Gyroをいじってみる 第三号 組み立て編 2004/04/13
1) スペーサが出来た
でへでへ、スペーサが出来た。え、えへ、えへ。こんな感じで出来ました。
きゃーーー、かっちょいいーー。どうも素材はジュラルミンの一歩手前らしい。強度もパッチリ〜。だと思う。
ホイール側のPCDはYF200に合わせてるんで、以降ホイルを替えてもYF200用さえ買えば大丈夫と。しかしこれがタイヤの間に隠れてしまうとは。。もったいない。精度はほぼ数十ミクロン。まるで原付の精度じゃございません。え、えへ、えへ、えへへへ(人格破壊中)。
池○さん、ありがとう〜。
2) 仮止めしてみた
かたっぽだけ仮止めしてみた。こんなにサイズが違うんだなぁ。これはこれでこのまま走ると笑いが取れるんじゃないかと思いながら、黙々と作業を進めるのだった。で、タイヤとホイルを留めるために、ちょっとスペーサを作ってくれたお友達と考えた。ネジはステン使用。スペーサはアルミ。当然使用してるうちにアルミのネジはガタガタになるであろう。ってんで、内側からボルトを出して、外からキャップナットで締めるようにした。これだと面と面で締め付けるのでネジも馬鹿にならないだろう。で、ボルトを内側から出そうとしたのだが、ヘキサレンチが入らない。急遽サンダーでカットする事に。
3) つけましょう、つけましょう
ホイルをはずして、スペーサつけてと。
4) 荷台UP!
えーっと、ホイルの径が大きくなったので、荷台とタイヤが干渉します。で、荷台を上げる事で逃げてやります。
ところが、荷台を安易に上げちゃうとシートと荷台が干渉してシートのスイングがうまく動かない。干渉を避ける為には荷台を少し後退させてやる必要がある。で、悩んだ末にこんな金具を見つけました。
サイズにピッタリ。ちょっと値段が高いのが玉に傷(290円×4)。ひっくり返した状態でフレームに取り付けます。
5) 完成
うりゃー、完成じゃー!! と、言うわけで何とか形になりました。ちょっと荷台が浮いてるのが分かる?
このでっかいケツがたまりませんなぁ。ホントに50ccのATVみたいなバックになっちゃった。さてさて、ナンバー取りにいかんと。
6) 市役所に行ってみる
と、言うかその前に既に市役所には行ったり電話したりしてたんだけど、原チャリの登録方法は以下の主に以下の3方法がある。
・ 廃車証を持っていく
・ フレームナンバーの石刷りを持っていく
・ 現車を持っていく
ミニカーだろうがなんだろうが市役所の管轄である限り上記の3方法なら登録できるそうな。 ちなみにこれは松山の場合。地方自治体によってはかなり厳しいらしいので、ご確認を。わしのジャイロはリサイクル上がりの為、廃車証なんかなし。で、しょーがないので市役所に電話。フレーム番号を伝えて廃車されてるかどうかを確認。廃車済みだった。よしよし。で、たまたま休みを取った日に近くを通ったので窓口にミニカー登録の事を聞きに行ってみる。
「ええ、登録は改造前後の書類が必要ですよ。」 ほほー、やはり文書が必要なんですか?
「いえ、現車があって確認できれば。。」 え? 書類要らないんですか?
「ええ、輪距(要するにタイヤのセンター間の事)の変更ですよね。こちらで確認しますから大丈夫ですよ。」 ホンマか、おい。
ってんで現車を持ってみる事にした。どうでもいいがかなりでかくなったので、
もうギチギチです。しかもラダーレール3本で幅一杯です。載せた後にラダーしまう場所なくって大変です。うーむ、もうちょいスペーサの幅を考えた方がよかったかなぁ。ま、いいか。載るんだから。
はい、意気揚揚と市役所へ向かいます。松山市役所は数年前に改装して車は全部地下駐車場に入れないといけません。しかしわしの車はでかいので入れません。警備員に無理矢理「入れてー!」 あっさり入れてくれました(笑)。
窓口で若い担当官が
「何でしょうか?」 あのー、原チャリの新規登録なんですけどー。
「ああ、じゃあこの書類に書いてください。」 あのー、改造のミニカーなんすけどー。
「改造ですか?ジャイロ?」 お、こいつ話わかるやんか。
「改造の内容が分かる書類ありますか?」 いや、現車持ってきたんで見てもらえますか?
で、若い担当官、新米担当官、わしの3人で表にでる。
「こ、これスペーサは既製品ですか?」 お、おまえホントに話通じるなぁ。
輪距測定に至るまで一通り製作談。ほぼ5分、殆ど雑談(笑)。
測ったら結局660mmくらい(改造前は495mm)になってた。一応OKって事でナンバーは交付されるらしい。担当官が
「ノーヘルOKだし60km出して良いんですがね、安全のためには出来るだけヘルメット被って下さい。規制が厳しくなると嫌でしょ?」
うーむ、どこまでも出来た担当官。事務所に戻ってナンバー交付。よっしゃー。
ちなみにナンバーは100番台。かなり少ないのね。
乗ってみるとこれがなかなか良い感じ。スピードメータが動かないから何キロ出てるか分からんぞ。結局これはメータギアが中で割れてた事が判明。ギア交換で終了〜。最高速は一応55km位らしい。全開にした後はかなり焦げ臭いニオイが漂う。んー、とりあえず次はエンジンメンテとかせんといかんなぁ。と、言う訳で製作はこれにて完了〜。次回はいつになる事やら〜。