川崎・山王まつり日記 平成十三年八月二日・三日(共に曇り時々晴れ)
連合渡御

 八月二日・町神輿連合渡御  

  今年は、曇天で担ぎやすいのですが、平日のた
め、人がやはり少ないです。
 いつもの町会は、、有名な「堀ノ内」の町会です。
 男性諸氏は特に知っていたりしますね :-)

 堀ノ内町会は、二十六番目で、ほぼしんがり、と
はいっても神酒所が遠い町会は連合に参加していな
いので十二、三基くらいでしょうか?
 担ぎ方は、川崎特有の「迫り持ち」です。 人手
が少ないので、あまり迫りをしません。
 蒸し暑さも手伝って、町会に戻った頃には、皆へ
ばり気味ですが、この町会は、ここからが本番です。
 なんといっても、「堀ノ内」ですから、見渡すと
例の関連の店が建ち並んでいます。 神輿は、呼び
込みのお兄さんがたっている入り口につっこみ、「
おねえちゃん」を呼びます。 
 今回も浴衣姿で待っている女の子がいました。 
イイすね、浴衣
 今年は珍しく、女性が大勢やってきて、担ぎ手も
元気回復! 神輿を持って、走り回ります。
 六時半には、神輿を納め、直会後、友人宅で宴会
に突入! 明日は、起きれるのでしょうか?
連合後、神社近辺の四ヵ町が各町会神酒所を巡幸
堀之内
各町に分かれ、一路堀之内を巡行
お店の入り口 お姉ちゃんと一緒
のりのいい女性が加わって、調子が上がります 浴衣姿で神輿へ

<迫り持ち>(せりもち)
川崎特有の担ぎ方で、神輿の形は、縦棒4本を基本
とする江戸前と同じものです。 この縦棒に体を預
けるように担ぎ、棒を絞ることで神輿を押し、ゆる
めることで引き寄せる操作を行い、競り合うことで
神輿が進みます。 一見、地味な担ぎ方ですが、本
気で競り合うと非常に体力を使う担ぎ方です。
 見せ場としては、交差点等で行う競り合いで、神
輿の四方の一方を地面につくほどに絞り込み、対抗
方向を持ち上げ、つぶれないように踏ん張るものと
神輿を徐々に上下に振り、全体的に大きく飛び跳ね
る動作の二つがあります。

競り持ち
迫り持ちの本社・玉神輿
本社
 八月三日・本社渡御  

 日の出直後の早朝から、川崎の街に半纏姿があち
こちで見え始めます。 宮出しは、六時半とかなり
早い時間だからです。 バイクを飛ばして、ギリギ
リセーフ(^.^)
 町神輿は、前日の内に輪木をはずされ、神酒所に
飾られ、ほぼ今日は担がれません。 本社のみが、
各町会を巡幸します。 式典の後、神輿は、役員の
みで担ぎ挙げられ、孔雀・玉の順で本殿を参拝。
 しばし、もまれた後、太鼓の合図で、一般の担ぎ
手とチェンジのはずが、今回は馬におろして交代。
 あれ? なんで?   狭い参道を担ぎ出すとす
ぐ第一京浜に出ます。 神輿がわたりきるまで、車
は総て止められます(信号が、どちらも赤のまま)。
 渡りきるとすぐ住宅街へ、入ります。 道もぎり
ぎりの狭さなので、早朝といえ、人混みで汗だくで
す。
 このころになると、出勤者や商店関係者が引き上
げはじめます。、今年も平日のせいもあって、どん
どん減っていきます。(でも意外に残っています)
 しかし、好きなだけ端がとれるのは、このときと
正午前後なので がんがん行きました。
 正午頃、昼食の休憩になったのでいったん引き上
げです。 東京からの客人を送り、書類作成・提出
に行きます。

 夕方近くになり、出かけようとしたところ進行が
早まっている模様。 何とかアーケード街のもっ
とも盛り上がる場所で合流し、イルミネーションの
中を進む神輿を満喫し、その後、宮入の撮影に専念
しました。 町会の神酒所に立ち寄ると、知り合い
がいっぱいやってけと そのうち、常連のせりーぬ
夫妻もやってきて、結局、夜十時すぎ....
 明日も地元であがるので、ちと心配(_ _).。o○
朝六時半に神社から宮出し
玉宮入
氏子二十八ヶ町を巡り夜八時に宮入します
お品書きに戻ります
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