メンテナンスです。

その1                    戻る

完成後の修理です       2006/11/12


一応完成後試走して判明したトラブルです。

 

1 クラッチ滑り

 クラッチ板関係を交換しました。

 ギアオイルを抜いて。     赤く濁ったオイルが出てきました。

確かにYAMAHA純正ギアオイルは赤いオイルですが明らかに

濁って、錆っぽい色です。  気を取り直して。

 オイルポンプへのワイヤを外し、キックを取り外し、クラッチカバーの

ねじを外して、ケースをゴムハンマーで叩いて、ケースを取り外しました。

下のほうに赤い泥状の錆が。 クラッチ板の外周が錆で赤くなっています。

取り外したクラッチ関係です。クラッチ板とフリクションプレート

は磨耗しているのがわかります。 クラッチ板は許容限界越えていました。

クラッチスプリングも限界です。 ここまでばらしたのでスラストベアリングも

(中央上の小さな黒い輪です)交換しました。(ベアリングは問題なさそうでした)

 

クラッチ関係を外した状態です。ここには錆はありません。

内部の錆は目をつぶって、クラッチ周りを整備します。

(ケースを割りたくないので)

 

プレート類を新品に交換し再度組み立てました。

締め付けトルクが不明なので、FZR250の規定を参照して締め付けました。

 

 

オイルポンプからのオイル漏れ。

 オイルポンプからオイルが漏れています。 かわいくないくらい

漏れています。 停止状態でも2,3日置くとポンプから漏れたオイルで、

ケース内にオイルが数滴垂れています。

AS1はオイルポンプのシール類が入手できます。

36 24 がオイルシールです。分解するためさらに34(スプリングピン)

と25(ガスケット)を交換しています。

 

 分解した状態です。  ポンプの構造が理解できます。

 

 交換して再度組み立てました。

 

現状は、時間切れで確認できていません。

 

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