惑星運動シミュレーション2(太陽系をつくろう)

解説と操作法

 黄色い大きな丸が太陽,水色の中位の丸が地球,緑色の小さな丸が月です。太陽,地球,月といっても,どこかの太陽系と考えて下さい。私たちの太陽系とは天体の大きさがだいぶ違います。地球の質量に対して太陽は10倍,月は10分の1倍に設定してあります。各天体から出ている小さなピンクの線は速度ベクトルを表しています。
 さてStartをクリックしてみて下さい。天体が動き出します。うまい具合に地球の周りを月が回り,それらが太陽の周りを回りだします。これは初めの位置や速度をそのようになるように調整しているからです。Body selectorで天体と同じ色の丸をクリックして選択し,その天体付近をドラッグすることによって位置や速度をコントロールできますのでやってみて下さい。新しい太陽系をつくることができるでしょうか?チャレンジしてみて下さい。
 Stopで運動を一時的に止めることができ,そこでも速度を設定することがでます。Startでまた動き出します。Stroboのクリックでストロボのように軌跡が残るようになります。 その軌跡はStartによって消すことができます
 初めの状態にもどす場合はResetをクリックして下さい。

 この運動は万有引力のもとでの惑星の運動を,4次のRunge-Kutta法を用いて計算しています。計算では適当な単位系を用いています。急速に曲がるなど加速度が非常に大きい場合,計算誤差が出ますので注意して下さい。


作成者:加藤徳善

作成ノート

 自作Java Applet第4弾です。第1作の万有引力シミュレーションを3体に拡張しました。

(1997.3.23)

Javaプログラムのテキストを見る。



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