JJのハーレートラブル集

まあ、ほとんど初期の頃の勉強不足+アホなバイク屋のせい。
半分バイク屋の悪口っす。

@ 元々買う時点で間違いである事に気付くべきだった。

**万円と言う安い値段+知り合いが金に困っていると言う理由で
FXEを買うことになった。
仲介であるバイクショップ
(今迄そのバイクを組んだり、修理していたらしい)で待望のハーレーを受け取った。
ちょうどオネーちゃんとデートの約束があったので乗ってゆく。。。
途中、ガシャガシャと音がしてクラッチが切れなくなった。あれあれ?
レバーが全然握れない。 オネーちゃんに電話してデートは中止。
だましだまし、バイク屋に帰る。
クラッチをバラすとプレートを押すプッシュロッド?が削れているとの事。
「焼きをいれれば大丈夫ですよ。」:店員談
その言葉を鵜呑みにして、数日後修理完了工賃込み1.5万円也。
まあ、実質は個人売買なので保証はナシなので仕方ないか。
さて、気を取り直して、走りに出るか、、、20km位走ると今度は
「ガチャーーン」と、すごい音がしてまたクラッチが切れなくなった。
また焼き入れ。また壊れ。また修理。。。。。。
結局原因は、そのロッドの根元のベアリングが傷んで、きちんとプレートを
押せなかった為だとさ。
3回も修理させやがって!
ごめんねの一言で済ますんなら修理代返せ!!

A キャブのOHの為、一時バイク屋にハーレーを預けた。

もうできたかな、と思い立ち寄ると、まだできてないという。
何気なく見ていると、 タンクに見知らぬ傷が、、、、、。
「俺、こんな傷しらんで。」と、言うと、調べておくと言って逃げた。
その夕方、知り合いの塗装屋に遊びに行くと、壁にどうもどこかで見た
タンクが吊ってある。。。。。。
こっそり直して返すつもりだったらしい。

B バッテリーが弱ってきた。

充電がしたいと思い、シートを外そうと取り付けネジを探すが見つからない。
やっとフェンダーの裏にネジを見つけたが、ショートショックを組んでいる
ので、手もドライバーも入らない。スタビドライバーを買ってくるがダメ。
あきらめて、バイク屋に持っていき聞いてみる。
 「ああ、これね。シート外すのにはリアタイヤ外さなきゃいけないんだ。」
おまえ、ぶっ飛ばすぞ!!

C グダグダ文句を言って、シートの取り付け方法を変えてもらった。

でもフェンダーの裏にネジの足?が少し出ている。
「これ大丈夫なの?」
「大丈夫大丈夫」
また、鵜呑みにして帰る(俺もバカだ。)
帰ってタイヤを見てびっくり、見事にグルーブが刻まれている。
もうこのバカの言うことは信用せんぞ!

D 夕方、デケデケ走っていると、前にトラックがいる。

左側から追い抜こうと思い、すり抜けを始めたとたん
プライマリカバーが歩道の縁石にぶち当たった。
バランスを崩して右側に倒れかけたが、すり抜けに気付いた
トラックが、かなり中央線に寄っていた為に助かった。
後で見てみると、カバーが見事に割れており、オイルがポタポタ
もれている。例の塗装屋に行って溶接してもらった。
しかしこの事を元オーナーに話すと、そこにはオイルは行き渡らない
はずだから、漏れるのはおかしい、と言う。で、Eに続く。

E 最近オイル漏れがひどいなあと思っていた。

しかしオイルタンクを見ても減ってない。なんでやろ?
(そりゃあミッションオイルやがな!)
バイク屋に行く暇が無かったのでそのまま走る。
すると突然異音がしてギアが入らなくなった。ゲゲゲゲゲ。
タマタマ止まったのが別のハーレー屋の近くで、
ヒーコラ言いながら押して行って修理を依頼した。
(ここがドラッグでちょっと有名なブルーパンサー重松でした。)
店のオヤジがドレンにスパナを当てて回した瞬間
締まっていたはずのドレンボルトがカーーンと音を立てて落ちた。
ネジ山は2段になっていた(ねじ切っている)。
ミッション組み替えで15万円。。。。。
Dの件も、ミッションから出ているシャフトの部分を組み違えて
いた為に、プライマリカバー内にもオイルが進入していた事が判明した。
まあ、オイル漏れをほっといた俺も馬鹿だったのだけど、
どうもすっきりしない。
翌日話し合い、交渉の結果修理代を折半させることに成功した。
重松のオヤジに話を聞くと、年に1度位は、ここの店の店員が
ヘッドのボルトを締めすぎてクランクケースを割ってしまい、
手におえなくなってハーレーを持ち込んでくるらしい。トルクレンチ使えよ。
今思うと、変だと思う所を言っても店員は
「ハーレーはこんなもんだよ。」
なんて言う事が多かった。でも本当はそうじゃない。

E ついでに悪い所も全部修理してもらう。一応走るようになった。

同期の奴から誘われて、何人かでテニスに行く事になったが、
当日、どうもエンジンがかからない。キック30発目位で
やっとの事でかかった。エンジン音に細心の注意を払いながら
走り出した数秒後、目の前に一時停止無視の軽トラックが現れて、
あわれブチ込み。 本人、バイク共に全治2週間。
相手が任意保険に入っておらず、交渉に時間がかかったが、
修理代が出たおかげでバイクのフォークが2インチ伸びた。
まだある。

F 人馬共なんとか治って、調子も出てきた。

よーし、ここは一発ロングツーリング。
ちょうどその時、粉をかけていたハーレー乗りのオネーちゃんを誘い、
ゴールデンウィーク九州ツーリングに出かけた。
調子はいいし、天気は最高。快調に飛ばしていると、突然宮崎の山ン中で
ドカーーン!!
と、言う豪快な音と共にリアタイヤが一瞬浮いた。
あわわわわ、と、焦りながらも何とかコケずに止まる。
見てみると、オイルフィルターがステーの根元から折れており、
外れたフィルターがフレームと道路の間に挟まり、宙に浮いたらしい。
幸いホースは外れていなかったので、適当な所に紐でくくって旅を続けた。
いじょーーーーーーう。