これは何も教育関係に限ったことではないが、マスコミはいつも真実は伝えていない。正義の味方を気取っているのだろうが、伝えていることは世間受けする内容ばかりである。特に最近は新聞社も芸能雑誌と同じたぐいになっている。

 総会屋や税金の問題が新聞をにぎわすことが多いが、新聞社は自分が公正取引委員会から再三の勧告を受けているにもかかわらず、販売方法はずっと違法状態である。(日本全国同じような販売方法をしているとは限らないが)このような新聞社が真実を伝えるはずがない。

 体罰問題が新聞によく掲載されているが、ただ体罰だけが問題とされていることが多いが、生徒がどんな悪いことをしてもただ体罰だけが問題になっていることも多いのではないか?生徒がシンナーを吸っていても、タバコをすっていても体罰だけが問題となる。生徒に批判されるべきことがあってもマスコミはそれを伝えない。むろん体罰は違法であり、許されることではない

 ただ、マスコミがあまりにかたよった報道をするために、学校も教育委員会もマスコミを信用しなくなり、できるだけ隠そうとする。そのために、学校現場ますます社会から隔絶された状態となる。学校現場はもっと開かれた社会でなければならない。マスコミの報道姿勢が変わることを期待したい。

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