準備して 7:30出発。跨線橋で線路を越えてすぐ近道の道標がある。下って、さらに道標に従って進み吊橋 (嵐橋) を渡る。吊橋の定員は 10人だが、しっかりした橋だ。渡ると県727。左へ行き 200mほどで分岐を右に上がる 7:40。少し上がると上のほうに建物が見えるところに何かの設備跡がある。下にトラックを入れて上から砂利を落として積み込むような施設に見えるがよくわからない 7:45。その先でヘヤピンカーブを曲がると突き当りに下から見えた道路公団(ネクスコ中日本)の建物がある。カーブのところから富士山が良く見える。また曲がって、その先の左右に家があり、左の家を通り過ぎた脇に大野山方面の看板があった。
ここから山道に入る 7:55。晋はメモを取ったり写真を撮ったりしている。万はどんどん先に進んでいく。8:00 鹿柵の扉を通る。放置された茶畑がある。8:05尾根を回り込んで、尾根伝いに行き、短い階段を上がって、大野山 55分の道標があった。その先で一旦県道に出る。桜があり頼朝桜という説明板があった。左に少し行きトイレのところで右に上がる。後ろからハイキングの 2人組に抜かれる。登山者が県道方面からくる。上から鶏の声が聞こえる。登っていくと眼下に左側に家が見えるので、鶏を飼っているのだろう。
富士山と新東名の工事中のトンネルが見える
8:20つぶらの公園からの道が右から来る。8:25鉄塔。すぐに車道に出て、横切って上がる。上り口の小屋掛けに梅干しやジャムなどが売っている。そばに馬頭観音が 2体。昭和5年の文字碑と元治2年の浮彫像だ。すぐ鹿柵があり、その上で左に富士山が見える。展望の良い道だ。晋撮影で大忙し。谷峨の集落が下の方に見え、結構家が多いのでびっくりだ。8:40休憩所まで 15分の道標。鹿柵を通り、さらに上がる。小田原方面が見える。富士山はずっと見えている。8:45 634M。フクロウとウサギの木彫 (チェーンソー彫刻) が置いてある。過ぎると大野山の肩に着き左へ水平に行く。富士山の手前に工事中の新東名のトンネルが見える。8:55休憩所。富士山を見ながら気持ち良い道を行く。1-2分先で車道を横切る。9:00電波反射板。2-3分で車道。山の北側になり、丹沢の山々が見える。車道を少し行く。途中の右に三角点があるはずだが柵の内側だ。9:05大野山山頂に到着した。
木がない山頂なので 360度が見える。北は丹沢、南東は相模湾、西は富士山から箱根。「関東の富士見百景」とあり国交省が選定したらしい。パノラマ写真などを撮りまくって 9:15出発。ミツマタがあったがまだ開花していなかった。江の島が見えた。車道を下るとゲートがあり、左右にパーキング。その先に分岐がある。熊の木彫があった。直進は少し先で地蔵岩コース (崩落のため通行止めだったが復旧) と高杉へのコースがある。戻り気味に南へは車道を下るコースだ。この分岐点付近がイヌクビリだ。昔、狼を捕まえて縊り殺した場所らしい。
枝打ちの枝が落ちて薄いが踏み跡はある。戻り気味にトラバースすると、すぐ下に林道が見える。尾根に出て下り林道に下りた 9:50。横切って下る。直ぐ平坦な尾根になる 550m位。9:55伐採されて開けた所に出た。大野山の稜線がよく見える。ミツマタがあるが花はまだ。梅が一本あり咲いていた。10:00鹿柵が左に出てくる。尾根上には水源の森の杭が続く。10:05少し上がる 488mかな。里に近くなってくるので踏み跡が不明瞭になって来たが、気にせず下っていく。10:15開けた所に出た。畑跡かな?家跡かな?カヤトの藪だ。昔の井戸跡?があった。しかし、テープもなくルートがわからない。下からは犬の鳴き声が聞こえてきた。畑跡と思われる開けたカヤトの藪を下って右寄りに行くと道を発見 10:20。下で犬が吠えている。1-2分で林道終点に出た。
