ちょっと早かったようだ
小学校を通り過ぎて奥へ入り鹿柵の扉を通って進む。7:00尾根道を分ける。橋を渡って炭焼き窯の処から沢筋を離れて左へ登る。マムシグサが咲いている。少し上がると下大山桜の道標がある。右へ行くとすぐ下大山桜が見えた 7:05。咲いてない。つぼみもあまり膨らんでいない。残念。その代わりと言っては何だが、白花のミツマタが咲いていた。戻って、さらに少し上がると上大山桜 7:15。こちらもまだまだだが、つぼみはだいぶ膨らんでいて、ほんの少しだが開花宣言が出るくらいの数の花が咲いていた。木の下には赤花のミツマタが咲いていた。木を回り込んで木の上のベンチで朝食にする。シャガが咲き始めている。江の島が見えた。2名の登山者が登ってきた。シャツを脱ぎ、手パッツし、万は花粉症対策の目出帽を着けたり、準備して 7:40出発。
尾根筋に出て社務所への分岐から右へ少し登ると上部大山桜。上大山桜よりももう少し多く咲いている。チラホラくらいかな。つぼみも膨らんで、咲きそうだ。7:50分岐に戻って社務所へ下る。この付近はシイ・カシ林で良い木が多い。7:55 四本目の大山桜。この桜は 7-8分からほぼ満開。他の大山桜より葉の出方が少し遅いみたいだがヤマザクラは木によって違う。樹高が高く、花が上の方だし、林の中なので、派手ではないが、満開が見れて良かった。さらに下ると立派なカシ(シイ?)の木があった。8:00小学校方面分岐は右に社務所へ下る。急坂を 5分で舗装路に出て、横切って下り 8:05社務所に出た。社務所前から山側を見ると満開の桜があり、きれいだ。
社務所から下って赤い橋を渡り、県道を横切って、県道の赤い橋の脇から大山古道の道標に従って沢沿いに入る 8:10。少し行くと沢の対岸に注連縄があり宇賀神 (蛇) の像が祀ってあった。8:20禊の大滝。関東大震災で埋没し 2013年に復活したそうだが古い絵葉書写真で見ると今の倍くらいはあったように見える。ここから右に上がる。林の下にマムシグサが多い。日が当たっていると美しい。8:30林道を横切る。アブラチャンの花が咲いている。大山古道に沿って上がっていく。いろいろ木のな新芽がきれい。8:50林道に出た。角に石祠 (寛保2) と文字塔 (寛政7) がある。文字塔は芭蕉の句碑「雲雀より空にやすらふ峠哉」らしい。ここからは林道を歩く。9:00 いより峠 500mの道標のところに石仏があった。地蔵などの頭が落ちているのは廃仏毀釈の為だろう。道標石には天保14とあった。9:05大山南尾根と会う。休憩中の人がいた。
すぐ不動越え。不動像は昔は折れていた。2015年に復元されたそうだ。台座には「以与り不動明王」とあり、文政5年。少し登り、平坦になってしばらく進むと 9:25栗原分岐。はっきりした道がある。山火事注意の緑の看板の通報番号 39のところで、入口側の木にたばこの投げ捨て防止の丸い看板があり、手書きで三之宮への矢印がある。マメザクラが咲いている。高取山への登る途中の右手に、西が開けたところがあり、ゴルフ場の向こうに富士山が見えた。9:35高取山に到着。6人先着していた。続々上がって来る。大山がきれいに見える。お茶を飲んで出発。下るとすぐ聖峰分岐。丁度上がってきた人がいたので聞くと聖峰は桜満開だそうだ。ちょっと気がそそられたが予定通り弘法山へ向かう。
少し下って 9:50左へ曲がる。前方の 454mの中腹に満開の桜が見える。454mは巻く。少し進んで 440mから長い下りになる。結構急で滑るので注意する。登ってくる人が多い。平坦になってすこし緩い下りあり、それからゆるく登ると念仏山 10:20-25。ヤマブキが咲いている。まだまだ上ってくる人が多い。これから行く権現山方面が良く見えた。下って 10:30鉄塔、その先で鹿柵を通過。前から来た人が木を見ていたので見るとハナイカダ。ヒトリシズカが咲いていると教えてくれたので気を付けながら進むと左側にヒトリシズカが咲いていた。少しなので教えられて気を付けていなかったら見逃すだろう。新善波トンネルの上を過ぎたあたりに鉄塔があってすぐ名古木 (ながぬき) 分岐 10:45。名古木の方に少し入るとヒトリシズカがたくさん咲いていた。もどって弘法山へ向かう。