[エクレア地方開拓史] 初等魔法入門講座:5 - 魔法協会

 そんなこんなで最終日。魔法が使えるようになってもならなくても、いちおう今日でおしまいなんだけど、みんな使えるようになったのかな……?


魔法理論基礎クラス(プリムローズ)の場合...
初等攻撃魔法クラス(ミント)の場合...
初等白魔法クラス(メース)の場合...
視覚効果入門(?)クラス(ジェーラ)の場合...
そして……(後日談)

前回のお話……
あとがき



【魔法理論基礎クラス】

 キミは『ウォーム・ハート』の呪文を唱えた。手の先がほんのりと暖かくなってくる……

【鈴之助&ラグノット】のばあい……

 よく見ると、手の先にかすかに赤い球が浮かんでいるのが見える。『ウォーム・ハート』の魔法を使うのに成功したようだ!

鈴之助 「……………………」
ラグノ 「をををを!?できとるやん。」
 しかし、その球に気を取られたとたん、術が途切れてしまった……
鈴之助 「え?あ、消えちゃった…」
ラグノ 「いやいや、できただけめっけもんや。まさか、お前にできるとはなー。」
鈴之助 「どういう意味だよ。いやー、しかし練習すれば結構便利そうだね。」
ラグノ 「そんなん、おれ、できるで。」
(ラグノ、口を軽く開ける。口の中に、オレンジの小さい玉。ブレスのようだ。確かにほんのり暖かい。)
鈴之助 「そ、そんなミもフタも…君さ、8時間も飲まず食わすで、しかもしゃべらずに出してくれるの?(ニヤニヤ)」
ラグノ 「あう…」
鈴之助 「ま、何にせよ、来てよかった。(^_^)」
ラグノ 「あう…(-_-;)」

【フィアス】のばあい……

 よく見ると、手の先にかすかに赤い球が浮かんでいるのが見える。『ウォーム・ハート』の魔法を使うのに成功したようだ!

・・・
(呪文を唱え終わる)
おっ、暖かい・・・
(これって成功かなぁ?)
 しかし、その球に気を取られたとたん、術が途切れてしまった……
あ、消えた。
ん〜。もう一回やってみよう。
・・・
(呪文を唱え終わり、再び赤い球が発生するがすぐ消える)
あ〜、また消えた・・・
それにしても、これって気功球に似ているなぁ。
初めて気功球を出したときもこんな調子だったっけ。
まぁ、要練習か・・・
ははは・・・(^^)
(昔を懐かしんでいる)

【“黒猫の”ルティ】のばあい……
 『ウォーム・ハート』の魔法?
 ・・・・
 なんて素敵な魔法なのっっっ(おめめきらきら)
 温度調整が出来て! 8時間も持続!
 これでこの冬はほかほかね♪
 やるわ!やるわよっ! たとえ気力がマイナス1でも(をい)使って見せるわっっ!
  〜〜〜〜〜(呪文を唱えている)〜〜〜〜〜
 よく見ると、手の先にかすかに赤い球が浮かんでいるのが見える。『ウォーム・ハート』の魔法を使うのに成功したようだ!
 ・・・あっ、なんか赤い球が浮かんでる!
 しかし、その球に気を取られたとたん、術が途切れてしまった……
 ・・って、ああっ、消えちゃった・・・・
 で、でも、一応発動したわよね! もちょっと練習すればなんとかなるわよね♪
 よし。特訓よ!修業よ!
 プリムせんせ、今のどこが悪かったか、みてみて〜〜
 ・・・・・・・・
 はっ、まさか肉球の上で赤い球がすべっておちたとか!?

【プリム】
 へぇ〜みんな成功したんだ…(・・;)
 何人かは失敗してもおかしくないと思ってたけど……
 でも、今年の冬はみんなであったかく過ごせそうでよかったよね、うん!(^^)
 あとは、少しくらい気がそれても魔法が消えないようにするとの、持続時間と温度の調節ができるようになればカンペキだねっ。
 コツは、『ウォーム・ハート』で暖かくなってるところを意識しておくことかな。あとは、練習すること! この魔法、使いこなせるようになると、ヤカンの中に入れてお湯が冷めないようにしたりとか、いろいろつかえるから、練習してて損はないよ(^^)
 あと、ルティの魔法がすぐに消えたのは……やっぱり、浮かんでる赤い球に注意が入ってしまうせいじゃないかな……猫だし……(^^;;
 こうして、「魔法理論基礎クラス」は全てのカリキュラムを終了した。
 この教室に参加したひと全員には、プリムローズから終了証と最後の授業で使った『ウォーム・ハート』の呪文書が渡された。


