学校の中で、制服や校則が没個性的であると批判されて久しい。個性とは何か?学校で好きな格好をさせるのが、個性豊かな教育であろうか?茶髪にピアス、マニキュアにペディキュア、指輪に化粧を許せば個性豊かな教育になるのであろうか?

 割と知られていないが、学校は好きで校則を決めているのではない。むしろ校則があるために言わなくて良いことを言わなくてはならないし、教師は校則を守らせるために膨大な労力を使っている。もし、校則なんて無くして、授業だけに集中できれば教師はこれほど楽なことはない。校則があるのは、家庭や地域の要請があるためにやっているだけで、校則がなければ一番楽になるのは教師である

 学校が時代遅れの校則を作って、無理矢理守らせようとしている報道がなされているが、世間が受け入れてくれれば、学校はいつでも校則を無くすであろうと思われる。ただ、学校に一切の苦情が入らなければの話であるが.....そんなことは近い将来は到底ありそうにもない。家庭や地域でこのような指導をまかせて良いと思うのだが.....

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