下っていくと、すぐ民家がある 10:25。猟犬が数頭いて檻の中で我々に吠えまくる。家の軒には鹿の骨と角がぶら下がっている。ここが人遠。すぐ下に壊れたお堂があり中に山駕籠が吊るしてあった。家が2-3軒ある。つぶれた家もある。歩いていると佐川運輸の車が上がってきた。10:30県道に出た。左へ行く。すぐに人遠橋。県道を進む。登り道だが車も通らないので良い。10:45八丁橋。10:50八丁。小さいお堂があり中に狩猟安全祈願の御幣が立ててあった。10:55道が分岐して左の林道に「はなじょろ道」への道標がある。地図を見ると右の方が近いので右に進んだ。入り口近くでバーベキューしている人達がいた。さらに入って行くと甲斐犬が出てきて吠えられる。繋いでいない。噛みつきはしないけど寄ってきて我々を脅す。多分個人の人達の別荘地だろうと思う。進めないので少し戻り、家の脇から林道に上がった。林道を進み、11:00はなじょろ道入口。入口に木彫りの熊がある。
下って、川には丸木橋ができていた。渡って、登りにかかるまえにお茶を飲み飴を食べて一息つく 11:05。階段から上る。植林地を上がり尾根に出て 11:15 430m付近から 455mを巻く。11:25 440mの鞍部に着き、登っていく。11:30曲がった烏山椒の木。振り返ると富士山が見える。11:40 550m付近。急登をジグザグで上がって 11:55 690m付近で少し平坦になる。少し上がって 12:00高杉入口方面分岐、石仏へはここから入る。大野山の向こうに富士山が綺麗に見えた。直ぐ上が椹の大木のところ。ここからヒネゴ沢乗越へ行くトラバース道があったのだが、廃道になったらしく、はなじょろ道の道標は直登をさしている。急登を上がる。今はこれがはなじょろ道のようだ。12:10稜線に出た。右へ進む。岩場ありの所を過ぎ 780m圏に着くと太尾山という山名板があった 12:15。以前はこんな山名板は無かった。ここから高松山が見える。下るとすぐビリ堂分岐。緩く上がって 12:20高松山 801mに到着。
ああ腹が減った。びっくりするくらい沢山の人がいる。直ぐに昼食。富士山も綺麗に見える。食事中に出発する人もいるしまだまだ来る人も多い。道標には河津桜が書いてある。以前はなかった。13:10出る。13:20 650m。前を行く団体を抜く。13:25山北への分岐。13:30真弓ヶ丘。桜平・富士見台を経て 13:35第六天に着いた。ここの馬頭観音は文化11年。ここから直進して高松へ下る。少し行くと富士山絶景地の看板があり、その通りで富士山が良く見える。下っていく道の脇には廃車がある。13:40鉄塔。ここから舗装の道になる。13:45田代分岐。さらに下って 13:50高松の車道を横切って最明寺公園への道に入った。
途中にある馬頭観音は文化10年で、頭上の馬頭はリアルだ。登りになり、平坦になったところで 3人組を抜き、ほぼ水平に軽く上がって尾根を越す 14:05。直進すると池にでるが、今日は左に行く。水平道をしばらく進み、池に向かって下る。14:20池のところに到着した。ここの河津桜はまだちらほら咲きだ。池の水は半分しかない。ここまで来ている人も多く、思い思いに休憩中だが、我々は休まず進む。舗装の道をずんずん下る。最明寺公園に向かっている人もいる。14:45自然館への入口。鹿柵を入る。すぐ河津桜があり満開。14:50車道に出て左へ。ミカン畑のところに来ると海が見える。大島、利島もぼんやり見えた。道々の河津桜も満開。15:00コキアの里。鹿柵を通り過ぎ、沢筋を渡って進むとミニ列車の線路があり、公園に出た 15:05。
満員の桜まつり
桜祭りの入場券を買う。すごい人だ。中国の人が多くて中国語が聞こえる。中国の人はみんな着飾って来ている。アオザイ姿のベトナムの人もいた。それに比べると日本人は着飾るということをしなくなったが、良いのか悪いのか?。人ごみをかき分けながら下る。まだまだ上ってくる人も多いし、犬を連れている人もいる。晋は写真を撮る。じっくり撮れないがまあまあ綺麗な写真も撮れた。一本だが白い河津桜があった。15:25下山。見ると長い入場待ちの行列があった。
15:35新松田駅到着。新松田 15:40の急行があるが駅の表示は海老名行きになっている。来た電車は新宿行きの表示だ。何かあったかなと思ったら車内放送で玉川学園で踏切事故があったそうで、15:40の運転再開見込みが遅れているとのアナウンスがあった。しばらくすると 16:00再開見込みになった。うまくいけばこれで行ける。伊勢原近くで 16:00に再開したとのアナウンスがあり、電車は新宿行きとなった。新百合まで行ける、よかった。電車は少し遅れたが、新百合 16:46発の多摩線にのれた。17:00帰宅。