ウルトラマンのこと

〜その1 第1期ウルトラマンシリーズ編〜



ウルトラマンシリーズは1966年放映の「ウルトラマン」から1999年現在放映中の「ウルトラマンガイア」まで11シリーズが制作されています。
(「ウルトラQ」にも光の巨人が登場したらしいのですが、今回はシリーズから外したいと思います)
私個人の考えでは、この11シリーズを大きく3つにグループ分けできると思います。
「ウルトラマン」から「ウルトラマンレオ」までが第1期、「ザ・ウルトラマン」から「ウルトラマンネオス」までが第2期、そして「ウルトラマンティガ」から「ウルトラマンガイア」までの3作が第3期であると分類できます。
第1期が私の子供時代特撮全盛期の頃で、同時期にミラーマン,ファイアマン,スペクトルマン,シルバー仮面,アイアンキング,ジャンボーグA等と巨大ヒーロー物が数多く作られました。
又、仮面ライダーを筆頭とした等身大ヒーロー物も多く作られています。
(仮面ライダーもいずれはトークネタに・・・(爆))
そして宇宙戦艦ヤマトのヒットを皮切りにアニメ全盛期に入り、第2期でウルトラマンはその存在形態を模索し始めます。
(第2期ウルトラマンの最初がアニメ作品「ザ・ウルトラマン」だったのは象徴的)
アニメ,映画,オリジナルビデオ,海外進出等過去の遺産を引きずりながらも新しいものにチャレンジし続け、第3期の平成ウルトラマンシリーズへと引き継がれていきました。
平成に入って「ウルトラセブン」の新シリーズが制作されましたが、これは作風から言うと第1期,一つの模索と考えると2期に含まれるのかもしれません。
同じく第3期と制作時期が重なる「ウルトラマンゼアス」は第2期に属すると思います。
(ゼアスはウルトラマンシリーズの異端児で007シリーズで言うと「カジノロワイヤル」に相当するかな?)
今回は私が子供時代に見た第1期ウルトラマンシリーズについて書いていきます。

私はいわゆるウルトラマン世代です。
特に「ウルトラセブン」「帰ってきたウルトラマン」を夢中で見た記憶があります。
「帰ってきたウルトラマン」でウルトラシリーズが復活したときは特にうれしく、夕食をTVの前に置いてもらいTVの前から離れませんでした。
今思うと両作品の設定は割とリアルで、撮影技術は現代より劣るものの脚本としては優れたものが多かったように思います。
「ウルトラセブン」に出てきた宇宙人や「帰ってきたウルトラマン」に出てきた怪獣達はセンスの良い設定のものが多かったです。
(「ウルトラマンA」に出てきた超獣も独創的なものが多かった)
「ウルトラマンタロウ」になって私は見るのをやめました。
あまりにもふざけたお話やZAT隊員達のふざけた態度が嫌になりましたし、タロウの叫び声(篠田三郎がお風呂の中で叫んだような「シュワ〜」という間延びした声)に興ざめしたためだと思います。
(ウルトラ兄弟が登場する回はチェックしましたけどね)
「ウルトラマンレオ」になってセブン=モロボシダンが登場するうれしさもあって再び見始めましたが、シリーズ後半は見ていませんでした。
(ですからいつモロボシダンが帰っちゃったのかは分かりません)
これは年齢的にウルトラマンに夢中になる世代を過ぎたためだろうと思います。
子供の頃よくウルトラマンごっこをしたのですが、私の役は何故かゾフィー・・・
みんなあまりやりたがらない役ですし、わがままな妹を持つ(内緒ね)兄の立場としては適役と子供心に判断していたのかも知れません。
唯一の誇りは僕たちの中ではゾフィーのM78光線がウルトラ兄弟中最強の必殺技だとされていたことなんですが、実際設定上はどうなんでしょうね?
当時、人気があったのがタロウ,エース辺りだったような気がします。
セブンはアイスラッガーを投げた後の頭が格好悪いと僕たちの中では人気ありませんでした(笑)
子供の頃の想像力をかきたててくれた第1期ウルトラマンシリーズ・・・
現代の子供を夢中にさせている平成ウルトラマン3作が持っている魅力のエッセンスが、既にいっぱい詰まっている作品群だったと思います。

などと言ってるうちにかなり行数を食ってしまいました。
次回からはウルトラマンシリーズを1話ずつ考察していきたいのですが、この分だとこのトークも11回続いてしまいそう(^^;




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