1時間半程度でどれだけ火星が自転するかを見ることができます。
正直いって100mmでこれだけの写真が得られるとは思いませんでした。はじめはデジタルカメラの写真でコンポジットを試みましたが,あまり効果はありませんでした。しかし天体写真で定評のあるフリーソフトのRegistaxをデジタルビデオのムービーデータに使用してみました。ムービーのAVIファイルを指定し,自動処理で画像選別,配置,コンポジットを行い。Waveletフィルタによる画質改善で仕上げると細部のようすが浮かび上がってきました。実際に天体望遠鏡をのぞいているときに大気による揺らぎの中で瞬間的に見える最良の見え方に近いものがあると感じました。仕上げにPhotoshopで画像を整えたものが上の写真です。