お茶飲んで 9:05出る。紅葉が素晴らしく綺麗だ。今年はあまり紅葉を見ていないので、ここで見れて良かった。少し下って痩せ尾根になる 9:15。上がって少しホッとする 9:20。紅葉が綺麗。9:25痩せ尾根終わって広がる 515m位。不老山の向こうに富士山が見えるが雲に隠れて頂上だけ。広い登りになる。この高さでも紅葉は綺麗。9:35 550m付近で尾根は左へ曲がる。少し平坦。570m位のところにイタヤカエデの黄色が綺麗。9:40 600mくらいは平坦。葉の落ちた木が多いがイロハモミジやイタヤカエデはまだまだある。登りにかかると左から古い鹿柵が出てきた 9:45。9:55 660mくらい、少し平坦。まだまだ綺麗な紅葉がある。10:00 700m、ミツマタがあって、アブラチャンの大きな株を右に過ぎて植林地に入る。急登して、壊れた鹿柵を跨いで戸沢の頭 750m 10:10。
ここから北に行くのだが、ちょっと方向感覚を失って北東に行きそうになり、磁石で確認する。鹿柵を潜って北尾根に向かう。北側は広葉樹で、葉が落ちていて明るい。赤杭から短い急降下。下ると少し痩せ尾根があり、過ぎると気持ちの良い尾根になる。緩く上がって小割沢の頭 11:15。右へ下る。痩せ尾根を注意して少し下り、上がって 820mから北へ進む。下ってキレット状を通る 11:25。滑りやすく危ない崖を四つん這いで登って 11:35 810m。痩せた平坦な尾根を少し進み、緩く上がって左へ下る。キレットから木の根っこを掴みながら慎重に上がって 810m圏に着く 11:45。
大杉山を出てからは、痩せ尾根が多い。痩せた上り下りがあり、キレット状になると横に逃げる事も出来ず、直降・直登で、滑ると危険だ。木の根や石を手がかり足がかりにするが、枯葉も滑るし、木の根は枯れていたり、石はぐらついたりで、確かめながら使う必要があり、神経を使い疲れた。ここで昼食にする。風がなく、日が差すので気持ちが良い。食事してやっと気分が落ち着いた。
12:25出る。平坦な痩せ尾根を北へ進み、やや左寄りになって登りになると正面に岩場がある 12:35。真っ直ぐも行けそうだがザラザラで滑りそうなので左に巻く。一応踏み跡らしいものもあり、赤テープもあったが、あまり良くないので木の根などを掴んで慎重に登る (昔の記録を読むと、ここは直登したらしい)。過ぎてさらに急登を登り、12:50 900m付近で落ち着く。12:55 956m。広々とした山頂。木の葉が落ちているので日がよく当たって明るい。北へ進む。ミヤマシキミの群落があった。北東になって 13:10弥七沢の頭に到着。ここも明るくて広々した山頂だ。山名標がある筈と探したが無い。周囲を偵察し、どちらの方向も下りになるので、間違いないと判断し南東へ下ることにする。
13:15出発。磁石を確認して幅広の尾根を南東へ下る。真南の尾根に入ってしまわないようにだけ気を付ける。平坦な痩せ尾根が左寄り下方に見えた。そちらへ下る。途中に古いテープがあった。820mで平坦になり、すこしホッとする 13:35。位置を地図で確認し安心。南向きになる。770mで右に尾根が分かれる。左前方へ。13:45鹿柵が出てきた 750mくらい鹿柵沿いに急な坂を下る。13:55鹿柵が左へ曲がって行く。710mくらいの所だ。右へ行く。この付近から右後方への分岐があると案内書にはあるが見つけられなかった。
15:06のバスには間に合わないと思われたので、のんびり歩くことにする。14:45橋を渡るとユーシンに行く林道が分岐する。14:50砂利取りしているところの山側にミツマタの大群落があった。15:05発電所。15:12バス停。近くにいた人に聞くと、さっき出て行ったとのこと。急げば間に合ったかもしれないので残念だが、のんびり歩いたので良かったとも言える。1時間近くあるし、肉体的にはそれ程疲れてないので神縄まで歩くことにした。15:30丹沢湖の対岸に巨大擁壁 (法面) が見え、朝の取付き地点が見えた。15:35神縄トンネル。15:40神尾田トンネルバス停。温度計があり 5度だった。15:50神縄バス停、朝のバスで一緒だった老人がバスを待っていた。まだちょっと時間があるのでさらに歩く。16:00 湯本平バス停。ここまでにしてバスを待つ。バスは 16:12だったが 16:15ころ来た。
神縄のバス停にいた老人が乗っていた。登山者は 1人だけだった。途中で朝の JRで一緒だった新東名工事の警備員らしい人が乗ってきた。16:23谷峨駅着。JRは 16:40。新松田で乗り換える。17:09の急行に乗った。18:20帰宅。
昔は「遠見山」を「戸沢の頭」と言う人もいました。南西から「遠見山」に突き上げている沢が「戸沢」ですから、その方が合っているとも言えます。「弥七沢の頭」も 956mの山頂だと言う人もいます。「西丹沢頂稜河川名称図」では 756mが戸沢の頭、880mが遠見山、956mは無名、950m圏 (名称図では 953m) が弥七沢の頭です。この山域はテープが殆どなく、踏み跡も薄いので、磁石と地図は必携でしょう。