BIGLOBE補講編
パート1はBIGLOBE編です。
BIGLOBE編
少なくとも私の周囲でBIGLOBEユーザーは数十人…。
私が個人的にナンバー1としているBIGLOBEですから、はじめはこの
私のアドレス帳に載っているBIGLBOEユーザーには必見となる情報をこの補修のテーマと致します。
BIGLOBEユーザーはOutlook Expressを利用する場合、ひとつの契約で最大4つのメールアドレスを使うことができます。
これならOutlook Expressと他のメールソフト(PostPetなど)を併用することも可能です。
またビジネスとプライベートのメールを使い分けることも可能になります。
なお、BIGLOBEが9月からスタートした家族会員サービスとは切り離して考えてください。(家族会員サービスの契約なしで複数のメールアドレスが使えるのです)
用語と定義について
ちょっと説明がややこしくなるので、先に用語と定義について開設しておきます。
- OE
- Outlook Expressのこと
- メールアドレス
- goofy@m??.biglobe.ne.jp などのことです。??の部分はユーザーそれぞれ違います。
- メールアカウント
- 契約したプロバイダから与えられるメールボックスとその設定のことです。ひとつのメールアカウントで複数のメールアドレスがBIGLOBEでは手に入りるのですが…
- アカウント名
- メールアドレスの@(アットマーク)の前の部分です。メールアドレスが goofy@m??.biglobe.ne.jp ならアカウント名は goofy です。メールの設定でのユーザー名もアカウント名と同じです。
- 接続ユーザー名(ID)
- ダイヤルアップのユーザー名(ID)のことです。BIGLOBEなら abc54321 のようなIDのはずです。
- 受信サーバー
- メールを受信するときのサーバーのことです。このサーバーにログオンして届いたメールをダウンロードします。OEのメールアカウントの設定では受信サーバーのIPアドレスを設定する必要があります。
- 送信サーバー
- メールを送信するときのサーバーのことです。メールを送信するときは、このサーバーにメールを投函します。すると相手先のメールサーバーにメールが配信される仕組みになっています。OEのメールアカウントの設定では送信サーバーのIPアドレスを設定する必要があります。
- 受信トレイアシスタント
- OEには受信したメールの条件によって、個別のフォルダにメールを移動する機能があります。これが受信トレイアシスタントの役割です。
- ホームページアカウント
- BIGLOBEから取得したホームページの契約です。
http://www2.biglobe.ne.jp/~snagano/ の ~snagano から ~(チルダ)をとった部分(snagano)がアカウント名(ユーザー名)です。
一つ目のメールアドレス
これは通常に使っているメールアドレスとアカウントになります。
ちなみに一つ目のメールアカウントの設定を教えてくれというメールはご遠慮ください。
BIGLOBEのサポートセンターが親切丁寧に教えてくれると思います。玉川PC友の会の人は掲示板のほうでサポートいたします。
二つ目のメールアドレス
これが第一の裏技によって使うことができるメールアドレスです。BIGLOBEでメールアカウントを持っている人は誰でも二つ目のメールアドレスを使うことができます。
三つ目のメールアドレス
これが第二の裏技によって使うことができるメールアドレスです。ホームページをBIGLOBEで開設した人なら、三つ目のアドレスを使うことができます。
ただしwww2sサーバーでは動作しないことが確認されています。www2とwww2dでは動作が確認されています。
?つ目のメールアドレス
これは97年6月1日以前にBIGLOBE/meshのばりばりコース(15と50)を契約した人で、meshnetドメインのメールアドレス(meshメール)を持っている人が対象です。
meshnet.or.jpのドメインは99年3月までしか使えませんが、アドレスの meshnet.or.jp を mesh.ne.jp に置き換えるだけで99年4月以降も継続して使えます。
これが四つ目のメールアドレスになります。詳しくはBIGLOBEの会員情報をご覧ください。
