【プリム】
え〜っと、それじゃ、昨日言ってたとおり今日は簡単なテストを行います。出題範囲は、いちおう今までやった範囲ね。
“授業内容の理解度と、魔道士としての資質を試す”とかそういう理由で、この教室ではテストが行われることになった。
【フィアス】
う〜ん・・・【鈴之助&ラグノット】
テキストの内容は大体頭に入ってしまったけど・・・ちゃんと理解できてるのかなぁ。 テストも”簡単な”ってのが妙に引っかかるし・・・まぁ、今ごろ考えても遅いか。
落ち着いてテストを待っておこう。
(と言って、目を閉じて気を練り始める)
【ルティ】
鈴之助 「ふんふん。」 ラグノ 「ほー、スズ、お前ちゃんと分かってるねんな。」 鈴之助 「え、…あ、いや、ま、まーね(^^;)。き、君はどうなのさ?」 ラグノ 「ん?俺か?んー、まー、感覚的にあの事言ってるねんな、ってのはわかるけど、なんかやっぱし人間の魔法は、俺のとちょっとちゃうかもな。」 鈴之助 「ふーん、そんなもんかね。……んげっ、ど、どうしよう、テストだって!そんなの聞いてないよ。」 ラグノ 「せやかて、テストってもんは、いきなりやるから価値あるんとちゃうんか?お前のママさんもそう言ってたで。」 鈴之助 「っぐ…そ、そうかも知れないけどさ。昔からテストに弱いんだよ。…テストの用紙、居合で切っても…許してくれないよね。やっぱり。」 ラグノ 「当たり前。」 鈴之助 「うぐ…き、君も受けるんだよ? ラグノ 「え?俺って、実験道具ちゃうの?(ニヤニヤ)」 鈴之助 「く、くそー(^^;)。」
「ん〜〜、テキストはまあいいわよ。ずいぶんと量があるから読むのには苦労したけど」
なんとか全部読破はしたようである。
途中ルウ・ルアに読ませたりして、ちょっとズルしたようではあるが(^^;;
「でーーもね〜〜。問題があったのよね・・・・
あたし・・・・字が書けないのよぉっ!!」 そうなのだ。ルティはネコである。つまり肉球ぷにぷにお手々ではペンが持てなかったので、いままで字の勉強はしたことが無かったのだった!
当然ヒューマンフォームの魔法で人間に変身しても、字は書けない。
結果、実はノートはほとんどとっていないのだった。
「テストって筆記かなあ? ○×くらいならかけるんだけどな・・・どーーしよう(^^;;」
どーしよーって、どーしよーーもないのである。
こうしてルティのテスト勉強は、どっちかというと基本的な文字を書く練習の時間の方が長かったようであった・・・
そんな不安げな受講生の前に、なんだかやたらと大量の問題用紙が配られた(^^;) 問題用紙を配り終えたプリムローズは……
【プリム】
魔道士に必要なのって、やっぱり「とっさの時の適切な判断」、これが一番大事じゃないかな? 使える術とかはその次の話。
というわけで、3択問題 全500問、1時間以内にできるだけたくさん解くこと(^^)
果たしてテストの結果は……
残念ながら、キミは問題を半分ほどしか解くことができなかった……。圧倒的な問題量に途中で力尽きてしまったようである。
【プリム】
う〜ん……やっぱりこの量は多かったかなぁ……(^^;; まぁ、学院生でも全問とける人なんてそうそういないし、いきなりだったからしょうがないかもね。
―― 行動判定が B だった場合……
キミはこれまで身に付けた知識を総動員して、なんとか7割ほどの問題を解くことができた。
【プリム】
けっこうやるじゃない。この短時間でこんだけ解ければじゅーぶんよ。魔道士に向いてるんじゃない?このテストで基礎知識と判断力があることを証明したキミは、【魔道士のセンス】が+1される。(って、なんに使う能力値だ?(^^;))
―― 行動判定が C だった場合……
[ルティ]
信じられないことだが、キミはなんと9割以上もの問題に正解した!
【プリム】
……なんでこんなに解けるの……?(・_・;)キミの【魔道士のセンス】は飛びぬけているようで+2される。しかし、さすがに疲れてしまって【気力】が−1されてしまった。
ミントが新しい呪文書を持ってきた。呪文書といっても、本ではなく、1枚の紙に書かれただけのものである。それを手渡すときの雰囲気から、すでにワガママモードに入ってるようだ(^^;;
【アルハ】
はいはいやります。今までの行動から行くと拒否すれば絶対進行しないと思うし…。渡された呪文書は、今まで見た呪文書とは少し感じが違うようだ。しかも、どうやら彼女の手書きのようである。【コメント】 アルハは呪文書を受け取った
【アルハ】
どれどれ、あれ?何か妙に新しいですね。魔法の矢というとキューピッドみたいなの連想しますけどこれは一体?呪文を唱えたキミの手に力が集まり……
今までのだったら古い物で大丈夫だし…。まさか殺傷用…!?攻撃魔法だし…(--;【コメント】 アルハはしぶしぶ呪文を唱えだした
……それだけだった。呪文は特に間違えたはずはないのだが、術は発動しなかったようである。
【ミント】
あっれ〜? おかしいなぁ……。うまくいけば大量のマジックアローが乱れ飛ぶ、けっこう派手な呪文になるはずだったのに……まだ調整が必要かなぁ?