【初等攻撃魔法クラス】

 キミは呪文を唱えて、足元にそれを投げつけた。魔法は地面に叩きつけられると円を描いて広がって、キミの周りに炎の幕を張った……

【ネフェタージ】のばあい……

 ネフェタージが呪文を唱えると彼の周りを炎が包む、、しかし彼は特に熱いとは感じていないようだ。呪文は成功した様である。

 「おし!!(^^)全然熱くないぞ。これなら上出来じゃないかな?先生?」
 初めての魔法の成功に気を良くしているようだ。

【アルハ】のばあい……
なるほど、実験したのなら安心…って、大丈夫の感覚が違うような気がするんですけど?(^^;
えー、「フレア・スクリーン」…炎の幕で術者を守る…。
前回の魔法に比べると幾分安全の様なのでやってみましょう。
でも反論の余地は最初から無いな…(^^;

【コメント】 アルハは詠唱を開始した

………。

【コメント】 …炎の幕が張られたがアルハは火傷をしなかった

おお!なんか成功しましたね。マトモだ! 修行すれば厚くしたり持続させる事も出来るかも…(^-^

【コメント】 どうやら魔法をアレンジしたり作ることに興味を持ちだしたようだ


【ミント】
 あら? 失敗しないんだ。そうなんだ……ふ〜ん……
 なんだか、普通に成功したことがつまらなそうなミントである。

【ミント】

 ま、うまくいったんならいいや。
 いちおうこの魔法ってアレンジの基本形になってるから、いろいろアレンジしてみるといいわね。
 たとえば……炎の幕を衝撃波みたいに打ち出して自分の周りにいる者敵味方問わず吹っ飛ばすとか、術の半径広げて炎幕のかわりに爆炎吹き上げるようにするとか……そうすれば、この魔法も立派な無差別広域攻撃魔法になるわ(^-^)
 ……そこまでして無差別攻撃魔法にしなくてもいい気はするが……
 ともあれ、なんとか五体満足で終了証と『フレア・スクリーン』の呪文書を手に入れた。
【初等白魔法クラス】

 キミは落ちてくる金ダライにタイミングを合わせて『シールド』の呪文を使った……!

【バール】のばあい……

 キミの頭に金ダライが当たる直前――
 ぱくぁんっ!
 金ダライが吹き飛んだ。

ふうぅぅ〜。なんとか防げました。
これもメースさんのおかげですね。あ、これよろしければどうぞ納めてください。無事に卒業できるお礼です。
(メースに50トルテ渡す。)

【メース】
 あら、そんな、授業料はちゃんといただいていますのに……ありがとうございます(しっかり受け取るメース(^^;))
 でも、ちゃんと使えるようになってよかったですわ。これで、わたしも授業をしたかいがあります(^^)
 あとは……そうですね、実践でもちゃんと使えるといいですね(^^)
 そういって、メースは、キミに終了証と『シールド』の呪文書を渡した。
 それと、授業で使ったガイドブックももらえるようだ。巻末に、よく使う呪文リストがついているので、今後の勉強の役に立つかもしれない。


【視覚効果入門(?)クラス】

 キミは『マジックライト・カスタム ― 放射効果線タイプ ―』を自分の背後の投射した……

【リヒター】のばあい……

ふ〜む、術は応用力か・・・なるほど・・・
ん?『マジックライト・カスタムー放射効果線タイプー』だと?
これは面白い!さすがは、視覚効果入門クラスを受け持っているだけのことはある!
やはり魔道師にとってインパクトのある登場シーンは不可欠!ではいくぞ!
 逆光の中に、キミのシルエットが浮かび上がった。その輪郭でキミの存在を主張しつつも、はっきりとは正体を悟らせない……それは絶妙の光量だった!
ふっ!この”黒の貴公子”リヒター・フォン・ラーズベルトにかかれば、
逆光を使った演出など、造作もないこと!ふはははははは!

【ソッポ&ダボン】のばあい……

 逆光の中に、キミのシルエットが浮かび上がった。その輪郭でキミの存在を主張しつつも、はっきりとは正体を悟らせない……それは絶妙の光量だった!

