FZR1000(2GH)エンジン載せ換え 2007/9/20
エンジンOH編は、こっち
FZR1000(2GH)は、FZR750(2LM)の海外向け兄弟車です。
エンジン周り以外ほとんど同じです。逆に足回りは2LMの方が良いのを
使われています。
国内にも逆輸入が盛んに行われ、2LMより2GHの方が多く見られます。
普段走っていても、1000だと思われています。
1000cc化したいなと思いながら、エンジン探していると入手できました。
エンジンが入手できると次に、乗り出すのに一番簡単方法はと考えると
フレームを入手し750から移植するのが一番簡単といった結論が。
でも面白くない。 この際公認改造を行い、2LMを2LM改にするかと。
(フレーム代出すのがもった得ないだけ。 貧乏性)
エンジンOHが別立てで作成しています。
では組み込みです。
組み込み作業。
作業は750エンジンを降ろして、1000エンジンを積み込むだけです。
でも結構面倒です。
準備
外装、タンクを外します。
ラジエターを外します。当然冷却水も抜きます。
(前輪が邪魔になります 外しました)
エアクリーナー、キャブを外します。
マフラーを外します
エンジン前部のサブフレームを外します。
この状態で、前、後ろを吊り上げます。
こんな感じ。 吊り上げています。
エンジン降りています。(載せるときの画像かな)
エンジン下に台車をセットし、木片でエンジンを支えてからエンジンマウント
シャフト類を抜きます。
エンジン載せるときです。
やはり台車の上にエンジンを載せて。フレーム下まで移動させます。その後フレームを
前後で上下させ、マウントシャフトが通せる位置にエンジン、フレームを微調整し、エンジン
後部をマウントさせます。 後部2本がセットできれば、搭載はほぼ完了。
ばらした時の逆手順で、サブフレーム、マフラー、ラジエター等を着けていきます。
キャブは2GH用です。 別途入手し、ガスケット、ジェット類等を新品交換しています。
単体での油面調整もしています。 目視の同調調整もしています。
エアークリーナーはBOX内部のマニホールド上のゴム部品(インシュレータ)を2GH
用に交換しています。
ここまでくれば試運転。
左の三脚は試験用ガスタンク(ペットボトル改造)固定用です。
エンジン始動確認したら すぐエンジンOFF.
冷却水を入れて、再度始動し、細かな調整確認します。
冷却水の漏れがありました。 締め付け忘れでした。
アイドル調整もここでおこないました。
これが降ろした750エンジンです。 35000Km走行。元気なエンジンでした。
この後試走、慣らしを行っています。
エンジンノイズが大きいです。
キャブはPJを2回ほど調整しています。
カムチェーンと思われるノイズが大きくて、チェーンテンショナーを2度ばらして調整
しています。
変な添加剤使っています。 一部で有名な円陣屋の製品です。
なんとか使えるとこまで来ています。