期日:四月第一日曜日
京急大師線・川崎大師駅下車 若宮八幡宮
現在は、若宮八幡宮内に遷座されている金山神社の
例大祭です。 ここの御神体は、「かなまら様」つま
り金属でできた男根で、いわゆる「金勢様」です。
世界的にも珍しい性信仰の神社で、古くは「大師の
ジベタ祭」として、川崎宿の飯盛り女達が、竹の子を
始め芽吹いたばかりの蕗、蕨、ぜんまいで料理を造り、
茣蓙を持ち金山様の境内にお花見を兼ねて、集まり、
歌舞音曲をして、春を祝ったものだったそうです。
大正頃から、盗難等で奉納品が散逸して、昭和初期
頃に廃れていたそうですが、戦後、海外からの研究者
や参拝者が訪れるようになり、昭和五十年代に かな
まら講ができて、祭りを再現し、現在の祭りに至った
そうです。
境内には、男根をかたどった餅や削った大根が飾ら
れ、茣蓙やシートが敷かれ、外人さんも集まって演芸
大会などが行われます。
祭りの行事の一つとして、「面掛け行列」があり、
着物や刀などをつけて行列し、これに3基の神輿が連
なります。
画像では分かり難いですが、ピンク色で目立つ「エ
リザベス神輿」は、ニューハーフ系の女性(?)や女装
者だけで担がれています。 わお!
今年は、桜も満開で とても華やかでした。
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