水干→水干沢→一ノ瀬川→丹波川→奥多摩湖→多摩川→海 源流から沢を下るせせらぎ:水干沢
・最初、ヤブ沢を渓流に沿ってゆっくり登る。新しい標識がしっかりしている。
広葉樹の天然林と、桧・唐松の人工林が混生していて美しい。
峠にかかる手前が、少し急坂で汗ばむ程度、途中で半服しても良い。(2.9km)
・峠からは、車が通れる程のなだらかな道、あとは楽勝。笠取小屋(0.8km)を経て水干へ(1.5km)。
そこには、岩と鳥居と水神社が在る。
・水干から東に少し行くと分かれ道があり、ここを100m程直登すると尾根道に出る。
この付近がしゃくなげの群生地、左へ行き、3度(たび)ほど上下に揺れるとそこが山頂。
下見の6月9日当日、新しい標識が立てられたばかりであった、環境庁と埼玉県の合作らしい。
・風衝草原を横目に笠取小屋まで戻り、一休坂経由で別のゆっくりした道を、小鳥のさえずりを聞きながら
のんびり下る。小屋直下の、水の有る源流で取水、ペットボトルを持参すると良い。
・一休坂は、「みずなら」の原生林、樹齢300年、差し渡し1m近くの大木も多く見られる。
約1時間、明るい森の気分を満喫出来る。やがて、ヤブ沢道に出ると終点は近い。
・源流は、東京の奥座敷のそのまた奥にあり、最初の一滴を舐めるにはそれなりの覚悟がる。もっとも、
立川駅に7時がきつい人は、民宿に前泊する途が在る。街道沿いの入り口の落合や麓の一ノ瀬地区に
民宿がある。中の1軒は、笠取小屋をやっているらしい。2食ついてビジネスホテルより少し安い。
・奥多摩のおみやげは、山葵がよろしい。
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