大倉尾根・小丸尾根


鍋割山はよく行きますが、塔ノ岳は階段だらけで、あまり好きではありません。その大倉尾根は時々下りに使いますが、久し振りに登ってみることにしました。塔ノ岳山頂は人が多いので省略し、金冷しから鍋割への稜線を歩き、小丸尾根から下山の予定で出発です。
日時: 2022年12月15日(晴)
晋 万
4:30起床。5:26に乗って出発。新百合で伊勢原行の各停に乗る。髪をピンク・ミニスカートも服もピンク・靴もピンクの上げ底の女装の人(大柄な中年の男性?)がいてびっくり。どんな仕事かな?。隣には大きな音でラジオを聴いている男、財布が尻ポケットから半分出ている、日本はいい国だね。早朝にはいろんな人がいる。伊勢原で後からくる小田原行きの急行に乗り換える。万は座れた。結構混んでいるので立っている人が多い。登山者もそこそこいる。渋沢で降りてバス停に行く。バスは 6:43発。12月だからなのか平日だからなのかあまり混んでいない。晴の予報だがまだ雲が多い。バスの中で日の出。丹沢の山が赤い。

出発点の紅葉
大倉 7:00到着。トイレの裏の東屋で朝食。7:25出発。ここから登山道という登り口の紅葉は綺麗。7:40丹沢ベースで服を脱ぐ。ちょっとさむい。7:50観音小屋。8:10尾根に出る。すぐ見晴茶屋。ここから幅広のごろた石の登り。木道があり、さらに登って 8:30ヤマボウシのところ。と言ってもヤマボウシはもうない。付近にあったオニシバリ(ナツボウズ)の木も無くなったみたいだ。8:35ベンチのあった平坦地。ベンチは撤去されて、脇に置いてあるがどうするのかな?。ここからしばし平坦で、綺麗な黄葉が一本残っていた。

階段道を登って 8:50駒止茶屋。堀山に向かって平坦な登り。9:00堀山通過。軽く下って富士山が見える。さらに下って、登ると堀山の家 9:10。2-3人休憩中。休まず登る。長い階段道になり 9:30天神尾根分岐を通過。少し平坦があり、岩の多い尾根を登る。大岩まで結構長い。9:50大岩。歩荷の人が休んでいた。富士山が綺麗だ。霜柱が出ている。階段を登って 10:00花立山荘。富士山から箱根まで良く見える。小屋の人がトイレを清掃中だった。有難いことだ。10:10花立。富士山の右に南アが見え、北西方向には大菩薩かな、奥多摩かな、が良く見える。

アカゲラ
10:15金冷し。今日はここから鍋割方面に行き、小丸尾根を下りる。ここからはぐっと人が少なくなる。時々シモバシラの道を歩く。大丸の手前でアカゲラがいた。良く見えた。頭の後に赤いところがあるのでオスだろう。10:30大丸。植生保護の鹿柵の工事中で、工事の音が良く聞こえる。木は葉が落ちているので尾根は明るい。富士山が右前方にみえて大きくてちょっとびっくり。10:45小丸尾根分岐。富士山・表尾根・歩いた大倉尾根が良く見える。今日は工事用の荷物が 4ケほど置いてある。前後になりながら登ってきた大荷物の人がここで休んだのでちょっと話す。昨夜は大倉高原でテント張ったそうだ。

小丸尾根にも居るんだ鹿
昼食には早いので、このまま下っていく。11:10最初の植林地の少し上で昼食。風もなく日が当たって気持ちがよい。食事中上がってくる人がいる。11:50出発。12:00植林地を過ぎて少し痩せた尾根の先がベンチがあったところでフジアザミと書いた板がある。その先は左側が植林地だ。ウィンチ跡を過ぎ 12:10小丸まで 500m。12:15小丸まで 1000m。綺麗に葉が落ちてモミジは全くない。3分ほどで旧道分岐。旧道へ入る。少しだが紅葉が残っている。12:30林道におりて 1500m。12:40鹿の群れがいた。晋が足が攣りそうだと言って塩を舐めるのに立ち止まると万が視線を感じたらしい。警戒音はだしてないが我々をじっと見ていた。この辺で鹿を見たのは初めてだ。

下ると 2000m 12:40。下って行くといつもの紅葉の場所もすっかり葉が落ちて下が見える。12:55林道。ところどころに名残の紅葉がありイロハモミジに日が当たってとても綺麗だ。水場には水が無かった。冬だし仕方ないね。13:05林道交点。のんびり歩く。13:30馬頭観音。祠は完全に壊れて無くなっていた。大倉に近づくと間伐作業をしている。終わったところでは植林地が少し明るい。13:50大倉方面分岐だが伐採作業の為通行止め。ゲートの左下に伐採木の置き場が出来ていた。大倉へは牛舎の方を回る。14:05バス停に到着。バスは 14:22。5分前くらいにバスが来て乗り込む。渋沢から 14:40の町田行に乗った。今日は途中下車せず。相模大野・新百合で乗換えて 15:45帰宅。 <brCLEAR=left>


久し振りの大倉尾根の登りは思っていたよりもきつかったです。大体の距離は分かっているつもりでしたが、登ると下るとでは感じが違い、下るとすぐに着く距離でも登るとやたら遠い感じです。階段の多い登りですが、オーバーユースなので仕方ないかな?12月も半ばなので紅葉は終わっていましたが、所々に名残とは言え綺麗な紅葉がありました。落葉樹の葉が落ちていて山は明るくて普段は見えない景色が見えました。