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極論・正論・いちゃもん館

もし科学が常識通りの結論を導くならば、科学など必要ない


無農薬野菜を食べると早死にする

あらゆる植物には身を守るための毒性がある。 ミカンの皮と一緒に昆虫を閉じこめると数分で昆虫は死亡する。 無農薬であろうがなかろうが毒性があることには変わりないのである。
これに対して、自然のものに対しては耐性があるという神話がある。
もちろん、全くの誤解である。
耐性が動物にできたら植物は毒性を強化する。
だからこそ、昆虫は死亡するし、人間が死に至る毒草は未だに数多くあるのである。
第一、耐性の遺伝は成人病には無関係だ。 性質は繁殖に何らかの影響を与えなければ遺伝しない、 正確にはその遺伝子は広がらないのである。
癌は遺伝子にもともとあり、子孫を残すために生殖能力をなくすころに 子の負担を軽くするために発動するという説がある。 同様に人間は植物の毒性にわざわざ成人病を誘発するようにできている可能性は高いのである。
毒性が少しでも少ない方がという意見も多いだろう。
しかし、無農薬でも収穫できるということは植物自体の毒性を多くしているのである。
農薬の毒性がどの程度か知らないが、大部分は表面にあるものであり、洗い流せる。 しかし植物自体の毒性は洗い流せない。
しかも、現在の成人病に大きく影響をあたえているのはストレスであることは明白である。
微々たる農薬を気にしているようでは、早死にするのも当然であろう。


年寄りはパソコンを始めるな

中高年がパソコンを始めだした。 渋いおじさんがコマーシャルでパソコンなんて簡単じゃねえか、 とか言っているのを真に受けたのだろうか。
ある雑誌では一ヶ月で会社のパソコンリーダになれる、なんてやっていたが、 当然じゃないか、どんなことだって一月もあればみれるものになるに決まっている。 殆どの人はドのつく素人なのだから、その程度でもパソコンリーダー。
でも、ばたばたと、パソコンを諦めていく人が多いのは何故だと思う。
パソコンなんて本当は必要ない、ガキの遊びだって思っているから。
世の中に、車がでたとき、電話がでたとき、テレビがでたとき、 きっとみんな同じような反応だったんじゃないかな。 でもパソコンは車ほど手取り足取り教えてくれる人はいないし、電話ほど簡単じゃない。
パソコンなんて必要ない、パソコンなんて無駄、パソコンなんて・・・と口にするときは 電話か、車に置き換えてみてよ。
パソコンの中には小人さんが住んでいる。私はそういうことにしている。
パソコンの特徴は、中に入れるソフト(プログラム)によって 無限の利用価値ができること、そして、 そのためにビデオのように単一の機能を固定した物より 複雑で繊細になる。
興味のない若者と、覚悟のない年輩はパソコンなど覚えられない。
パソコンは特別な物じゃない。同じような計算や、文章があったときに やり方教えてやるかから、小人さんが代わりにやってくれないかとか考えませんか。
小人さんはそんなときに役に立つのです。 小人さんは便利だけど、バカです。融通はきかない、間違っていても同じことを繰り返す、 小人さんには、できることとできないことがあることも知っておかないといけない。
電話ですませられることと、すませられないことがあるのと同じです。(ちょっと違うか)
そして、必要な機能を次々に追加できる。小人さんに新しいことを教えることができるのです。
機能として、中のソフトはもともと消したり変えたりできるように なっているのに加え、ハード(機械のこと)はメーカーによって微妙に違う (DOS/V機には厳密な規格はありません) のだから、その機械とソフトの相性(とメーカーやソフトハウスは呼びたがる) によっては不具合(とメーカーやソフトハウスは呼びたがる) が発生しハングアップ(昔は暴走と呼んでいたソフトもしくは全ての機能が反応しなくなること) 、エンドレスループ (ディスクのアクセスランプがつきっぱなしになりソフトが動かなくなること、 はっきり言ってソフトのバグです、ここで電源を止めるとディスクが破壊される場合があり このようなものは販売すべきではありません、あの会社のソフトは二度と買わねーぞ) 、ダウン(ソフトが突然落ちること) などが発生することはさけられません。
車とパソコンは故障するべきだなどどと訳の分からない台詞を口走った輩もいるぐらい 故障するものです。
パソコンが分からない。甘えるんじゃない。私だって分からないんだ。 未だにコンピュータの中には小人さんが住んでて、せっせと言われた通りに働いている と信じている。違うというのならどうやって動いているか説明しろ(私が分かるように)。
パソコンがなにも悪いことしてないのに壊れた。 嘘を付くな。小人さんは言われたとおりにしか動かないんだ。 なんもやらずに壊れるわけがないだろう。
言われた通りにやっているのに動かない。ほんとにマニュアル通りにやったっていう自信があるのか。
用語が分からない。覚えなさい。別に何百という専門用語を覚えろ言うわけではないんだから
壊れたら、まずは必要なもの(自分で作ったデータ)をバックアップをとり ディスクをフォーマットしてフル再インストールしてもだめだったら、 きっとディスクも壊れてます。修理に出しましょう。(まあ、いいかげん)
パソコンを使いこなすことなど不可能です。 しかし、機能を限定すれば実用的で丈夫に使用できるのです。
分かりますね。ビデオも使いこなせない人は無理でしょうが、 たいていの人は、一つのソフトを実用の範囲で使用することはそう難しいことではありません。 もちろん表計算やワープロなどは機能が多く全てを覚えることは困難でしょうが、 マニュアルを読みながら一つづつ覚えていけば次第に実用の範囲では使用は可能です。
私はEXCELと一太郎を使っていますがタスクバーの殆どはなんの機能なのか知りません。 それでも重宝して使っています。 必要な処理が発生するたびに色んなボタンを押して確かめたり、 マニュアルをひっくり返したりしています
マニアのように隅から隅まで、裏技までも知る必要は全くありません。 それは、新車が買えるほどチューニングに金をかけるような車のマニアになる必要が ないのと同じことです。
しかし、コンピューターが使えなければ時代遅れだなんて言うのはおかしいと考えているような 中高年には、決して、小人さんを使いこなすことなどできはしません。
いまさら、おもしろいと思えなどとは要求はできないでしょう。 であるならば、この複雑で繊細な小人さんとつきあう覚悟が必要になるのです。
その覚悟のない年寄りは最後にパソコンなんてと、子供のような捨て台詞とともに、 便利な小人さんの家は、高価なオブジェとなるでしょう。


