2. プロジェクトの目的: 多摩都市モノレールを都市型産業の振興手段と考えて、コミュニティーとしての各都市が積極的に活用すると共に、 モノレール側もこれと連携してより使いやすいサービスを提供するという、双方向の協働(コラボレーション)により黒字化を図る。 そして更に、次の路線展開に結びつけ、より広範囲の多摩地域の産業振興を図る。そのための、ネットワーク作りを1つのプロジェクトとして立ち上げ、 その中で具体化を画策していく。行政はその立ち上げとその後の運営を支援する。
2)モノレール側の努力すべき具体的な点
・モノレールの存在、便利さの認知・理解の促進:初期インセンティブの利用
・高い運賃を車のトータル(駐車場代算入)コストと対比させPRする。
・車の乗り入れ規制と連携する。
・大学生の取り込み、関係者と連携した小中高の総合学習プログラムの開発推進
・主婦層の活動促進策の企画、沿線施設とのタイアップ促進
・モノレール会社社員の自立的な活性化による、周辺都市との連携強化
・車両の積極的活用
・乗客への恒常的インセンティブ:短距離連絡割引料金(モノレールと私鉄、JR)
・沿線敷地にSOHO向けオフィスビルを他の資本と連携して建てる。
・多摩センターの先に2駅増やし、乗換たくない客を北へ運ぶ。
3)都市コミュニティーや周辺企業の留意点:プロジェクトで検討
・都市間が連携した活動の促進
・年齢層、社会構成層別の利用者を意識したアプローチ
・西武球場などとの連携強化(上北台以北)
・立川市(北口、南口)、多摩市の役割分担明確化とイメージ構築
立川:周辺含めた地域の地域文化・情報センターの位置づけ
更に、国際交流センターを設置し、交流の促進を図る
南口に多摩地域のことを研究・教育する学校機能を新設する
多摩:現代文化のセンター
4)横田空港構想との連動
横田空港の民間利用により国際空港化し、モノレールを横に延長して空港に繋ぐ。
(多摩地域は国際空港まで3〜4時間係り、国際化時代に取り残される懸念がある)
2)自由なサロンの設置
立川南口に、人が集まりFace to Faceの交流が出来る「多摩創りサロン」を設置する事が重要である。ただし、会員制にする方がよいかもしれない。
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