……キミが呪文を失敗したのは正解かもしれない。あるいは、本能的な危機察知能力がそうさせたのかもしれないけど。いずれにしろ、ミントの評価は若干落ちたかもしれないけど、【無差別マジックアローの呪文書】を手に入れた。
―― 行動判定が B だった場合……
……キミの周りに10数本のマジックアローが現れた! そして、無差別に辺りのものを破壊していく! さらに悪いことに、術が止まらないのだ!
【ミント】
お〜っ やっぱりけっこう派手ね〜 でも、もう少しコントロールできないとまずいかなぁ。もうちょっと呪文見直さないと……横では、マジックアローをよけながら、ミントがなにやらメモを取っている……
【バール】
うう・・ね、眠い・・わかりやすい授業内容が眠気を誘う。さらに、メース自身の声がやや小声なこともあって、さらに眠気に拍車をかける。キミは何とか起きていようと気力を振り絞るが……
起きていなくては・・しかし・・
あ、あの。少し眠気覚まししたいんですけど。
【メース】
……すぅ……すぅ……って、あんたが寝てどーする。
―― 行動判定が B だった場合……
[ バール ]
【メース】
そうそう、白魔法には眠気を払うという魔法もあるんですよ。でも、無理に魔法で眠気を払うということは、精神的に……メースは、キミの様子に気づいて話題を変えてくれた。そのおかげで、なんとか今日の授業は眠らずにすんだようである。というわけで、【気力】が+1。
他のクラスはすでに授業を開始しているにもかかわらず、お客(おいヾ(^^;))が来ないこの教室。しかし、そこに遅れてやって来た者がいた。
【リヒター・フォン・ラーズベルト】
私の名前は、リヒター・フォン・ラーズベルト。【ソッポ&ダボン】
人呼んで”黒衣の貴公子”天才魔術師だ。現在は”黒と悪の美学”について研究している。よろしく頼む。ほう?悪の魔術師入門講座とはなかなか粋な事をするものだな。少し覗いてみるか。
(教室の中を見てみる。高笑いしているジェーラさんを見て。)
ほほう、講師の方もなかなか興味深い人物のようだな。私の研究テーマの足しになりそうだし、受講してみるか。
(フクロウ頭の半鳥人と、馬の頭の半獣人が魔法協会前にて……)(ということで、2人は視覚効果入門クラスへ)
ソッポ(フクロウ男) 「ホウ?魔法の学校のようで……ホウ、視覚効果?」 ダボン(馬面男) 「ん〜?なんかあったんか〜?」 ソッポ 「魔法の、視覚効果について学べるところがあるようですな」 ダボン 「ん〜?視覚効果とな?そりゃ面白い、今後劇団の演出効果に役立つかもしれんのぉ〜」 ソッポ 「では、せっかくだから覗いてみますか」
ソッポ 「ホウホウ、失礼いたします。私は視覚効果入門クラス受講希望者でソッポと申す者ですが」 ダボン 「ん〜、同じくダボンってもんですが〜」 ソッポ 「私は光や闇、幻の魔法と若干の風の魔法が」 ダボン 「ワシャ地に関する魔法と若干の白魔法が使えるのぉ〜」 ソッポ 「ということで、わずかながら魔法の心得はあります。ぜひここの講義を受けたいのですが、いかがでございましょうか?あ、もちろん受講料は持参しております」 ダボン (歯をむき出して鼻を鳴らしながら)「フガ、フガ……ん〜、鼻がむずむずするのぉ〜」
あ――っはっはっはっ! “遅れてやってくる”確かにそういう演出もあるにはあるわ……。しかし! それは主役がピンチになったときに現れるサブキャラの演出よ!(びしぃ!) それに、効果的な演出を行うためには、まずは現場に早めに着いて下調べをしておくことが重要ね!(びしぃ!)魔法の講座なんだか、何の講座なんだかよくわからないが、とにかく授業は始まったらしい……(^-^;A
(そーいう講義なのか?(笑))
ふっ……まあいいわ。これからあなたたちには、登場シーンに欠かせない、“ライト”の魔法での逆光とピンスポットの使い方を教えるわ!
―― ただいま作成中です もうしばらくお待ちください ――
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