学校では教えてくれないOEの設定
オプション
OEのメニューの[ツール]→[オプション]をクリックします。上部に[全般]・[読み取り]・[送信]・[作成]・[署名]・[スペルチェック]・[セキュリティ]・[接続]・[メンテナンス]というタブがあります。
- 全般
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- 起動時に[受信トレイ]を開く
- OEを起動したときに受信トレイの一覧を表示します。このチェックを付けて、プレビュー表示なしと組み合わせれば、起動時の動作が若干向上します(当社比)。
- 新しいニュースグループがある場合は通知する
- ニュースを使わないならチェックを外したほうが良いでしょう。
- 自動的に未開封メッセージとフォルダを表示する
- 起動時や送受信後に、未開封(件名が太字)のメールが一覧にある場合、そのフォルダを展開します。例えば受信トレイの下にフォルダを作った場合、このフォルダに未開封のメールがある場合は、このフォルダが開かれた状態でツリー表示されます。
- 自動的に MSN Messenger Service にログオンする
- MSNにメールアカウントを持つ人は、MSNアプリケーションを最新版の2.6(99年3月確認)にすることで、オンライン中に新着メール数を通知してくれます。OEが定期的に新着を確認するのに対し、この機能はMSN側から新着情報を配信してくれます。
- メッセージが届いたら音を鳴らす
- 送受信の際に、新着メールがある場合に「ピンポーン」という音を鳴らす設定です。
この音を変更するには、コントロールパネルの[サウンド]で、[新しいメールの通知]の設定を変更します。
- 起動時にメッセージの送受信を実行する
- OEの起動時に[送受信]を行うかの設定です。一括送信などを心がけている人は、チェックを外したほうが良いでしょう。
- 新着メッセージをチェックする
- OEが定期的に新着メールをチェックし、新着があればダウンロード(受信)を実行します。
右の数値で、チェックの頻度を制御できます。
インターネットに接続中だけ定期的にチェックする場合は、下部のリストの[接続しない]を選択すると良いでしょう。
- 標準のメッセージプログラム
- OEをWindowsの標準のメールソフト・ニュースソフトにするかを設定します。
リンクをクリックした際に、それがメールアドレスの場合に起動するメールソフトがこれで決まります。ニュースも同様。
OEが標準でない場合は、右の[標準とする]をクリックすると標準設定となります。
- 読み取り
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- 次の時間プレビューするとメッセージを開封済みにする
- プレビュー表示を使用する場合、メッセージの一覧を選択したときに、右の数値で設定された時間だけプレビューを表示すると、そのメッセージが開封済みになります。
プレビュー表示を使用しない場合は関係ありません。
- 自動的にグループメッセージを展開する
- まとめられたメッセージを展開表示するかの設定です。
メニューの[表示]→[現在のビュー]→[会話別にメッセージをまとめる]にチェックがついている場合のみ有功です。
- プレビューウィンドウで表示するメッセージを自動的にダウンロードする
- IMAP4やニュースのメッセージの一覧からメッセージをプレビューで表示するときに、そのメッセージをダウンロードするかの設定です。プレビュー表示を使用しない倍は関係ありません。
- 一覧ですべて表示できないアイテムにヒントを表示する
- OEのメッセージの一覧表示で、コラム幅に収まらない文字列をマウスでポイントしたときに、ポップアップ(ヒント)ですべての文字列を表示するかの設定です。コラム幅に収まらない文字列は、末尾が「 ... 」となっています。
- 表示されているメッセージを次の色でマークする
- (???)すいません
- 一度に取得するヘッダーの数
- IMAP4やニュースのメッセージを確認する際に、取得するヘッダー件数を抑制します。
- ニュースグループの終了時にすべて開封済みにする
- OEの終了時に、ダウンロードしたニュースメッセージをすべて開封済みにしておく設定です。
- フォントボタン
- ここをクリックすると、メッセージを表示する際のフォントをせってできます。
一覧から言語を選択し(標準は日本語)、各言語ごとにフォントを指定します。
[プロポーショナルフォント]は通常の文書のフォントになります(標準は MS Pゴシック)。[固定ピッチフォント]は分暑中に固定ピッチ指定がある書式の場合に適用されます(標準は MS ゴシック)。前者も MS ゴシック にしておけば、顔文字やアスキーアートなどがきれいに表示されるでしょう。
