ライブ前のくつろいだ状況
そんなわけで,ライブやりましたよ.当日は朝から雨模様,なんかやろうとすると結構雨に降られるんだな.でも午後は晴れました.はむおのおかげでしょう.どのバンドも地獄のように厳しい練習の成果を思う存分発揮してすばらしいライブとなりました.そしてやはり特筆すべきは,今回,素敵なゲストバンド,我らのZoo-La Zoo応援に駆けつけてくれたことです. ね,よかったでしょ? それから,彼らのホームページも開設されました. ”これから充実させる”とマネージャは言ってました.みんなで見守ろう!

今回のライブは,4バンド(+guest 1band)のエントリでした.いづれ劣らぬ強者ものども.なかなか充実した仕上がりでほんとに時間が過ぎるのが早かったですね.

1996.4.20. 朝から雨.10:15ころ一足遅れて私は会場入り.申し訳ない.混んでたんだよぉ.そそくさと仕込みを始める.鍵盤回りが一番機材が多くて,しかも まとめなくちゃいけない.大変でしたがわれらがシェフ=シバヤマ,お疲れさまでした.
ふと目をやると,そこにはおしゃれなドブ漬け用のポリタンク.「よっしゃ,ビールつっこめ」とのりちゃんに指示.「あーい」と子どもの声が帰ってくる.どうやら機嫌がいいらしい.よかった.買いすぎたビールも結果的にはなんとなくはけた(うそ).
余裕を持ってサウンドチェックに入ったのが11:20.なんとなく心地よい緊張感.この時間帯ってのが一番なんかスキだ.そのまま続けておすぺのリハーサル.きくっさん音でかいって言われた.わしも言われた.おあいこだ.^^;やっぱええのぉステージは..と心の中でちいさくガッツポーズ.
小屋の後ろでは受付準備.あっこちゃん,なおちゃんおつかれさん.おっとその時だ,お花が届いた.なんとおすぺのベーシスト加藤はむお君への花束だ.山口県..??まぁいい.
そんなこんなで,リハは続く.次はミックジャンクション.さすが場慣れした感じでちょっとプロっぽい雰囲気さえ持っている.なかなか今回も気合い入ってるっつーかんじ.でもミックはミックだった.あっくんの新品のベース(moon)もきらきらとかっちょいい.いきなり速いテンポで「ぎゃぁーん」とたいちょのギターが炸裂.かっちょいい.初めて聴いたというくまさんfrom新潟もコシが砕けていたのをぼくは見逃さなかった.短いリハになっちゃって申し訳なかった>みくじゃ
こんどは,zoo-la-zooなんだが,メンバが到着していない.しょうがないから,彼らの熱狂的なファンでもあるおすぺのメンバが代わりにやることに.いきなりの代役にもあわてずさわがず.このへんはさすが海千山千のおすぺの連中だ.なんかおもしろそうなことが起こりそうな予感がこの時点で漂う.その場にいたみんなも感じたはずだ.
続いてしゅがぶら.ギターの堀井先生も間にあってよかった.緊張感のあるリハーサル,ちょっと堅いぞさとう..と思ったがこれは本番ではまったく余計な心配だった.さばさんのタイコもええなぁ.みんな真摯に取り組んでる姿が素敵だった.
でオープニングアクトを飾るえたびのリハだ.初めて聴く/見るバンドで興味津々.おぉ.すばらしい.かわちゅー,良いバンドつくったねぇ!! 

ってなわけで始まり始まり.
ライブの宣伝につかったバンド紹介に続けて「感想」などを書いてみようかな.

☆いっしょにがんばったバンドのご紹介(当日の出演順です.詳細情報はバンド名を今すぐダブルクリックだぁ!)☆

【Eternal Beats】

今回の企画に快く応じてくれたドラム(本職はギター)のかわちゅーこと川中君は,静かな好青年.と,おもいきや,いきなりインドに修行に行くほどこのライブに対する思いは強い(らしい).^^; 実は私,まだこのバンドを拝見したことは無いのですが,さすがビクター,音楽には造詣の深い方ばかりとお見受けしてます.みんなで期待して待ちましょう.続編:帰ってきたかわちゅう.インドの洗礼を受けて超強力になった.ドラムだってドリルつかうんだい!


