原因はOffice 2000のインストーラーでした。CDを入れてAutorunさせただけなのに上記症状が出たので、たぶんこれが原因だろうとは思っていました。

riched20.dll というファイルが、インストーラーのせいで 5.20.xxxx というバージョンになっていたら、上記症状になります。問題を解決するには、このファイルをシステムファイルチェッカーなどでWindowsのCDなどから修復します。ちなみにWin98SEのCABの中には 5.0.152.0 というバージョンのものが入っていました。

で、この問題のインストーラーなのですが、Office 2000以外にもこれから多用されて行くと思います。MSがこのインストーラーを開発者に勧めているので、他社製品などでも今後は上記症状は発生することが考えられます。
(正式には「Windows Installer」というそうです

[スタート]ボタン-[プログラム]-[アクセサリ]-[システムツール]-[システム情報]をクリックし、メニューの[ツール]-[システムファイルチェッカー]をクリックします。
[インストールディスクから〜]にチェックを付け、[参照]ボタンをクリックし、ファイルの一覧から[System]フォルダの中の riched20.dll を選択します(フォルダ設定で隠しファイルも表示させておくこと)。下部の[開始]ボタンをクリックすると、Win98のCD-ROMの場所を尋ねてくるので、Win98のCABが存在する C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS\ を指定するか、Win98のCD-ROMを挿入したドライブを指定してください。その後、復元するファイルの保存先を尋ねてくるので、そのままにして[OK]ボタンをクリックします。バックアップの保存場所も聞いてきますが、これは[スキップ]で回避できます。ファイル復元が終了し、システムファイルチェッカーを閉じます。