道だったが、長い階段と木道が出て来て、上がりきると二ノ塔 10:10。万は「晋は途中でエスケープするとは言わないだろう」と考えて、早いペースで歩いたので、スタート直後の 400mの登りとしてはとても早い。晋は息を切らしてついていく。二ノ塔からは富士山が綺麗に見えた。三ノ塔が目の前だ。2人組がヤビツへ下って行った。木道・階段は日の当たらない場所は霜で滑りやすい。
二ノ塔から 50m下って 100m上がる。三ノ塔までは全て階段と木道だ。土の上を歩くのはほんのわずかで、無いと言っても良い。三ノ塔 1205m 10:25。風があるが展望は素晴らしいので写真を撮って出発。そこそこ休憩している登山者がいる。花立小屋も見える。此処から書策小屋跡迄はよく歩くのでよく知っている。が、いつもは反対に向こうから歩いてきてここから三ノ塔尾根を下る。風があって寒い。10:30地蔵。150m下って鞍部を通過 10:45。登って烏尾山 10:50。山頂手前に烏尾尾根入口があり、山頂を通り過ぎたところに中尾根方面の看板があった。以前からあったかな?見たのは初めてだ。
大日小屋はもう無い
若干の登り下りがあって 11:10行者岳。若い 4人組が休憩中。此処から岩場が続く。気を付けながら通過する。最低鞍部を通過して政次郎 11:25。ここで 12:30過ぎていたら下るつもりだったが、これなら塔まで行ける。11:35書策小屋跡。此処で昼食の予定だったが風が通り寒いので、新大日まで行く事にする。11:45新大日。小屋は取り壊されて更地になっていた。ベンチで昼食。休む人、通過する人がいる。行者にいた 4人組も来た。ベンチは風もあたらず、ゆっくり食べることが出来た。長尾尾根方面を覗くと階段と木道になっている。12:20出発。
12:30木ノ又大日。すこし雲が増えてきて日が陰るようになってきた。富士山も雲がかかって見えない。下ってガレ場の付替え道を通り、少し上がって下り、100m登って塔ノ岳に到着 12:55。塔への登りも思ったほどきつくなかった。昼食時間も入れて 3時間50分、早かった。雲が多くて日が陰っているし、風が強くて寒い。富士山は雲だが他はよく見えるので写真だけ撮って早々に出る。昔、日の出山荘があったところはソーラーパネルが並んでいた。
13:10金冷し。まだ登って来る人達がいる。13:15花立。日が差したり陰ったりで、日が差すと暖かだが陰ると寒い。富士山の左上に綺麗なレンズ雲が出ていた。13:25花立小屋。富士山は頭だけ見える。下って 13:30大岩。下って平坦になると小草平 13:35。すぐ下が天神尾根分岐だ。大倉尾根の下りは単調で長い。13:50堀山の家。緩く下って、緩く上がると堀山。少しの登りだがきつい。しばらく平坦で下りにかかると駒止茶屋。少し下って平坦になり、また下りにかかるところが一本松 14:15。昔ヤマボウシの木があったので我々はヤマボウシの所と言っている。下っているとまだ紅葉が残っている木が数本あるが、日が当たらずちょっと残念。
下って 14:30見晴茶屋。少し平坦になって大倉高原への道を分けて左へ下る。バス停までここから 30分。バスは 14:52なので無理だろうと思うが、ここからの道は悪くないので、一応急ぎ足で下る。14:35高原からの道と合流。14:40観音茶屋。バス停まで 1.6kmとある。14:52車道と合流。紅葉が残っていて綺麗だ。14:58大倉バス停着。間に合わなかった。次のバスは 15:22だ。着替えしてすっきりしてバスを待つ。15:15頃バスが来た。15:22発。渋沢から町田行の急行に乗り、相模大野、新百合で乗り換え。16:45帰宅。
ヤビツ峠行きのバスの登山者は、大山に登る人が大部分でした。帰宅して、山行文を探したら 2016年に歩いていました。ほぼ同じ時間で歩いています。今回は、休憩・昼食入れて 6時間弱、正味で 5時間強でした。自分たちの体力もまだまだあると思って少し安心しましたが、二ノ塔への登りで抜かれた女性 (途中で写真を撮っていたのを抜いたので、もう一度抜かれました) も若くは無かったけど早かったし、抜きつ抜かれつだった女性はそこそこの歳でした。強い人は多いですね。最近のコースタイムを見ると 7時間くらいと書いています。7時間は安全を見すぎだと思いました。でも紀行文を読むと 9時にヤビツを出て、大倉に 18時ころに着いたりしています。休憩が多いのでしょうか?。下りの途中で、花立小屋で休んでいる人達がこれから搭に登ると話しているのを聞き、大丈夫かなと思ったりもしました。のんびり山行もいいけど、日没との関係があるのになー。今回は久し振りに万歩計を持っていき 33,000歩でした。