10月にもまた台風が上陸した。地球温暖化の影響もあるのかもしれないが、上陸した台風は10個に達した。台風23号では、川から氾濫した水で行き場を失ったバスが立ち往生し、翌日全員がバスの屋根に乗っているところを救出された

 新潟の地震では多くの人が被災し、各地で道路が寸断されている。地震発生から4日後に2歳の子どもが、車ごと土砂に埋まっている中から奇跡的に救出された

 イラクでは戦争やテロで多くの人が亡くなっている。ハイテク兵器が夜間でも攻撃を可能にし、あらゆる電波を傍受して敵の居場所を突き止めるという。それでもなお、戦闘状態の終わりが見えない。

 戦闘兵器はハイテク化し、夜間でも道路といえないようなデコボコ道でgも、海上からそのまま上陸できる装甲車のようなものもある。一方で災害の救出現場ではどうだろう。水害では相変わらず、ゴムボートで救出される姿が多く見られるし、地震で壊れた道路は2次災害を気にしながら、人間しか近づくことが出来ない。兵器がこれだけハイテク化したのに、救出現場では40年〜50年前とそんなに状況が変わっていない。地震で壊れた道路を踏破したり、洪水でもどんどん進んでいけるような、レスキューマシンは出来ないものだろうか?

 ハイテク兵器の技術をレスキューマシンに応用することは出来ないのであろうか?洪水の中を突き進み、崩れた道路でもどんどん走れるような、スーパーレスキューマシンを作れないであろうか?

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