ソッポ 「ホウホウ。それなりにうまくいったようですな」
ダボン 「フガ。そのようじゃの〜」
ソッポ 「ところでこの魔法、他の方にかける場合のほうが難しいのでしょうか?」
ダボン 「ん〜?さて、どうなのかの〜。魔法をかけること自体はともかく、登場の技能がないとうまく映えないのかもしれんの〜」
ソッポ 「ホウ、ホウ。試してみたいところですな」
ダボン 「ん〜、まぁいきなり道行く人にかけたらびっくりさせてしまうかの〜」

【“暗黒の”ジェーラ】
 ふっ! さすがにこの私が教えただけあって、みんな一通りできているようね!(びしぃ!)
 あとは、ただ逆光を演出するだけじゃなくて、効果音や高笑いでギャラリーの注目を引き付けることができるようになるといいわね!
 それと!
 この魔法は、他の者にかけることも確かにできるわ。でも、そのときは、かける者がしっかりと演技指導をすることね! かけたときにどれだけ映えるかは、演出家の仕事でもあるのよ! (びしぃ!)


【そして……】

 講義を終えたプリムローズとミントとメースの3人は、この入門講座の間、教員室代わりに使っていた第1研究室に戻ってきた。(ちなみに、ジェーラはさっさとアルバイト(?)にいってしまった)

【ミント】

 ん〜っ 終わった終わった! お客もちゃんと来たし、ちゃんと魔法使えるようになってくれたみたいだし(^^)
【メース】
 姉さんが珍しくものを壊さなかったおかげで、余計な支出もなかったみたいですしね(^^)
【ミント】
 ……ふぅん……メース、あんた妹のクセにけっこう言うじゃない……(--;;
【プリム】
 ところで……ねぇ、ミント、第3研究室の中がかなりこんがりと焦げてたんだけど……誰がやったか知ってるよね?(--;)
【ミント】
 ……な…なによ、その、まるであたしがやったような目つきは……(^-^;)
【プリム】
 ほかに誰がやるの?
【ミント】
 あ…あたしはただ、講座に来たひとに教えるための魔法を、第3研究室で探してただけよ。
【プリム】
 んで、見つけた魔法を片っ端からためしに使ってみたってわけ?
【ミント】
 そんなことしてないわよっ! ……ただ、1個アレンジしてみたら暴走してしまっただけで……
【プリム】
 ……。修理代はミントもちだかんね。
【ミント】
 ちょっとぉっ! あたしは授業に必要だからやっただけで……っ!
【メース】
 ……ふぅ……
 赤字じゃないだけでもマシかもしれませんわね……


▼ あとがき (すずなりくるみ)

 というわけで、「魔法学校」改め「魔法協会」のイベントでした。
 「エクレア地方開拓史」第3期で中断して以来の、久しぶりのシナリオです。今回は、シナリオ復帰第1弾ということで、いろんな方法でのイベント進行を試してみました(^^;;

 いちばん大変だったのは、最後にやった“JavaScriptでの行動判定”です。…といっても、JavaScriptそのものは、ある程度大枠を作ってしまえば、あとは複写で済ませればよかったのでそんなにかかってないです。大変だったのは、ジャンプ先のページの多さ(^^;; 3回目の募集だけで、17個もページができてしまいました(^^;;
 さらに大変だったのはそのあとで、すでに行動結果が出てしまってるから、今度はマスターのリアクションで書くことがないという……(^^;;

 あと、今回の募集の失敗点。
 行動判定での結果の幅を設定するとき、8〜9割は普通に成功するようにしてたら……全員、普通に成功してしまったみたいで……(^^;; 誰も失敗や大成功(?)した人がいなかったために、ちょっと変化が乏しかったかなぁ…と(^^;; 次やるときは、も少し変化があるようにしますm(_ _)m
 あと、もう1つの失敗は……
 今回のイベントは、気づいた人は気づいたかもしれないけど、「スレイヤーズ」を元にした某ゲームを元ネタにしてます。とうぜん、シナリオの雰囲気も、SP14巻が出たことを記念して(笑)、スレイヤーズっぽいのを考えてました。でも、ページを書くときにかけてたCDは「A」とか「LOVEppears」(ともに浜崎あゆみ)。BGMの雰囲気がぜんぜん違うせいで、イメージが吹っ飛ぶ吹っ飛ぶ(爆) とりあえず、このページは「ふわり(林原めぐみ)」でリハビリ(笑)してから書いたものの、いまだに頭の中では「appears(浜崎あゆみ)」が流れてます(^^;; 次回はBGMもちゃんと選ばないと……

 ひとまず、今回のイベントはこれでEnd roll(End roll:「A」に収録されてる曲(^^;))
 来週か再来週あたりに別のイベントを作ろうと思ってますので、またよろしくお願いします。
 今回のイベントの感想とかを、メールやMLに送ってくれるとうれしいです。
 それでは(^^)/~

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