ブラックバスを絶滅させるのなら放流もやめろ

人の移動に伴いあらゆる生物も移動する。 人間がいなければ日本には存在しない生物は山ほどいる。
彼岸花、ナズナ、椚、紋白蝶、ドバト、西洋蒲公英(パラシュートの種を持つ)、 ニジマス、アメリカザリガニ、ウシガエル、ハルジョオン、ヒメジョオン、 コジュケイ、ホテイアオイ、コウライキジ(首に白い輪がある)、 紫貝、アオマツムシ、セイタカアワダチソウ、雷魚、そして、雀、 まだまだ、数多くある。全て外来種と言われている。
しかし、それらの動植物の全てが日本の在来種の生存を脅かしているのだろうか。
そのために日本原産の種は徐々に減少していくのだろうか。
農作物の殆どは日本原産ではない。
確かに、田畑のために生活領域は減少し絶滅の可能性も増えるであろうが、 種自体がその生存を脅かすことはない。 なぜなら人間の手を放れて繁殖することはないからである。
日本ほど年間を通じて雨量が多く、季節間の温度差が大きい場所はない(と思う)。
農作物以外でも同じである、結局、人里離れた場所では生存できないし、 生存できたとしても、次第に在来種に押されていくのが落ちである。 人のいる場所は、田畑にしろ、アスファルトにしろ、サバンナなどの乾燥地の環境に似ている。 ただ、同等の生活を営む生物がいなければその隙間に入り込み百年前から住んでいるような 顔をすることもあるだろうが。
マングースがヤンバルクイナの天敵として、厄介者扱いをされているが、マングースも乾燥地向き。 結局、人間が原生林の奥まで道路を通って入れるようになったために、「人間の道」を通って密林に入り込んだに違いない。 山道をなくして人間も入れなくしたらマングースもヤンバルクイナのいる密林の奥までは入れないってこと。
しかし、在来種と同等の能力を発揮できる環境がある。 湿度など関係なく、温度差も比較的少ない水中である。
雀やゴキブリは人里から離れてはくらせないが、 雷魚やブラックバスは、人の手など借りずとも水温さえ合えば繁殖できるのである。
水草においては、さらなり。 大カナダ藻、江図湖に行ってごらんなせい、これしか生えてない。
さあ、それではブラックバスやブルーギルのように日本の水温に適応した魚食魚は 、限られた生態系を持つ水中では大きな影響力を持つのは当然。
ルアーフイッシング派でなければ他の魚の釣れ具合も変わるのも当然。
でも、ちょっと待った。お魚さんを釣れ具合、取れ具合だけで評価するわけ。
在来種の保護、これこそがブラックバスを駆逐する大義名分、錦の御旗、でしょ。
日本は島国であるため、外国の物が外来、日本の物が在来と思っていませんか。 それは陸上の生物の話、 水系が違えば元々は別な川との交流などまったくなかったお魚さんたちは、 水系ごとに微妙な差異、亜種を作っていたに違いないと思いませんか。
全国何処でもヘラブナが釣れる、そんな馬鹿な、あれって琵琶湖かどこかの特産でしょ。 どうして、大カナダ藻の間にヘラブナばかり泳いでいるわけ。
釣りが面白いから放流した、そうでしょ、ブラックバスと同じ。
きっと、そうして、在来種が気がつかないうちに絶滅しているのかもしれないよ。 貴方の故郷の川に、誰も気づかないうちに、ニッポンバラタナゴやミヤコタナゴ、スイゲンゼニタナゴ、イタセンパラ のような貴重種が、絶滅したり純血を失ったのかもしれないって考えませんか。
もちろん、殆どは、河川工事でタナゴが卵を生む二枚貝がいなくなったためだけど、 ニッポンバラタナゴ、岩魚や鮎の地域変異が放流のせいで純系を失っていくのは確か。
もうそろそろ考えませんか、貴方の故郷にしかいない魚を無視した放流を。