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Eternal beats live photo
いやぁびっくりしました.うめぇじゃん.すげーじゃん.ギターの彼はおいらにクリソツ(らしい)だし,seenのギターとかもってるし,好きなコードはm9だしでジャズも入ってるし.もうなんだこいつみたいなぁ.^^;いやぁ相当な強者とお見受けしました.
そんでパーカッションのおいちゃん.もう腰が低いんだから.JBではヅラーズがおせわになって彼らに代わってお礼をば.どうもありがとう_O_.
ベースの人,ごきげんな人ですねぇ.いいっす.さすが管理職!(ちがうんだっけ?^^;)
鍵盤.バリうまぢゃないっすか!
ボーカルのおねーさん.柔らかい声ですねぇ.ドラムの人と出来てるって のは当たりですか?(問題ありか^^; ありなら先に謝っておこう.ごめん)

【Mick Junction】

ここはもう説明の必要もないでしょう.4ピースという構成でありながら骨太なサウンドはひとえに彼らの音楽に対する熱い姿勢のあらわれと言えましょう.特に,ギターの桐山氏のギターワークは必見必聴.このバンドの曲はほとんどが彼の手によるものです.彼のすばらしいコンポーズセンスにも注目.また,彼の曲を完全に表現するのはボーカルのミックをおいて他には居ないでしょう.あっくんのベースも冴えてます.音数の少ないバンド故の重要な役割を見事にこなしてます.ドラムのお方もはんぱじゃない.タイトなリズムにあの娘の腰も砕け散る!


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Mick Junction live photo
ぼくは見るのは3回目かな.やっぱいいやね.かっちょいい.なんか文句無しですよ.個人的には”すれっからし”がスキなんだよね.たいちょ,もっともっと曲書いてね. うーむ,このバンドは別格でした.流石,横綱!

【Zoo-La-Zoo】

今回急遽出演が決まった謎の外人バンドです.じつはこのライブの企画が始まってからというもの,ねばり強い出演交渉を続けていたんです.これが実りました.たまたまリビングルーム(後日,当日の模様を白日の下に晒す時が来るでしょう)で彼らを目の当たりにしたとき,戦慄を覚えました.イカすぅ〜! 何しろ,謎のバンドですから,バンド紹介もへったくれもありません.ただわかっていることは,外人バンドで,専属の司会がいる,っていうことくらいでしょうか.^^; 乞うご期待!


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ZooLaZoo live photo
何をかいわんや.はい.

【Sugar & Blacks】

現役の高校教師で構成されるバンド.普通のリーマンとは違う日常を送る彼らが作る曲はあまりにもロックです.メンバそれぞれに個性が強いが,特に体育教師であるボーカルの佐藤のキャラは一度体験したら忘れられないでしょう.また見に行きたくなります.このバンドもオリジナルが中心.ボーカルの佐藤先生のプロュースで次々に名曲を生み出す.期待しましょう!


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Sugar & Blacks live photo
ほんとにライブハウス初めてかよぉー.って感じ.佐藤のリーダーシップがそうさせるのか,存在感あるよね.いやぁお見それしました.あとは経験だよね.ひとつのまとまった”しゅがぶらの時間”をつくってお客さんを惹きつけたよね.急遽ご参加のコーラスの先生も実直なコーラス,佐藤を支えてましたね.いや,なにより,佐藤のアクションがぼくは好きだ.