[フォントサイズ]は文字の大きさです。標準は「中」ですが、画面の狭いノートパソコンなどでは「小」のほうが良いでしょう。
[エンコード]は言語の詳細設定で、JIS・シフトJIS・EUCなどの文字コードを設定します。標準設定は 日本語(自動選択) で、これにしておくことを推奨します。
右下の[標準のエンコード]は、メッセージを表示する際に使用する言語の標準設定です。「日本語」になっていない場合は、上部の一覧から 日本語 を選択し、エンコードを 日本語(自動選択)にし、右下の[標準に設定]をクリックします。
- 文字設定の割り当てボタン
- 標準のエンコード には上述の言語が表示されています。
[受信メールに標準のエンコードを適用する]にチェックを付けておきましょう。
- 送信
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- [送信済みアイテム]に送信メッセージのコピーを保存する
- 送信が完了したメールを[送信トレイ]から[送信済みアイテム]フォルダに移動します。通常はこのチェックを付けておきます。[送信済みアイテム]に残さないならチェックを外します。
- メッセージを直ちに送信する
- メッセージの作成で[送信]ボタンをクリックしたときに、メールをすぐにインターネットに配信するかの設定です。メールを書き溜めて、一括で送信することをオススメしますので、このチェックは外しておきましょう。標準設定はチェックがついているのですが…。
- 返信したメッセージの宛先をアドレス帳に追加する
- 受信したメッセージに対して[送信者へ返信]か[全員へ返信]した場合に、その差出人のメールアドレスをアドレス帳に自動的に追加するかの設定です。確認画面なしでアドレス帳に追加されています。標準ではチェックなしです。
- メッセージ作成時に、自動的にアドレスを完了する
- 作成画面の宛先・CC・BCCに直接アドレスを入力した場合に、アドレス帳に登録されたアドレスと近似するアドレスで、未入力のアドレスをすべて補完する機能です。要するにオートコンプリートという機能です。標準ではチェックがついています。
- 返信にもとのメッセージを含める
- [送信者へ返信]か[全員へ返信]したときに、メッセージ本文に、行頭に > を付けるかの設定です。通常はチェック付きです。
- 受信したメッセージと同じ形式で返信する
- 受信したメールの形式(テキスト形式かHTML形式か)にあわせて、返信メールの形式を決める設定です。通常はチェック付きです。
- メール送信の形式とニュース送信の形式
- どちらも テキスト形式 を選択しましょう。メールだけ初期設定はHTMLですが…。
右の[HTML形式の設定]と[テキスト形式の設定]のボタンをクリックすると、文字エンコードなどの設定ができます。
[エンコード方法]は[なし]が選択されています。この辺をいじると、MIME未対応のメールソフトなどで文字化けが起きます。UUEncodeよりMIMEを選択するようにしてください。[8ビットの文字をヘッダーに使用する]のチェックは外しましょう。メールソフトに関わらず文字化けの可能性が高いです。
[メッセージに画像を添付する]はHTML形式の画像の挿入を使用したときに、その画像ファイルを相手に送信するかの設定です。通常はチェックがついています。
[送信時に自動的に文字列を折り返す]は、送信直前に一行あたりの文字数を制限する(途中で改行させる)ための設定です。通常は76文字(半角で数えて)ですが、ポケットボードなどの画面の狭い環境を考慮した場合、48文字程度が良いかもしれません。ポケットボードは全角で一行25文字表示だからです。
[返信や転送をする場合、元のテキストをインデントする]は、行頭の > のことです。HTML形式の場合は、行の左に | がつきます(スタイルシートの書式なので消えない)。通常設定ではチェックがついています。HTML形式に返信・転送する場合、|が嫌だったら、HTML形式だけチェックを外したほうがいいかもしれません。
- 作成
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- 作成時のフォント
- メールとニュースで別々に設定できます。HTML形式にしか適用されません。
右の[フォントの設定]をクリックして標準のフォントを変更できます。フォントの大きさは通常が11ptですが、Windowsのインターフェース(メニューやタイトルバーなど)の標準の大きさが9ptですから、この設定も9ptくらいで良いと思います。Windowsのインターフェースとサイズを揃えておけば、別の大きさのフォントを読み込む必要がないので、パフォーマンスが向上します(当社比)。
- ひな形(メールとニュース)
- HTML形式でメッセージを作成する際に使用するひな形を選択します。右の[選択]をクリックして、ひな形となるHTMLファイルを選択します。ひな形フォルダに保存されたファイルを使用することをオススメします。
