期日:九月二十三日(隔年) JR山手線新橋駅下車徒歩十分 愛宕神社 愛宕神社は、西新橋の愛宕山の頂上にあり、その参道 は急な石段で、「出世の石段」という東京名跡なってい ます。 神社の紋は、葵の御紋です。 二十三日の午後四時、神社から宮本に当たる愛一町会 の神輿を先導に屋根・胴が六角の珍しい神輿が、この石 段を降りて、宮出しされます。 この石段の急なこと、 60°はあるのではないでしょうか? 下を見ると吸い込 まれそうです。 急なため、前棒は手で上に挙げ、後ろ は石段に載せるようにして、おろされます。 担ぎ出された本社は、氏子町会を渡御した後、夜七時 頃鳥居前に戻り、高張りでライトアップされた石段を、 先導神輿を従えて、宮入りします。 なかなか、幻想的 で綺麗な光景ですが、足下が暗いため、危険も伴い、無 事に頂上に到達すると、ギャラリから拍手喝采が上がり ます。 担ぎ方は、江戸前です。 |
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宮出しで、急な石段を担ぎ降ろします | 屋根・胴共、六角の宮神輿 |
七時頃に鳥居前に還御し、宮入の儀が始まります | ライトアップされた石段を登る先導神輿 |
宮神輿は棒が長いので担ぎ上げも大変 | 愛宕神社と出世の石段 |