Pumpkin Time

ロサンゼルス・ラスベガス5日間の旅

6/26 熊本 10:40 貸し切りバスにて福岡空港へ

福岡 15:20 日本航空にて関西空港へ

関空 17:30 日本航空にてロサンゼルスへ

5日間の旅の1日はここで費やされるし、また、帰りに1日費やされることになる。これじゃ、エコノミークラス症候群のように死ぬ人がでるわけだ。飛行機の中では寝るのに首が痛くなってよく寝れなかった。それで、ずっと窓の外を見ていた。アメリカは広大で、しかも荒涼としていた。荒野という言葉が、空高くから見るアメリカの大地から初めて、理解できた気がした。日本が自然と共存し自然の許しを得ながら育ってきたというなら、アメリカは、自然を支配し自然を作り上げてきたということを実感できた。ほとんどが土肌の大地、山、もし、日本で同じ風景を見たなら間違いなく山を切り開いていているか、海を埋め立てているか。荒野の中にハイウェイが何本も走っていた。

 

6/26 ロサンゼルス 11:45 サンタモニカ、ビバリーヒルズ、チャイニーズシアター

サンタモニカの海からの風は涼しく、海流が寒流でであることが想像された。海岸の崖の上を歩いていたら、イタチが走り抜けていった。ふっと気づくと、芝生の上にくつろいでいた、それはイタチではなくリスだった。崖から、細い舗装された歩道を走り抜け、公園の芝生と往復していた。崖にはリスの穴がいくつもあった。崖にはほとんど植物が生えていないので芝生の根とか食べるために往復しているのだろう。おそらく、ここは北回帰線の近くなので本来は砂漠に近い環境なのだろう。ほとんどの植物は人が水をまくことで生きている。それにしても、ここの動物はあまり人をおそれない。日本との歴史の差というものだろう。日本では千年以上、いろんな動物を食してきているからね。スズメも日本のとは、ちょっと種類が違うみたいだが(地域変種かしら)結構、近くまでくる。1メータぐらいは許容範囲のようだ。

ロサンゼルスはたばこに厳しい。それは、シンガポールのそれとは違う。シンガポールは公共道徳からでたものだが、ロサンゼルスは健康中毒から生まれたもの、たばこの吸い殻を投げ捨てようが、近くにこなければOK。屋根のある場所でのたばこは禁止。長生きしたって大してよいことないのにね。

空港の大きさは関空の8倍だそうだ。何倍だって、何個だって作れるでしょう。町をはずれると土地はただだと思う。持ち主もいないと思う。あんな土地に地税を払うやつはいない。

宿泊 ロサンゼルス・エアポート・ヒルトン

 

6/27  ロサンゼルス 10:40 ナショナルエアラインにてラスベガスへ

ラスベガス 19:30 フリーモント・ストリート、ストラトスファイアタワー、トレジャーアイランド

ラスベガスは砂漠の中にあった。ロサンゼルスは荒野の中にあったが、ラスベガスは完全に砂漠の中にある。延々と続く砂漠の中に街が見えた。これがラスベガスだと確信した。こんなところにそんなに街があるわけがない。ラスベガスの先の方に大きな湖があった。最初、それを見て、海かしらと思ったほど。それが、フーバーダム、ラスベガスを支える水瓶。こんなに平地が続く地形があれば、あんな巨大ダムもできる。日本のような雨なしでは、一ヶ月のダムしかできない地形とは違う。

ロサンゼルスの趣味の悪い羽の生えた銅像の出迎えと違い(ロスの象徴でしょうか)、ベガスの空港は、おもしろかった。アナコンダが水から顔を出していたり(水面が床)カメレオンやトカゲがいたり、もちろん大きな像ですよ、本物じゃありません。

宿泊先のフラミンゴでは、本当にフラミンゴがいて、なぜだかペンギンがいて、黒鳥がいて、金鶏やウズラがいて、錦鯉や金魚がいて、そんなところでした。もちろんベガスですから一階はカジノ。まあ空港からルーレットがいくつもおいてあるところだからね。

宿泊 フラミンゴ・ラスベガス 

 

6/28 ラスベガスのストリップスを徘徊

フラミンゴでの朝食はバイキング、昨日の夕食のバイキングの時には生野菜があったのに、なぜ朝食にはない、同じ店だぞ。デザートに選んだアップルパイ・・・甘い!、アップルパイは少し酸味があるのがおいしいんだ、なぜ蜂蜜を混ぜてる、それもこの甘さは半端な量じゃないな。フルーツのトッピングのところには、たっぷりとチョコレートがあるし、隣の客はチーズケーキにチョコレートかけてるし、ううっ。フルーツにもチーズケーキにもチョコレートをかけるな、ラスベガスの人間は男も女もみんな太りすぎだ。

チビの日本人とデブのアメリカ人、恋人にするならどっち? デブのアメリカ人、チビは直らないけれど、デブはやせられるから。じゃ、結婚相手はどっちがいい? チビの日本人、チビはこれ以上小さくならないけれど、デブはもっとデブになれるから。

カジノなんて金のかかったパチンコ屋と同じ。ピラミッド、ニューヨーク・ニューヨーク、モンテ・カルノ、パリス、ヴェネチアン、うーん、パチンコ屋の趣味と同じ。レッド・ドラゴンというのはつぶれていました。違うのは、パチンコ屋の上にはマンションぐらいしかないが、ベガスではホテルだってこと。まあ、感じとしてはパチンコ屋とラブホテルを大金をかけてドッキングしたってとことかな。

アメリカはシーサーが好きなようだ。ホテルの入り口によく見かけるし、チャイニーズ・シアターでも見かけた。沖縄好きなのではなく中華趣味なのだろう。

カジノの当たりやすい時間は17:00〜18:00と10:00〜11:00と思う。絶対確率を調整している。当たりやすい台は、BARがひとつでもあたりなる台、これだと結構長く遊べるし、所持金が多ければ、ちょっとした大当たりで浮くことも多い。200ドルほど浮いたので合計残りの500ドルで、100万ドルのジャックポケットだかポットだかのある台に移って1時間で全部すりました。スロットは、あたりもはずれも早い。本番はサマージャンボだ。

フォーラム・ショップス

 

6/29 ラスベガス 10:00 日本へ

ベガスで1時間、ロスで2時間、成田で1時間の合計4時間予定より遅れ。

飛行機の中でショコラの映画を見た。フランスが舞台みたいなのに英語を話している変な映画だった。この映画で、アメリカ人の甘いもの、特にチョコレートに対する情熱というか執着というものを実感した。なんだろう、このチョコレートに対する執着は。

6/31 熊本 0:30 家に帰り着いたのは1時過ぎ、移動ばかりの疲れた旅でした。6日間の旅になってしまったね。