通常設定では、どちらのチェックも外れています。
- 新規作成
- HTML形式のひな形を独自に作成するときはここをクリック。ウィザード形式でひな形を作成します。
- ダウンロード
- ホームページから新しいひな形ファイルをダウンロードします。マイクロソフト社のホームページからダウンロードしたファイルを実行すると、新しいひな形がインストールされます。
- 名刺(メールとニュース)
- メールに電子名刺を添付するかの設定です。アドレス帳から個人情報を適用します。初期設定ではどちらもチェックがついていません。
- 署名
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署名に関する別講座をご覧ください。(準備予定)
- スペルチェック
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(割愛させてもらいます)
- セキュリティ
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- セキュリティゾーン
- IEのセキュリティ設定のどのゾーンをOEで適用するかを選択します。通常はインターネットゾーンを選択します。
HTMLメールのインライン用添付ファイルを開くときの安全性や、リンク先のファイルの安全性のレベルによって、機能を無効にしたり警告したりします。
- セキュリティで保護されたメール
- (割愛させてもらいます)
- 接続
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- 接続を切り替える前に確認する
- 送受信するときのアカウントごとに異なるダイヤルアップ設定(アクセスポイントやIDパスワード)を使用している場合、そのダイヤルアップ設定を切り替えるときに、事前に警告を出すかの設定です。チェックを付けておくことをオススメマ〜ン。
- 送受信が終了したら切断する
- 文字どおりです。通常はチェックがついています。
携帯電話などで送受信だけに限定したインターネット接続の場合、自動的に切断されたほうが便利ですね。その場合はチェックを外しておきます。ただし、そのとき裏でダウンロードなどを平行でやっていたらパーです。気を付けてください。
- インターネット接続の設定
- 右の[変更]ボタンをクリックすると、IEと共通のインターネット設定を行います。
- メンテナンス
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- 終了時に[削除済みアイテム]からメッセージを削除する
- ごみ箱と同じ機能ですから、ここから削除するとメッセージは完全にコンピュータから削除されます。これをOEの終了時に実行するかの設定です。通常はチェックが付いていません。
- IMAPフォルダを出るときに、削除済みメッセ時を完全に削除する
- 上記と同じ機能で、IMAPだけに限定した機能です。通常はチェックが外れています。
- バックグラウンドでメッセージをコンパクトにする
- OEを起動したままにすると、アイドル時間中に勝手にハードディスクがカタカタいっていることってないですか?OE5はバックグラウンドでもフォルダのコンパクト化をしてくれます。通常はチェックが付いていますが、パフォーマンス不足の環境ではチェックを外したほうが良いでしょう。
- ニュースグループ内の開封済みメッセージを削除する
- 開封したニュースのメッセージを削除済みアイテムに移動するかの設定です。通常はチェックなしです。
- ニュースメッセージを削除する
- 右の数値の期間が過ぎたメッセージを削除する設定です。通常はチェックなしです。
- 無駄な領域が xx % になるとメッセージをコンパクトにする
- コンパクト化の自動実行の設定です。OEの起動時などに無駄な領域を検知して、コンパクト化が必要なら警告してくれます。通常はチェック付き。
- 整理するボタン
- コンパクト化やメッセージの全削除などを実行できます。
- 保存フォルダボタン
- OEのメールデータの保存場所を設定します。標準設定を変更しないことをオススメします。
ハードディスクの空き容量が厳しいときに、増設したハードディスクのほうにメールデータを保存させる場合は、ここで保存場所を変更します。
アカウント設定
一般的なプロバイダのメールアカウント設定を解説します。登場する設定は架空のアカウントのものです。
表示設定
OEのメニューの[表示]→[レイアウト]などの設定についてです
- ウィンドウのレイアウト プロパティ メニューの[表示]→[レイアウト]
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