このmeshメールと第二の裏技を組み合わせれば、99年3月までは5つのメールアドレスを使えることにもなります。
第一の裏技
二つ目のメールアドレスは 接続ユーザー名@biglobe.ne.jp になります。
接続ユーザー名とは、ダイヤルアップで接続するときのユーザーID(abc54321など)です。
注意する点は、一つ目と二つ目のメールアドレスは同じアカウントだということです。
つまり二つ目のアドレスにメールが届いても、一つ目のメールアドレスの設定でメールをダウンロードすることになります。
この場合、メールをダウンロードするだけなら、とくに設定はありません。
接続ユーザー名@biglobe.ne.jp に届いたメールは、そのまま一つ目のアカウント設定でダウンロードされます。
逆に二つ目のメールアドレスで送信するには、新しいメールアカウントの設定をOEでする必要があります。
送信する場合の設定は、「電子メールアドレス」を二つ目の 接続ユーザー名@biglobe.ne.jp にするだけで、あとはすべて一つ目のメールアドレスのアカウント設定と同じです。
第二の裏技
これはBIGLOBEで個人用のホームページを持っている人にしか使うことができません。
ただし www2s.biglobe.ne.jp のサーバーにホームページがある人はこれに該当しません(98年10月に確認)。
www2とwww2dにて動作は確認済みです(その他のサーバーにホームページを持っている方のご報告をお待ちしています)。
おおまかな仕組みはこうです。ホームページのサーバーが受信サーバーになり、そこにはホームページアカウント名でメールの受信ができるのです。
つまり http://www2.biglobe.ne.jp/~snagano/ というホームページのアドレスを持っていたら、snagano@www2.biglobe.ne.jp というメールアドレスになります。
ところが ホームページのサーバーはPOP3ではないので、OEなどのメールソフトでメールをダウンロードすることができません。
そこで、ホームページサーバーに届いたメールを一つ目のメールアドレスなどに転送します。
転送するためには、以下の手順で設定します。FTPの知識が必要ですが、ホームページを作成している人なら大丈夫でしょう。
- メモ帳で一行に転送先のメールアドレスを書いて、適当なファイル名で保存(ここでは仮に foward.txt とします)
- FTPソフトを起動し、いつものホームページをアップロードする設定でホームページサーバーに接続する
- FTPでログオンしたときのホームディレクトリ(public_htmlの一つ上の階層)に、メモ帳で保存したファイル(forward.txt)をアップロードする
- アップロードしたファイルの名前を .forward に 変更する
(このファイルが転送先を指定することになる)
これでメールがちゃんと転送されるかをテストしてみてください。
受信したメールをアカウントごとに仕分ける
例えば家族内でお父さんと娘が一台のパソコンを使っていて、今回の複数のメールアカウントを裏技で使うようになると、プライバシーなどの問題が出てきます。
このような場合には、フォルダごとにメールを仕分けしておくべきでしょう。方法についてはマルチアカウントの講座の受信トレイアシスタントの節で説明してあります。
また第一の裏技と第二の裏技では、受信したメールがどのメールアドレスに送られてきたかを判別するのは面倒なことです。
このような場合には受信トレイアシスタントで宛先とCCのメールアドレスで、届いたメールをフォルダで仕分けておいたほうがいいでしょう。
一人で二つのメールアドレスを使うときに、ビジネスとプライベートでメールを分別したい場合にも、この受信トレイアシスタントでメールをフォルダで仕分けすることができます。
道草(関係ない話)
最近、BIGLOBEはDNSサーバーも自動で設定するようになりました。ダイヤルアップの接続の設定で、133.205.xx.xxx というIPアドレスを指定せずに「自動」で大丈夫です。
こっちのほうが混雑時のストレスを緩和してくれるようです。
この次は
BIGLOBEと同様の方法で、InfoWebの一つの契約で2つのメールアドレスを管理するテクニックをやります。第一の裏技と同じなんですが…。
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