J FLAG(5人制フラッグ) ルール補足 (2002.1.18 JTFA) (0) フラッグを取った選手、インターセプトした選手はその場に留まること。 その位置をデッドと判定します。 (1) 接触厳禁(パーソナルファール<15yd>でひどい場合はその試合の参加資格没収。) a. ランナー(ボールを持った者)は相手を避けなければならない。 b. ボールを持たないオフェンス選手は、ディフェンス選手の進路を妨害してはならない。 c. タッチ/タックルはもとより、サイドラインへ押し出すなどの行為も禁止する。 d. ランナーがフラッグを捕られないようにする行為は反則。その場でデッドとし15yd罰退。 e. ランナーでない者のフラッグを捕る行為は、アンフェアな行為で、デッドの位置から15yd f. スピンは禁止。(相手の近傍でのジャンプ、転回等を禁止) (2) プレイの開始 a. ハドルは25秒を限度とし、レフェリーは15秒、および20秒経過を知らせる。<5yd> b. すべてのプレイは、スナップによって開始するが、オフェンスの選手は、スナップする前に全員が 1秒間以上の静止をして、相手に攻撃開始であることを知らせること。静止後は1名の選手のみが横 あるいは後方へ動作(モーション)可能。(2名以上が動いた場合には再度1秒以上の静止をする 必要がある)<元の位置から5yd> c. ディフェンス側が、オフェンスのプレイカウントを声等で邪魔する行為は禁止。<5yd> d. 攻守ともスナップ前にニュートラルゾーンへ侵入してはならない。<プレイを中止し、5yd> e. ディフェンス選手がニュートラルゾーンを越えて良いのは次の場合のみ。<元の位置から5yd> 1. スナップ時にニュートラルゾーンから7ヤード以上後方にいた選手の内の1名。 2. QB(スナップを直接受ける選手)が他の選手へ手渡しによってボールを渡した後, 及び渡す振りをした後、はすべてのディフェンス選手はニュートラルゾーンを越えて良い。 f. オフェンスの最も後方に位置する選手がスナップを受けること。<その場でデッド。次のダウン> (3) ランニングプレイ a. ノーランニングゾーンでの攻撃で、ランでニュートラルゾーンを越えた場合、ノーゲイン扱いとする。 b. QB(スナップを直接受ける選手)が直接ランでニュートラルゾーンを越えた場合も同じ。 c. QBから手渡しによってボールを受けた選手はランによってニュートラルゾーンを越えることができる。 d. QBが後方へパスした場合、捕った場所または落ちた地点でデッド。(U-15はこの項無し) (4) パスプレイ(7秒ルールあり、その場でデッド) a. ダウン中に1度だけ、ニュートラルゾーン手前から前方へのパスが可能。 b. ニュートラルゾーンを越えてからのパス(前方および後方とも)は反則。<5yd> c. ニュートラルゾーンに届かない成功した(オフェンス選手が捕った)前パスは、その地点でデッド。 d. すべての選手が前パスをキャッチ可能であるが、キャッチしようとしている選手に対する接触による 妨害は反則である。またキャッチ前にフラッグを抜く行為も反則である。 <パスインターフェアランス:オフェンスの反則は元の地点から15yd、ディフェンスの反則では、 反則地点でオフェンスの1stダウン。エンドゾーン内でのディフェンスによる反則ではゴール前 2yd地点からオフェンスの1stダウン> e. インターセプトされた場合、その地点で攻守交代。インターセプトした選手はそこに止まっておくこと (インターセプトした位置が5ヤード地点からエンドラインまでの間のとき、5ヤードからの攻撃と する。) (5) ボールデッド a. スナップのミス、ファンブルによってボールが地面に落ちた場合、ランナーが足の裏及び掌以外を 地面に着けた場合、ランナーのフラッグが取れた場合、フラッグの着いていない者がボールをキャッチ した場合、およびフィールド外に出るか外のものに触れた場合には、プレイは終了し(デッド)、 その位置から次のダウン。 b. いわゆるセフティはなく、その場合は相手の攻撃。(新攻撃チームのゴール前5ヤードから) (6) 罰則と施行 a. すべてのオフェンスの反則では距離罰退の上、次のプレイは次のダウンから。3rdダウンでの反則は 相手の攻撃となる。(新攻撃チームのゴール前5ヤードから) b. すべてのディフェンスの反則では距離罰退の上、次のプレイはオフェンスの1stダウン。 c. ハーフディスタンス:ディフェンスのパスインターフェアランス以外の反則では、罰退距離は、ゴール までの半分の距離より長く取らない。(例:自陣10ヤード地点で15ydの罰則を受けた場合、ゴール までの半分の5ydが罰退距離となる。) d. 両チームに反則があった場合には、その数によらず相殺して、再度同じダウンを繰り返す。 (但し、辞退することで状況が変わる場合はこの限りではない。またインターセプト成立後及び ダウン終了後の反則とは相殺されない) e. 一つのダウンに同じチームが2つ以上の反則を犯したとき、被反則チームはその内の1つのみを選択できる。 f. すべての反則に対して、被反則チームはその施行を辞退できるが、d., e.の場合も含めて被反則チームが 明らかに有利な選択が存在する場合、レフェリーはチームに諮ることなく罰則を施行する。 コイントスに勝ったチームが、前半の先攻とする。反対のチームが陣地を選ぶ。 後半は、陣地を交代し、コイントスに負けたチームの5ヤード地点からそのチームの攻撃を開始する。 (本資料は、http://www.biglobe.ne.jp/~tsuyoshi/TF/JFLAG/rule/index.html で参照できます。)