「武蔵の国の国府:府中の歴史」

 やっと府中に辿りついたと言われそうな、昔々国府があった所である。大国魂神社、各所に立つ銅像、郷土博物館などを廻るとそんな気がしてくる。
概要説明

 ・直接大国魂神社に集合、いつもながらイベントの参加率は高い。境内をゆっくり巡り、宝物館
  では径2.5mの超大太鼓に驚く。これが幾つもある、撮影禁止で正式にはお見せ出来ない。
  胴はアフリカからやってきた無垢の木を刳り抜いてあり、皮は和牛の雄一頭分。
  境内の東側に地獄坂を発見、遺跡発掘を横目に散策する。あとから博物館で説明された。

 ・天然記念物として整備されたけやき並木をぶらぶら、かの源義家の銅像を見かける。すぐ隣は、
  新しくできたモダンなプロムナード付きデパートである。

 ・午後は、分倍河原駅前の新田義貞像を見ながら、郷土の森へ向かう、駐車場に苦労する。
  博物館では、専門の案内嬢に約1時間案内をしていただいた、お世話様でした。多摩川の河川敷
  の変遷と地層の断面模型は面白かった。
  外に展示してある民家などの知識を仕入れながら、石器時代から1万年余を一気に駆け抜ける。

 ・園内には、20軒近くの移設した古い実在の建物が展示してあり、中へ入って当時(江戸〜
  明治)を忍ぶことが出来る。中には、明治天皇が多摩地域訪問の際立ち寄った庄屋もある。
  この郷土の森は、スポーツ施設も含めかなり広く、府中の財力を感じさせる一日であった。

 ・此の後足利尊氏ゆかりの紋所が残る高安寺へは、夕方の部を予定している5名が足を延ばした。
  と言うのも、直ぐ向かいの旧家作りの雰囲気のある割烹「番場屋」が、2次会の設定。
  運転手が2人いて本格的に飲めない代わりに(?)、店長さん直筆の色紙を頂戴した。
  縁起ものの左文字を、目の前で左手ですらすらとしたためたもの、やったね。


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大国魂神社の境内にて
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欅並木の源義家の銅像、隣はデパートです。
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あの頃の庄屋、座敷の縁側にて明治を偲ぶ
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割烹「番場屋」にて、ジャパニーズ・クラシック
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店主の自筆、縁起物の色紙を2枚頂戴仕る


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