リンクでメール

ホームページのリンクから、メールでホームページの感想などを送ってもらうときのハイパーリンクの設定方法についてです。

1998年6月28日

■ホームページからメールを送るリンク

ホームページからメールを送るというケースはどこのサイトでも当たり前になりました。 たとえばこんなのです。 リンクをクリックすると、見ている人が普段使っているメールソフトでメッセージが編集できるというやつです。
宛先には既に電子メールアドレスが入力されています。 メールソフトでメッセージを編集するタイプのメリットは、 ホームページからメッセージを送ってくれる人を、 送ってくれた人の電子メールアドレスから特定できるという点です。 逆のデメリットは、相手がホームページを見ているコンピュータから電子メールが送れないという点です。 またホームページを見ている人がメッセージを送るときに、自分を匿名にできないという点もあります。 デメリットの後者に関しては、メッセージを送る人それぞれということになりますが、 どちらかというと匿名でメッセージが送れる「アンケートタイプ(フォーム)」の方が、 ホームページを見た人がメッセージを送るには好まれるようです。 まぁ両方用意しておくというのがベストだとは思います。 フォームについては、ちょっと難しいのでここではその説明を割愛させてもらいます。 いちおうこんなものです、というのはお見せできます。

■メールを送るリンクの作り方

HTMLが分かる人は以下のタグを見れば分かると思います。 通常のハイパーリンクのHREFの値をmailto:で始まり、その後に電子メールアドレスを記述します。

<A href="mailto:xxxxx@abc.com">メールはこちら</a>
HTMLが分からないけど、市販のホームページ作成ソフト(FrontPageやPageMill)を使っている人でもできます。 ソフトにより手順は違いますが、ハイパーリンクを挿入するときに、リンク先を以下のように設定します。

mailto:xxxxx@abc.com
もちろんxxxxx@abc.comの部分は自分の電子メールアドレスに変更します。頭のmailto:というのが重要になります。

■ついでに件名(Subject)も

この機能については、一部のブラウザではサポートされていないようですが、確認できているのはIE4.xくらいです。 上記の方法では、せっかく送信先のメールアドレスがあらかじめ入力されているのに、 件名(Subject)はメッセージを送る人がわざわざ入力しなければ行けませんでした。 実は件名もあらかじめ入力する方法があったのを最近知りました。 ここをクリックしてみてください。ちゃんと件名も入力されますよね。 もし使用している環境で件名が出ない人がいたら、そのメッセージの件名に「件名がでない」というメールを下さい。
件名もあらかじめ設定するには以下のHTMLを記述します。

<A href="mailto:xxxxx@abc.com?subject=件名も入力された">メールはこちら</a>

HTMLが分からないけど、市販のホームページ作成ソフト(FrontPageやPageMill)を使っている人は、リンク先を以下のように設定します。


mailto:xxxxx@abc.com?subject=件名も入力された

赤い文字のところがポイントです。電子メールアドレスに続けて、の後に件名を指定すればいいのです。
この件名を入力することにより、メールが統一された件名で送られてくるので、メッセージを管理する方はわかりやすいと思います。 たとえばホームページの感想をメールで送ってもらうときに「ホームページの感想」という件名を指定しておけば、 送られてきたメールを整理するときに件名を見て、仕分けをすればいいのです。

 

 

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