【Over Spec】


☆そんでなにはともあれOver Spec の勇者達だ☆

full namecode namefunction
Tomoko KOHNO(河野朋子)ともちゃんvoice
Tatsuo KATO(加藤龍男)tarbass
Takashi MIYAZAKI (宮崎尚)王様drums,perc
Noriko SUGITA (杉田典子)のりちゃんkeyboards,cho
Tetsuya SHIBAYAMA (柴山哲也)tezkeyboards
Yuki FUKUE(福江由紀)ankochorus
Masumi HANDA(半田真澄)dahandrums,perc
Masaki KIKUCHI(菊池雅樹)けろguitar
Hamuo KATOH(加藤はむお)はむちゅbiting
Kuniaki WATANABE(渡辺邦昭)ozguitar



そして最後になりました.フショウ私がバンマスをつとめるこのバンドは95年の12月にできたばっかりです.このディジタル時代に70年代の音です.好きなんですよ.^^/ まだオリジナルというわけにはいきませんが,良い曲を自分たちなりに消化して表現していきたいと.勢いを消さないように.”活きのいい音”出そうとがんばって練習してます.今後ともよろしく.


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とりあえず当日の曲目リスト.

    #1.She's Gone

    この曲は,ボーカルの朋子が”これいいよ”ってもってきた金子マリの曲.ギターはCharが弾いています.ギターソロがかっこよくてもうおいしい思いをさせていただきました.^^/

    #2.Neon Sign Street Jive

    これはたつおさん(カバ先生)のご推薦.同じく金子マリ.ギターにはわれらのアイドル^^;今剛(こんつよし:元パラシュート).ナイスです.

    #3.Stand Back

    これは朋子がこよなく愛する,そしてバンドのメンツも大好きなスティービーニックスの曲.キャッチーな曲です.

    #4.Edge Of Seventeen

    これも同じくスティービーの曲.簡単なコード進行なのだが,いやはや難しかった. 雰囲気がね,独特だしね.勉強になったよね.

    #5.Street Information

    これはCharの曲.ストレートなロックです.一番よく出来たかな.最初はつまんない曲かなーって思ったけど,実はやればやるほど出来がよくなっていく不思議な曲だった. 朋子と僕でツインで歌ったんです.

    #6.蜃気楼へ

    これは学生時代から好きな山根麻衣の曲.大陸的な広がりのあるロック.素敵な曲です.何度やってもいい曲だ.ギターソロも超かっこいい.きくっさんのソロが冴え渡ったね.

    #7.さらばミシシッピ

    ご存知柳ジョージの名曲.ポピュラーな曲なのでみんな知ってるよね.これ,実は結構難しいんです.イントロのリフとか.コーラスとか.でも気持ち良いんです,この曲.^^/

    #8.Stuffy Nose

    そんで最後はこれも金子マリの曲.軽快なリズムで踊りたくなるんだよ.これも”キメ”が難しかったねぇ〜^^; 最後を飾るにふさわしい曲でした.


    ・・・わりと冷静にテープを聴いてみると...^^;いやバンマスたるものもっとしっかりせなあかんなぁと. でもボーカル&コーラスはよかった.表情がすごい出せてる.選んだ曲がオーバースペックだったのは私の不徳の致すところだが,ま,いろいろ勉強になったよね.特にS.Nicks.むつかしかった.でもさすがボーカルはめちゃくちゃいい.今度は^^;がんばろうね>けろ.宮崎さん,本番はさすが,きいき叩いててよかったっす.半開きの(っつーか全開)の口が好きです.^^/いやはやなんとも,またパワーアップしてくるからね^^;


    こんな感じでスケジュール発表した.
    ”こんてんつ”
    Date Sat April 20th 1996
    Place Shell Garden (JR根岸線石川町駅下車徒歩10分,BUND HOTEL 脇  地図を見てね
    Open 14:30
    Start 15:00
    Charge 1,000yen [with 1 or some more drink]



<<おまけ>>

  • Over Spec 厳しいミーティングと練習の状況(1)

  • Over Spec 厳しいミーティングと練習の状況(2)(photo by non)

  • Over Spec ライブ当日の状況(photo by non)