期日:八月六日付近の土日月曜(三年毎) 地下鉄有楽町線月島駅下車徒歩五分 住吉神社 本祭は、三年に1度で、祭禮日の前週に大幟の木枠 が掘り出され、鳥居と佃小橋等島内の六カ所に立てら れ、祭禮を知らせます。 第一日目は、獅子頭の宮出しで、早朝から三回にわ たって担ぎ出され、御仮屋に奉祀されます。 二日目は、本社神輿の宮出しで、屋根に八つの蕨手 が付いた珍しい八角神輿が出御します。 約百六十年 前に制作されたもので、住吉講の浴衣姿の担ぎ手の手 で担ぎ出され、月島−豊洲−晴海を巡り、勝どきの御 仮屋に一泊した後、三日目の夕刻すぎ還御します。 以前は、神輿洗いや水上巡行も行われたようですが、 平成二年に一度復活して以来、絶えているようです。 夕焼けの中、祭囃子に伴われての宮入は圧巻です。 今年は宮入の際、石灯籠が倒れ、怪我人がでたこと が残念です。 担ぎ方は、江戸前で、深川のように水掛をして、神輿 を迎えます。 |
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水掛で本社をお迎え(晴海) | 町会渡御も水掛です(月島) |
最終日、佃小橋に還御 | 宮入は、住吉講だけで行われます |
初日に宮出しされる獅子頭 | 住吉神社と大幟 |